2016年10月14日金曜日

六本木鉄パイプ落下とガーラ・グランディ木場

FJネクストのガーラ・グランディ木場(江東区東陽)は隣地境界スレスレに建設する悪質マンションである(林田力『ガーラ・グランディ木場不買運動』枕石堂)。境界スレスレのマンション建設は危険である。その危険性を裏付ける事故が東京都港区六本木3丁目の11階建てマンション工事現場で起きた。2016年10月14日午前9時55分頃に工事用の足場の解体作業中、10階部分から鉄パイプが落下し、工事とは無関係の通行人が死傷した。鉄パイプは歩道を歩いていた70代男性の右側頭部に突き刺さった。男性は意識不明の重体で病院に搬送されたが、間もなく死亡が確認された。

初報では金属片が落下と報道された(「東京・六本木で金属片が落下 通行人に直撃」日本テレビ2016年10月14日)。実際は長さ約1.9メートル、太さ約3センチの鉄パイプである(「六本木・工事現場 鉄パイプが落下し頭部貫通、男性死亡」TBS 2016年10月14日)。金属片とは大きくイメージが異なる。串刺しとは恐ろしい。10階ほどの高さから落ちたために相当なスピードが付いて落下したことになる。予測不可能、回避不可能である。想像しただけでも身の毛がよだつ。

一緒に歩いていた70代の妻も鉄パイプが腰に当たり、負傷した(「六本木のビルから鉄パイプ落下、通行人死亡 解体作業中」朝日新聞デジタル2016年10月14日)。老夫婦が仲良く歩いていたところ、突然上から鉄パイプが襲ってきて旦那さんが亡くなることを想像すると、やりきれない。

目撃者は「男性が倒れていて血だらけだった」と語る(「鉄パイプ落下 通行人に突き刺さり死亡」日本テレビ2016年10月14日)。近くを歩いていた女性会社員は「男性の『うわー』という叫び声が何度も聞こえ、多くの人が集まっていた」と話していた(「<鉄パイプ落下>男性死亡 現場で叫び声何度も 六本木」毎日新聞2016年10月14日)。

現場は東京メトロ日比谷線六本木駅から北東約300メートルの六本木通り沿い。ビルの1、2階は事務所や店舗が入り、3階以上はマンションになっている。工事はマンションやビルの改修工事を行う会社(本社・川崎市)が請け負っており、現場には数人の作業員がいたという。警視庁麻布署が業務上過失致死容疑で関係者から事情を聴いている。安全管理に問題がある。故意の殺人罪の可能性もある。

Twitterでは以前から問題ある現場であったとの指摘がある。「六本木の事故現場、工事の兄ちゃんが前々から工具とか投げまくってて危ないと思ってたからさっき麻布署に通報したんだけど「以前からも通報がありました」って返事。死人出る前に警察もちゃんと仕事しましょうよ」

類似事故の指摘もなされた。「名古屋駅前のビルの改装工事現場前の歩道を歩いていたら、顔の目の前にドライバーが落ちて来た事がある。こういう事例が意外と多いのではないか」

遠隔地の業者に依頼することを問題視する指摘もある。「川崎の業者なんかに頼むからだよ! 労働者の雑でいい加減な性格が出てるじゃん」。ガーラ・グランディ木場工事の解体工事も埼玉県川越市の環匠が受注している。
http://www.hayariki.net/index.html
他にTwitterでは以下の指摘がある。「六本木の現場で足場の解体途中に単管が落ちて通行中の男性の頭部にぶっ刺さったそうです。 歩いてる側は気をつけようがないというか 保安員の配置とかどうなってたんでしょうか。 足場屋はゼネコン絡んでない限り保安ケチるイメージがある」

「頭に単管ぶっ刺さるとか六本木って怖い。そもそも足場の管理どうなってんだよ。労働災害どころか殺人か」

「180cmの足場パイプが30m上から降ってきたんじゃ、たとえクルマの中だったとしても、どうだろう」

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