2015年10月13日火曜日

患者が意思無能力者の場合の代理決定

「患者が意思無能力者の場合の代理決定」 
 具体的に誰が同意、拒絶権者になるのかについて注意すべきことは、「診療契約」の当事者の問題とは異なることである。たとえば医療を要する患者のために第三者が医療機関と契約し、医療費の支払い等の債務を負担する場合でも,その第三者が患者に行われる具体的な治療行為に与える許諾が、治療行為の合法性を決するものではないことはいうまでもない。診療契約の問題と同意権限の問題を混同してはならない。
 病者が、事態に即した決定を下す能力がないということは、誰一人助ける者もなく、その運命のままにされてよいという結果をもたらしてよいことにはならない。医師が必要と考える治療を行わないことが医師の義務違反なのであり、代理人の意思と無関係に、医師は治療の権利と義務を有する。
「高度に個人的な保護価値」に関して被害者の承諾意思の代行は、認めることはできないはずである。自然法によれば何人も他人の生命、健康を放棄することは許されないのである。
 高齢者治療中止裁判11月25日(水)10:30東京地裁610法廷 霞が関A1出口1分 傍聴のお願いです。
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