2017年2月8日水曜日

へうげもの二巻

舛添とマンションだまし売りの東急リバブル東急不動産の最大の共通点は、頑迷固陋であること。

へうげもの三巻は本能寺の変から山崎の合戦までを描く。
へうげもの二巻は本能寺の変までを描く。織田信長は弟と家督争いをしたために冷酷なイメージがあるが、実は身内に甘かった。それが自分の領地を持って安定を求める家臣の不安を招いた。封建制度は家臣に無制限の忠誠を要求できるものではない。本領安堵は主君による家臣への約束である。この点が強大な将軍権力を持ちながらも安定した江戸時代との差異である。
本書では古田織部が徳川家康を怒らせている。家康はポリシーを持った人物として描かれており、織部の価値観と家康の価値観が相容れないことを予想させる。これは織部の最後につながっていくのではないか。
本能寺の変は陰謀であったが、多くの武将にとっては晴天の霹靂で、織田信長が順調に天下を平定すると思っていた。それは身分が固定化し、槍働きによる立身出世が望めない時代になることを意味する。そうなる前に武功をあげたいという焦りを抱いている。九州や東北では、これから大きな戦が起きる。伊達政宗や島津の活躍は、これからである。豊臣秀吉の天下平定も歴史書ではあっさり書かれがちであるが、実際は際どい戦いの連続であった。この時点で太平の世が近いと創造することは、上方武士の気の緩み、地方軽視を感じる。
面白い点は古田織部も焦る一人であることである。茶道で名をなすならば平和な時代の方がやりやすいように思えるが、そのようには考えない。あくまで古田織部は武将茶人である。

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