2016年7月27日水曜日

爆買い終了

『ラ・ミッション』は幕末の江戸幕府フランス軍事顧問団の副団長ジュール・ブリュネを主人公とした歴史小説である。ブリュネは幕府の近代的陸軍「伝習隊」創設を指導し、戊辰戦争では五稜郭で戦った。
ブリュネは熱い男である。戦友を大事にするという意識がある。長いものに巻かれるズルさとは対照的である。このような熱いキャラクターは、著者の小説の定番である。そして敗者を描きながらも、清々しさを与える点も著者らしい。
本書はフランス人の視点で書かれている。フランス語ではHを発音しないため、横浜はヨコアマ、函館はアコダテと表現される。これによって歴史小説として定番の幕末物ながら、新鮮さを出している。
当時の欧米人にとって日本の政治は理解困難と思われるが、本書のブリュネらは自国の封建時代と重ね合わせることで、かなり正確に理解している。文明人には理解できない野蛮人という傲慢さはない。
薩摩長州は理不尽である。反攻せずに恭順を唱えた徳川慶喜も無責任であり、理不尽である。外国人の視点で語られると尚更、理不尽さが浮かび上がる。

東急プラザ銀座のような爆買い依存の小売りは破綻した。爆買いは終了した。ハイソであるという幻想で飯を食べている百貨店らが、その看板を自分らで叩き割って生々しさしかない発展途上国の人間専用のお店に早変わりしてしまった。自滅である。もう中国では転売対策されたから爆買いは終了。追い出された日本人客は戻ってこない。自業自得としか言いようがない。

自民党都連会長・石原伸晃経済再生相は「自分の言うことを聞かなかったら、その聞かなかった連中が悪いんだというような方を」と批判するが、ブーメランである。言うこと聞かない奴は一族郎党除名処分を公式に言い出したのは自民党である。

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