2017年11月2日木曜日

佼成病院裁判・上告理由書

#立正佼成会附属佼成病院裁判 #自己決定権 #医療
立正佼成会附属佼成病院裁判の上告理由書を日本海賊TV『金八アゴラ』で取り上げた。上告理由は大きく三点である。最善の医療を受ける権利の侵害、自己決定権の侵害、審理不尽である。前二者は新しい人権であるが、アプリオリな人権論ではない。医療者の義務を認めた最高裁判決を根拠に議論している。ある人に義務があることは、相手から見れば、その義務をさせる権利があることになる。東急不動産だまし売り裁判で消費者の権利を主張できたのは、東急不動産が不利益事実の説明義務を果たさなかったためである(林田力『東急不動産だまし売り裁判こうして勝った』ロゴス社)。
新しい人権を裁判所が認定することにハードルがあることは否めない。市民感覚と裁判所に開きがあるが、それは誰かに権利を認めることが他者に義務を命じることになるためである。この点で上告理由書は義務を認めた最高裁判決から論じており、義務を認めることに問題ない。これが上告理由書の特徴である。番組では最高裁が弁論を開いて欲しいとの声が出た。

0 件のコメント:

コメントを投稿