2018年7月29日日曜日

テイクツー第7巻

テイクツー第7巻では焼きそばソースを発端とするヤクザの抗争事件が勃発する。一方のヤクザの親分が無茶苦茶である。常識外れの主張を押し通す。抗争の泥沼化は必然である。若頭の林田与一には常識がある。常識的な提言をするが、親分には否定される。親分の異常性が際立っている。
ヤクザの論理に親が黒と言えば黒というものがある。本書の菊水会は、その論理通りの組織である。しかし、ヤクザ作品などで登場する真っ当なヤクザは、そこまで親分の理不尽な専横はない。どちらかと言えば、親が黒と言えば黒はダメなヤクザ組織を象徴させている。そして、このような体質はヤクザに限らない。公務員組織など日本の古い体質の組織に広く見られるものである。ヤクザの反社会性ではなく、特殊日本的集団主義の問題である。

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