2015年5月26日火曜日

やりたい政策

私の観点では、やりたい政策か勝てる政策かとは少し違います。私達の一番ユニークな政策は空き家活用ですが、これは社会主義と親和性のある伝統左派の政策(公営住宅供給)からは少し外れていると思います。民間や市場に寄った面があります。やりたい政策自体が伝統左派の政策そのものではないと考えています。だからこそ政策を策定する意義があると思います。
それが伝統左派の枠内に収まるものか、伝統左派と新自由主義の双方を取り入れたものかは一つの論点になると思います。私は後者寄りで、自己責任論の克服を命題にするとしても後者を考えます。現実問題として空き家活用でも、賛同するのは前者ばかりという実態は認識する必要があります。それでも、前者の枠内で新しい立場と自己規定してしまうと、前者の分派となり、ものすごく狭くなってしまうのではないかと懸念します。前者と後者を含むという心意気を持ちたいです。
ただ、最近あるSF小説を読んだのですが、新自由主義の全体主義というものも成り立つのではないかと感じました。そのように考えると今の日本でロシア革命のようなものが起きる可能性は低く、新自由主義的な全体主義だけを警戒する姿勢にも一定の合理性を認めることができます。一方で世の中の新自由主義批判の大半が、そこまで深く考えてのものとは思えません。脊髄反射的に新自由主義を嫌っているだけだと。そのようなものであるならば、現状維持か改革かという問題提起も共感したくなります。

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