2015年5月9日土曜日

高齢者医療 治療拒否・中止事件 傍聴のお願い

高齢者医療 治療拒否・中止事件 傍聴のお願い

2015年5月27日(水) 10:00 610法廷 東京地裁
平成26年(ワ)第25447号  損害賠償事件  第4回口頭弁論

自己の「命」に対する決定権を侵害された事件です。人間の命は平等であり、年齢、健康、罹病の隔てなく、何人も侵すことのできない絶対的権利です。
脳梗塞で入院・リハビリをしていた私の母は、兄夫婦の治療拒否によって入院から僅か83日で命を絶たれました。独断で母の治療を拒否した兄夫婦と、兄夫婦に安易に従って治療を中止した病院を一緒に訴えた裁判です。
母は半身不随になって車椅子になる。これからは、私が母の世話をして親孝行ができる、と思っていました・・・。患者本人にも、また毎日のように病院にお見舞いに通っていた長女である私にも内緒で治療が中止されたことは納得いかないです。
これが許されるなら秘密裏に殺人ができてしまいます。半身不随の高齢者は死んでもいい等、高齢化社会が進む中で大きな問題だと思います。

厚労省作成「終末期医療の決定プロセスに関するガイドラインでは、患者の意思の確認ができる場合については、「インフォームド・コンセントに基づく患者の意思決定を基本」とするとした上で、「治療方針の決定に際し、患者と医療従事者とが十分な話し合いを行い、患者が意思決定を行い、その合意内容を文書にまとめておくものとする。」と定めている。
被告病院は、患者に意識があり意思表示できる状態でありながら、患者に確認をせず、治療中止の決定をするなど患者本人の意思確認を怠ったこと。
また被告病院は、家族に対しても延命治療についての十分な説明、協議、同意をとる等ガイドラインに沿ったインフォームド・コンセントをしていない。
「ガイドラインでは、家族が患者の意思を推定できない場合には、患者にとって何が最善であるかについて家族と十分に話し合い、患者にとっての最善の治療方針をとることを基本とする。」としている。
http://beauty.geocities.jp/souzoku_nakano/
患者が苦しくないようにケアもせず、酸素マスクなど必要な延命治療を実施せず、あるいは中止した被告病院の一連の行為は、ガイドラインに違反するものです。
高齢者の「命」の重みを訴えた裁判です。ぜひお時間を作っていただき傍聴のご支援をお願い申し上げます。

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