2016年10月27日木曜日

ホープ第2号はエキタス特集

希望のまち東京in東部のウェブマガジンhope第2号はエキタスを特集します。ブラック資本主義などを論じています。エキタスは最低賃金1500円などを掲げる新しい若者らの運動です。hopeは希望のまち東京in東部のウェブサイトから閲覧できます。希望のまち東京in東部で検索して下さい。
私がエキタスを評価する点は自分達のニーズに対してストレートな要求を出している点です。低賃金で生活に苦しいから最低賃金引き上げを求めます。これは至極当然な求めです。ところが、運動界隈では至極当然な求めにならないという不可思議な現象があります。貧困対策と言えば失業保険や生活保護など社会保障の充実にばかり関心が向かいがちです。しかし、それらは現実に貧困に苦しむ若年層や現役世代にとって使い勝手の良い制度ではありません。運動界隈が社会主義や福祉国家のドグマに浸かって、弱者のためと言いつつも、市場経済に生きる若年層や現役世代の求めるものから遊離してしまいがちです。出てきそうで中々出てこない賃金をあげるという運動に大いに期待します。
一方、賃金を増やしたいならば労働組合を結成して団体交渉することが伝統的な労働運動の発想です。しかし、その労働運動の恩恵とは無縁な周辺労働者は一億総中流幻想の時代から存在しました。それが拡大したのが現代のワーキングプアです。労働運動的なアプローチだけでは、こぼれ落ちる労働者が絶対に出てくるのではないかとの思いがあります。集団的労働関係をすっ飛ばし、全労働者に一律に適用される最低賃金アップを求めることは現場の気質に合っています。

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