2015年5月2日土曜日

江東区東陽で『ニート選挙』上映会3

江東区東陽で『ニート選挙』上映会
『ニート選挙』は政治について考えさせられる。主人公には頭の固い保守層が立ちふさがる。商店街会長や二世議員である。ただ、少しステレオタイプに描きすぎている感がある。エンタメ作品としては面白いが、現実の二世議員は、むしろ政治家の行動が染み付いており、腰が低い人が多い。教条的な左翼運動家などより人間的には好感を抱ける人に見える。だから現実政治は政治の腐敗が叫ばれても保守優位の選挙結果になりがちである。

商店街会長に至っては主人公と本質的な対立構造にない。主人公側が適切な根回しをすれば、最初から協調することも可能であった。現実は商店街役員側が開発利権につられて、地域経済を衰退させる大型開発を推進するような抜き差しならない利害対立がある場合もある。大規模ショッピングセンターの誘致や商店街を分断する大型道路の建設などである。
http://akiba.geocities.jp/uchuubaka/neet.html
面白い点は、拉致問題と脱原発問題に関心のある、おばさんを登場させていることである。二人からネット右翼とネット左翼をイメージした。主張内容は正反対でも原理主義的なところは似た者同士である。主人公のように逃げ出すことが正解である。一方で二人が一緒に仲良く活動し、「勉強します」というレベルの主人公を応援する展開はリアリティーに欠ける。周囲の人物が主人公を称揚する主人公補正である。
Improving Voter Turnout Articles about Hope Town in Eastern Tokyo (Japanese Edition) [Kindle Edition]
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