2016年9月19日月曜日

佼成学園BYODの欺瞞

新興宗教団体・宗教法人立正佼成会の関連団体・学校法人佼成学園が経営する佼成学園中学校・高等学校は2016年度から「BYOD」方式での全生徒1人1台のiPadを導入する(「いくぜ!1人1台BYOD!佼成男子の男気チャレンジ」ICT教育ニュース2016年8月24日)。しかし、この佼成学園BYODは欺瞞である。

BYOD (Bring your own device)は従業員が個人保有の携帯用機器を職場に持ち込み、それを業務に使用することである。ところが、佼成学園BYODはiPadを個人所有で一斉購入し、それを学習以外に使用できないように設定する。これは学校指定の教材購入と変わらず、BYODではない。一斉購入のiPad以外に、自宅で使用しているiPadの使用も認める点はBYODであるが、既存のデータは全て消去し、設定はすべて学習専用仕様にリセットしてしまう。

BYODの利点は大きく二つある。第一に自分で利用したい機器、使い慣れた機器を選択できることである。ところが、佼成学園BYODはiPad限定であり、Windowsタブレットなどは最初から排除されている。

第二にBYODは私用の通信でも利用する機器を利用することで、複数の機器を持ち歩く必要がなくなり、生産性が向上するメリットがある。ところが、佼成学園BYODでは学習以外の利用ができず、個人保有とはいえ学校専用になってしまう。立正佼成会に都合の悪い情報をフィルタリングすることにも使われうる。

宗教団体の関連教育機関が、一見するとBYODという緩そうな言葉を使用して管理強化を進めていることは恐ろしい。BYODは個人の自由を拡大する仕組みなのに、ここでは反対の方向に使われている。佼成学園のiPad施策は全体主義的である。北朝鮮のようである。それを男気と評することも気持ち悪い。
http://hayariki.net/poli/kosei2.html
この佼成学園高等学校は菅直人元首相の息子の菅源太郎氏が入学している。民主党・民進党と立正佼成会の関係が取り沙汰されているが、ここにも接点が存在した。蓮舫議員が代表になることで民進党への立正佼成会の影響が強まることが懸念される。民進党が第二幸福実現党になってしまう。宗教団体から中立的な健全野党を新たに作った方がいいのではないか。

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