2015年7月24日金曜日

東急東横線渋谷駅が水浸しに

東京急行電鉄(東急電鉄)東横線渋谷駅が2015年7月24日午後の大雨で水浸しになった。午後4時頃に駅員が地下の改札付近が水浸しになっているのを確認し、出入口を閉鎖した(「東急東横線渋谷駅 構内の一部が水浸しに」日本テレビ系2015年7月24日)。宮益坂の出入口からは雨水が入り、宮益坂中央改札付近が浸水した。午後6時になっても、水が引く様子はない(「豪雨の影響で東京・渋谷駅で浸水 9番出入り口が封鎖 水浸しに」産経新聞2015年7月24日)。

浸水の対応は原始的である。土のうを使って水が入りこむことを防止している。作業員がモップなどを使用して、たまった水をはき出したり、スポンジで吸い取ったりしている(「東京・渋谷駅の地下改札付近が水浸しに」NHK 2015年7月24日)。

午後4時45分頃には東横線渋谷駅で「人が線路内に入っていくのを見た」との連絡があり、東横線の運転を見合わせた。同線は渋谷—武蔵小杉駅間の上下線で午後5時半頃まで運転を見合わせた(「東急東横線、一時運転見合わせ」読売新聞2015年7月24日)。

東横線渋谷駅は2013年3月に地下化したが、不便になったと不満の声が出ている(林田力『二子玉川ライズ反対運動15風対策プロジェクト』「東急の私物化で渋谷衰退」)。ビッグデータとして、SNSのデータを分析していた東急百貨店は、東横線渋谷駅の地下化に伴う不便について、「東急死ね!」といった声が多くあることに気がついたという(山田祥平「ビッグデータに死ねと言われた東急」PC Watch 2014/2/14 )。

東横線渋谷駅は災害面でも脆弱さが明らかになった。東急電鉄の水害への考慮不足は世田谷区玉川の二子玉川ライズに対しても批判された。住民らは二子玉川ライズが洪水被害を増大させると訴えている。東横線渋谷駅の無策ぶりを見ると住民の主張に説得力が増す。

東横線渋谷駅の設計者は安藤忠雄氏である。安藤忠雄氏は新国立競技場設計コンペの審査委員長として、女性建築家ザハ・ハディド氏の設計案を最優秀とした。このため、Twitter上では国立競技場に絡めた批判が出ている。

「渋谷駅水浸しかぁ。新しい施設なのにデザイン重視で動線も危険回避も全く犠牲にされた駅がこのざまなんだから国立競技場も推して知るべし」

「東横地下改札付近が水浸しだとか。ついこの間、通過したが、実にまあ不愉快な場所だ。しかしそれにしても水浸しとは一体どこの馬鹿野郎が設計したんだろうかね。まさかそんな出鱈目な野郎にまともな仕事発注する所なんかある訳はないよな」
http://www.hayariki.net/tokyu/shibuya2.html
新国立競技場への批判の高まりは、「巨大な建物で国威発揚」という思想の古さへの反発もある。安藤忠雄氏は日本コンクリート工学協会主催で「人からコンクリートへ」と題する講演を行ったほどであり、いかにも前時代的である。二子玉川ライズやブランズシティ久が原など東急の開発も前時代的である。東急は住民無視・消費者無視の体質を改めなければならない。

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