2015年2月12日木曜日

二子玉川の環境を守る会総会

-- 二子玉川の環境を守る会は2015年2月11日、世田谷区用賀の玉川台区民センターで総会を開催した。同会は東京都世田谷区玉川の再開発・二子玉川ライズの住環境破壊などの問題に取り組む市民団体である。裁判は全て終結し、再開発ビルも竣工したが、問題は残存している。総会には川崎市の武蔵小杉や足立区の千住で開発問題に取り組む人々も参加した。江東区から林田力が末席を汚した。

最初に飯岡三和子氏が裁判と運動をまとめた。公共の福祉の名の下に多額の税金が投入されて再開発が行われているが、二子玉川ライズの公共性とは何かを裁判で追及してきた。意見書、意見陳述も多くの人々に呼びかけた。都市計画法自体がおかしいとして法改正運動につながる。再開発は儲け事業であると認識させられた。

二子玉川ライズの公共施設は区民会館のようなものではなく、道路であった。再開発は風害など住民に害のみを与える。冬は日照が阻害されて寒い。対策させるまではいっていない。地域で連携した運動が広がった。世田谷区議会には様々な陳情が提出され、区政に参加するようになった。

「にぎわいの広域生活拠点づくり」とは何だったか、周辺住民の生活の視点での検証を行う。まちづくり運動は人間の生活に関わる運動である。建物や道路だけでなく、つながりを大切に助け合って生きていく。今後も活動を続けていく。

弁護団から渕脇みどり弁護士が裁判闘争を振り返った。三つの裁判を闘った。ちょうど十年になる。一番利益を得る再開発組合を相手に再開発差し止め訴訟を起こした。裁判官は類例のない裁判と述べた。地権者ではなく、周辺住民が提起した裁判である。
http://www.hayariki.net/futako/futako150211.html
裁判の中で再開発の歴史を明らかにした。世田谷区は当初、玉川を低層住宅地と位置付けていたが、東急電鉄との密約によって歪められた。控訴審では水害の懸念も主張した。住み続けられる開発でなければならない。

公金支出差し止め裁判は、再開発に税金が使われることへの怒りを反映したものである。世田谷区から再開発組合に領収書なしで億単位の税金が払われている実態がある。世田谷区政にも影響を与えた。区長が大型開発優先からの転換を掲げる保坂展人氏に変わった。世田谷区は七億円の支出を削減した。風対策プロジェクトを立ち上げ、ビル風問題に取り組んだ。再開発制度には合法的地上げ、大企業による利益の独占の矛盾が内在している。

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