2016年3月10日木曜日

江戸川区で大河原まさこさんと話そう

「大河原まさこさんと話そう!身近な国政のはなし」が2016年2月28日(日)、江戸川区のタワーホール船堀で開催された。江戸川・生活者ネットワークと江東・生活者ネットワークの主催である。タイトルに「身近な国政のはなし」とあるように、大河原さんの話は身近な生活者の視点と国政課題がつながっていた。その中で印象的なものを二点あげる。

第一に政党内では予算をとってくる議員が有能と評価されるとの指摘である。大河原さんは八ッ場ダムや外環道など公共事業の問題に尽力されている。しかし、大河原さんのように無駄な公共事業など税金の無駄遣いをなくそうという活動をする議員の評価は低いという。

これは深刻な問題である。深刻と感じる理由は腐敗した保守政治だけの問題とは言えないためである。伝統的な革新勢力さえも生活保護受給をとってくるというようなところに情熱を傾けるところがある。歴史的には国王が勝手に増税をしないように議会の承認が必要とされた。国民の代表者である議員が承認することで国民に不利益な決定を回避できるとの発想である。ところが、現代では議員が財政肥大化の抑制役どころか推進役になりがちという矛盾がある。民主主義のあり方を問い直す必要がある。

第二に比例代表制についての指摘である。比例区は市民にとって未開拓地である。労組などの組織候補やタレント候補が優位である。多くの有権者は政党名で投票するが、それは政党への白紙委任になると話された。この話を聞いて比例代表制度は恐ろしいと感じた。

選挙制度の問題を論じると、小選挙区は死票が多く、得票率と議席数の解離が大きいとの批判が出てくる。この問題意識からすると得票率通りの議席数を実現する比例代表制が最高の解に見える。しかし、これだけ無党派層が多い日本で政党にお任せという選挙制度が良いものか疑問が生じる。
http://www.hayariki.net/poli/ookawara.html
日本国憲法上の要請も議員を投票することであって政党を選ぶことではない。参議院比例選挙において候補者名で投票できることの意義を確認した。

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