2015年2月10日火曜日

若者の貧困

若者の貧困は深刻な問題である。大学生はブラックバイトや奨学金問題に直面している。若者の貧困問題の難しいところは体制を批判する左翼側も十分な対応ができておらず、逆に体制内批判派、既得権益擁護者と映ってしまっていることである。これは既に「希望は戦争」で問題提起されている。若者の右傾化には理由がある。むしろ若者の貧困に問題意識を持つからこそ右傾化するという状況がある。このために本気で若者の貧困問題に取り組むならば間口を広げる姿勢が欲しい。たとえば憲法改正や原発再稼働に賛成で若者の貧困に問題意識を持つ人々が参加できる運動になる。これは市民運動の発展になる。同じ人々だけが集まった運動ではなく、様々な立場の人が運動の中で調整する。
逆に憲法改正阻止や原発再稼働阻止をバックボーンに若者の貧困問題に取り組むとなると、論理的に考えて護憲運動や脱原発運動以上の広がりは得られない。護憲に問題意識があり、脱原発に問題意識があり、さらに若者の貧困に問題意識があるとなると、非常に限定されてしまう。
私見は右傾化が正しいとは思わない。日本で苦しむ人々や虐げられた人々の側に立ってきたのは左派系が多いという現実がある。偉大な日本のおこぼれに預かろうとすりよっても頑張れと言われるだけで報われることはない。そのようなことは主張していきたいが、左翼側が若者の貧困に無関心で「希望は戦争」のような主張が出てきたことも事実である。

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