2015年2月3日火曜日

東急不動産久が原問題

東急不動産らの手法は、人気がある建材や高い建材を使った完成予想図を見せ、実際は安い建材を使って儲けるという詐欺商法と変わらない。「どうせ差し替えればいいのだから、募集は見映えのいい外壁にしてパース図を作ろう。ホームページやパンフレットに使おう」ということになる。「外観は予想であって実際の形状色味とは異なります」という主張が一方的にまかり通ってしまうようでは販売時のイメージは豪華にしておいて、実際の部材は安っぽいものを使うというようなコスト削減をしてもかまわないということになってしまう。
実在する商品でパース図を作り、半年以上もの間、顧客の目に触れさせ、契約に至っている。実際には使わない商品を使って集客した事実がある。個人的な感覚ではなく、明らかに違った商品で提案を受けている。引き渡しを目前にし、商品がすり替えられた形に近い。購入契約を締結し、毎日完成予想図を眺めている人にとって大きな問題である。
青田売りの新築分譲マンションでは実物が確認できない以上、契約に至るまでの判断は広告に頼るしかない。パンフレットは契約に際しての重要書面である。東急不動産消費者契約法違反訴訟でもパンフレットが不利益事実不告知の証拠になった。東急不動産らの非常識は他の消費財と比較すれば明白である。洋服を注文したところ、色が違ったということと同じである。
表示規約第23条第1項第42号は「モデル・ルーム又は写真、コンピュータグラフィックス、見取図、完成図薪しくは完成予想図による表示であって、物件の規模、形状、構造等について、事実に相違する表示又は実際のものよりも優良であると誤認されるおそれのある表示を禁止しており、また、表示規約施行規則第10条第23号において「宅地又は建物の見取図、完成図又は完成予想図はその旨を明示して用い、当該物件の周囲の状況について表示するときは現状に反する表示をしないこと」と定めている。
東急不動産らはコストカットで利益を得ることができる。三色タイルから一色タイルに変われば、資材の経費を削ることができる。以下のやり取りがなされたのではないかとの推測が掲示板で披露された。
業者「外壁のタイル、余った分がありますので、こちらにしていただけるのなら、お安くしときますが」
売主「困るな広告と違っちゃうのは、しかし、うんと安けりゃ、そうしてやるぞ」
東急不動産のマンション建設は杜撰である。東急不動産だまし売り裁判でも配管を設計図よりも小さい口径で施工し、排水時にゴボゴボ騒音が起きるという欠陥施工が発覚した(林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』「耐震強度偽装事件と欠陥施工」)。東急不動産物件にはリスクがある。掲示板では「内覧は、構造とかに詳しい方に同行してもらってチェックしたほうがよろしい」と指摘される。
マンション購入は一生に一度あるかないかの大きな買い物であるが、東急不動産の姿勢は道義的にも問題である。消費者を馬鹿にしているとしか思えない対応である。マンションだまし売り被害者が東急リバブル東急不動産からは二度と買わないと思ったとしても、マンションは何回も買うものでもない。東急リバブル東急不動産の「売ったら売りっぱなし」体質は、それを見越していると考えたくなる。折角マンションを購入するならば、気分良くいたいが、東急リバブル東急不動産の姿勢は残念である。
現物が正しいとの事業者の強弁が納得できないとの声もある。「外観パースが間違いで、現物が正しいというのが何だか釈然としないです」。東急コミュニティーは管理委託書よりも少ない回数の点検しかしていなかったが、真相が露見すると「契約書が間違っていた」と強弁した(林田力『東急コミュニティー解約記』「点検回数の誤魔化し」)。東急コミュニティーを解約し、独立系の会社に変更した結果、管理委託費を年間約120万円も削減でき、変更から1年後には一般会計の余剰金を修繕積立金会計に繰り入れるまでになった。
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