2015年5月2日土曜日

林田力書評・白竜

#書評 #読書 #レビュー #マンガ
『白竜』最新刊は「剛野純情」である。敵役の剛野組長が主人公の話である。これまでも剛野組長を主人公とするスピンオフはあった。実は本編以上に面白い。白竜はチート過ぎるところがあり、最近では敵も現実離れしてきている。このため、剛野組長を主人公としたスピンオフの方がヤクザ漫画のリアリティーがある。
剛野組長は序盤で理不尽なパワハラを繰り返し、若頭から造反されたが、その後はキャラクターが立ち、ヤクザとして筋の通った存在になった。今回もヤクザの筋を通している。現実のヤクザは反社会的な存在であるが、関東連合などの半グレ・ヤンキーのような、どうしようもない社会悪と異なり、任侠漫画として物語としてはヒーローになる余地がある。

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