2018年10月9日火曜日

原発マフィア

船瀬俊介『原発マフィア』(花伝社)は原子力発電利権の問題を明らかにし、自然エネルギーへの転換を主張する書籍である。原発マフィアは都合の悪い事実を隠して原発を推進し、利益を得る連中を指す。
原発利権は多くの書籍が指摘するが、そこに秘密警察が関わっていたとする点が本書は詳しい。日本の原発推進者は「逮捕状なしでの逮捕、拷問などなんでもあり」の特高警察出身であった(29頁)。それが戦後はCIAの犬になり、原発を推進する。
ソ連のチェルノブイリ原発事故もKGBが真相を隠蔽したとする(70頁)。チェルノブイリ原発事故は作業員のミスや構造的な問題が原因であり、日本では起こり得ないと説明されがちであるが、本書は地震が原因とする。福島第一原発事故と重なる。
各国の秘密警察が原発を支えていることから、原発利権は巨大な警察利権と言えるのではないか。上が腐っているから、下も交通違反取り締まりノルマや交通安全協会利権、パチンコ利権が出てくるのだろう。
本書は福島第一原発事故での情報隠しを批判する。情報を出さない。質問に答えない。これも警察不祥事と共通する。

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