2016年6月6日月曜日

桝添要一東京都知事の公私混同

声明は先の東京都知事選挙の細川護煕勝手連問題に言及する。支配権力の分裂策動に乗っかってしまった人々と捉えている。これを細川勝手連支持者がどのように受け止めるかが問題である。
私は先の東京都知事選挙に際して細川護煕勝手連の脱原発至上主義などを誤りであると強く批判した。それに比べると声明は一見優しいように感じられる。しかし、分裂策動に乗せられたという指摘は相手の人格への侮辱に感じる向きもある。私も「謀反者になることはいいが、謀反者に祭り上げられることは御免だ」という矜持に共感する。そのような立場にとって声明のような論理は、あなたの考えは間違っていると言われるよりも腹立たしいものである。従って、声明は先の都知事選で生じた溝を逆に拡大させる可能性もある。
とはいえ、この点をもって声明を批判するつもりはない。「わたしが東京を変える」も先の都知事選では分裂に傷ついた。しかも、次の都知事選に向けて反対の立場からの策動が水面下で始まっていると聞いている。「わたしが東京を変える」のような立場としては先制攻撃の意味がある。
もう少し宇都宮、細川両候補に距離を置いた立場から両支持者の融和を目指すことは他の団体の役割である。都民参加への模索連絡会である。残念なことは、そこが機能不全に陥っていることである。
声明は桝添要一東京都知事への批判の高まりに対して、粛清という表現を用い、必ずしも好意的な評価を下していない。これは桝添知事に怒れる人々と温度差のある左派左翼の空気を表している。私は目の前の社会悪に怒らず、社会を構造的に見ようとする左派左翼の体質は克服すべきと考える。ブラック企業や貧困ビジネス、イジメ、危険ドラッグなど怒るべきものに一緒に怒るところからイデオロギーを超えた運動になると考える。

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