2016年2月17日水曜日

立正佼成会附属佼成病院裁判

立正佼成会附属佼成病院裁判
患者は、自分の体に行われることを知る権利があります。また患者のプライバシーの保護のため、欧米の病院では、病状や治療方針は先ず患者本人に告げます。その後患者の了承を得てから家族などに説明します。患者の生死によって、相続の問題や会社の後継者問題が絡み、利害関係などが生じて患者に損害を与えるのを防ぐためです。
 しかし、日本の医療現場では、患者本人より先ず家族に患者の病状や治療方針を説明します。実際、高齢者は家族の要請があれば治療を中止されひそやかに死んでいました。
 原告は、病院提出のカルテを見るまで母の治療が中止されたとは夢にも思いませんでした。脳梗塞で入院した母は、兄夫婦の治療拒否によって酸素マスクもされずことさら苦しめられて命を縮めて絶たれました。入院から僅か83日です。
 平成19年5月に厚労省より「終末期医療の決定に関するガイドライン」ができました。本件は、患者の利益・治療に最善が尽くされたのか、治療中止決定の手続きはガイドラインに沿って適正になされたのかを問われています。
 89歳で亡くなった窪田空穂は、『最終の息する時まで生きむかな生きたしと人は思うべきなり』・・・ もっと生きたい。生きむかな。と歌に残しています。
 高齢者虐待が社会問題となっています。高齢者の「命」の尊厳を守る重大な裁判が開かれます。
 2016年4月13日(水)11:00 東京地裁610法廷(霞が関A1出口1分・傍聴自由)
http://beauty.geocities.jp/souzoku_nakano/

0 件のコメント:

コメントを投稿