2015年1月23日金曜日

ブランズシティ久が原の景観破壊

ブランズシティ久が原は旧六郷用水散策路の景観を破壊すると批判される。六郷用水は六郷領を灌漑する農業用水である。徳川家康が用水奉行・小泉次大夫に命じて、農村の灌漑を目的として、開削された。このために次大夫堀とも呼ばれる。工事着手は1597年(慶長2年)である。大田区は六郷用水の流路跡に再現水路を作り、往時の六郷用水の面影を伝えている。

以下は計画への批判の声である。「周辺のこれまでの住環境から見れば、とてつもなく大きくて高くて、しかも緑の森からコンクリートの塊に変わる」(奈須りえ「2600坪の樹木5391本(うち1.2m以下5152本)が8本に!大田区の緑が減るのはどうしてか」2014年12月15日)

東急不動産は樹木を植える予定と説明するが、ほとんど効果がないと批判されている。「マンションは13階という計画なので、2階の途中くらいまでの高さの木が植えられたとしても、それから上(2階の途中から13階)までは見えるわけで、低い方の階だとベランダに干されるであろう洗濯物なんかもきっと見えるでしょう」(「景観条例もお構いなし」『(仮称)ブランズシティ久が原ってどうよ?』2015年1月12日)。

植樹が、その場しのぎの効果のない対策であることは東京都世田谷区玉川の二子玉川ライズのビル風問題でも批判されている(林田力『二子玉川ライズ反対運動15風対策プロジェクト』Amazon Kindle)。東急不動産は千葉県市川市のブランズ市川真間、ブランズ市川真間IIでも住民反対運動が起きている(林田力『東急不動産だまし売り裁判26ブランズ市川真間』Amazon Kindle)。

「ブランズシティ久が原」は安全意識の低さも批判されている。東急ホームズが自然林伐採作業が批判された。現実にマンション建設工事の安全性も心配される。東急不動産のブランズ小竹向原(東京都板橋区小茂根)では建設中に死亡事故が起きている(林田力『ブランズ小竹向原と越中島トラックターミナル』Amazon Kindle)。
http://www.hayariki.net/tokyu/branzcity.html
「長さ3〜4メートルの鉄パイプを組み合わせて枠を組むのに、道路側に監視員もおかず作業者が一人で既存の塀に登って作業をしていました。ちょっと作業者が手を滑らせると、持っていた鉄パイプが道路側に落ちてきて、下を通行している人に怪我をさせる可能性があるのにです」(「安全意識の低い東急によるマンション工事が心配」『(仮称)ブランズシティ久が原ってどうよ?』2015年1月12日)

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