2015年9月27日日曜日

立正佼成会附属佼成病院裁判・第6回口頭弁論

立正佼成会附属佼成病院裁判・第6回口頭弁論
立正佼成会附属佼成病院裁判・第6回口頭弁論が2015年9月24日、東京地方裁判所803号法廷で開かれた(平成26年(ワ)第25447号・損害賠償事件)。母の治療を十分に行わなかったとして、長女が長男夫婦と病院経営組織の立正佼成会に損害賠償を求めた訴訟である。

裁判長が矢尾和子裁判官に交代し、弁論を更新した。陪席裁判官は五十嵐章裕裁判官、石川紘紹裁判官である。口頭弁論の冒頭で原告本人が一分程度、口頭で主張した。

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もがく思いで息をしなければならない苦しさは最悪です。人間息ができないことほど苦しい状態はない。水に溺れた時の状況を想像してみてください。

私の母は、目をむき出して必死に息をしていました。大病院に入院している高齢者を酸素マスクもせずに、ことさら苦しめて死に至らしめました。

『苦痛緩和のための措置』はもともと『死期を単に延長する措置』には含まれません。たとえ死期が迫っていても苦痛が緩和されれば一日、半日でもこの世に生きていることは貴重だと感じることは当然です。

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被告病院は準備書面を陳述した。原告は準備書面を陳述した。被告長男は次女の陳述書(丙C7号証)を提出した。原告は入院中の母親の手書きノート(甲C3号証)を提出した。このノートは7月15日に書かれたもので、当時の母親が字を書けるほどの健康状態であったことを証明するための証拠である。

病院のカルテは原告が証拠として提出し、その後に被告病院が訳文付で提出した。病院提出の証拠を採用し、原告提出の証拠は欠番とする。但し、原告は書面に原告提出証拠の頁数で引用しているため、資料として綴じ、必要に応じて参照する。また、病院提出証拠は頁数が振っていないため、頁数を付したものを再提出し、再提出後に差し替えることにした。

原告代理人の萩尾健太弁護士は以下の主張をした。被告長男は5秒に一滴の経管栄養を4秒に一滴に早めた。これは30分も早めることになる。消化器に大きな負担を与える。経管栄養は誤嚥に注意しなければならない。経管栄養はスピードを早めることは大きな問題である。嘔吐、肺炎という因果関係がある。肺炎から敗血症になることの因果関係は準備書面4頁に書いた。「一旦嘔吐があると、吐瀉物の誤嚥により誤嚥性肺炎が生じる」

延命治療は、手書きノート(甲C3号証)を根拠に本人が文字を書ける時期もあったとして、その時期に延命治療について意思確認をしないことは不当と主張した。

次回口頭弁論は以下の通りである。書面などの提出期限は11月13日まで。原告は被告病院への反論を提出する予定である。
http://beauty.geocities.jp/souzoku_nakano/kosei6.html
日時:2015年11月25日(木)10:30開始
場所:東京地裁610号法廷

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