2015年3月18日水曜日

金曜8時は今週のふりかえり第14回「東日本大震災から四年」

日本海賊TVは2015年3月14日、「金曜8時は今週の振り返り」第14回を放送した。今回は東日本大震災から四年、北陸新幹線開業、安全保障法制整備、消費者態度指数、鳩山由紀夫元首相のクリミア訪問をテーマとした。ゲストは山内和彦氏、増井麻里子氏、井筒高雄氏である。司会は林田力である。

東日本大震災から四年も経つが、被災地の復興は進んでいない。国民は復興税を負担しているが、官僚の好き勝手に使われ、被災地の役に立っていない。公共事業などハード中心で、ソフト面が軽視されている。

関東大震災や東京大空襲後の復興のように政治が都市計画を主導すべきではないか。地元を無視した国主導では、巨大防潮堤のような無駄が押し付けられないか。住民の合意を得ることは大切である。一方で合意を得なければ進められないならば何も決められないということになりかねないという問題もある。

北陸新幹線が開業する。地元産業界は経済効果に期待するが、逆の懸念がある。在来線が第三セクターになり、運賃値上げや本数削減など住民は不便になる。東京から金沢への日帰り出張が可能になり、金沢のビジネスホテルは打撃を受ける。

ヨーロッパでは鉄道は採算性だけではなく、住民の必要性を考慮して建設維持している。日本も過去の国鉄時代は採算性を度外視して陸の孤島の解消など、もっともらしい理由で路線を新設し、膨大な赤字を生み出した。本当の意味で住民のためという発想が日本の官僚に可能か。

ヨーロッパでは空港や高速道路の近くに鉄道ターミナル駅を作るなど公共交通の連携が考えられている。日本では鉄道、道路、空港の監督部署が異なり、バラバラである。

安倍政権は安全保障法制の整備を進めている。十分な議論がなされていないのではないか。現場が求めているものではないのではないか。政権の思惑だけで進められているのではないか。邦人救助が果たして可能なのか。米軍の特殊部隊でも失敗している。それを自衛隊にできるのか。

尖閣諸島奪還のために水陸両用車を大量購入することも疑問である。空爆や艦砲射撃で攻撃する。海上を封鎖して孤立させる。あまり水陸両用車の出番はない。現場を知らない政治家の思いで進められている感じがする。

消費者態度指数が改善している。内閣府は2015年3月12日に2月消費動向調査を発表した。一般世帯の消費者態度指数は前月から1.6ポイント上昇の40.7となった。原油安の影響がある。

アベノミクス批判者の論拠が弱まった。第三極的な立場から、第三の矢にしっかり取り組めという批判は成り立つ。福祉国家的な立場からはバラマキ批判は自己矛盾になりかねない。資金を循環させてパイを大きくするというケインズ的な発想は行き詰まっているのではないか。

大塚家具は創業者で父親の勝久氏と娘の久美子氏が経営権をめぐって対立し、ワイドショーの話題になっている。経営方針の相違があるならば分社化して別個に取り組めばいいのではないか。
http://akiba.geocities.jp/uchuubaka/friday14.html
鳩山由紀夫元首相がクリミアを訪問し、ロシア寄りの発言をした。旅券を没収されたら移住するとまで言っている。鳩山邦夫元総務相は「いよいよ『宇宙人』になった。少なくとも日本人ではなくなった」と兄を批判した。鳩山由紀夫氏の東アジア共同体構想は評価していたが、今回は失望した。アメリカ従属からの脱却を志向する政治家はロシアや中国べったりになってしまうのか。

ロシアとは北方領土問題が解決すれば関係を強化できるのではないか。シベリア抑留の不信感は根強い。その世代は亡くなっているのではないか。靖国神社などで継承しているのではないか。

日本領空への戦闘機の接近はソ連時代と変わらずロシアが多い。中国の領空接近は報道されるが、南西諸島など限られた範囲である。ロシアは日本全土をターゲットとしている。東日本大震災直後にも領空に接近した。現在でも最大の軍事的脅威はロシアである。自衛隊は南西シフトしているが、危うさを感じている。日本のネット右翼も中国や韓国を蔑視するが、あまりロシアを叩かない。

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