2014年9月30日火曜日

希望の政策を語り合う集い:足立・江東区

希望の政策を語り合う集い:足立・江東区
希望のまち東京in東部は足立区と江東区で連続して「希望の政策を語り合う集い」を開催します。希望のまち東京in東部は江東区議会と足立区議会に空き家の実態を調査し、有効活用を求める陳情を提出しました。また、来年の統一地方選挙を通して実現を目指す政策を検討してきました。陳情の結果を報告した上で、希望の政策足立版/江東版を提示するとともに、各会派と候補者の率直な意見交換をしたいと考えています。希望の政策を掴んでいただく絶好の機会かと思います。ふるってご参加いただけますよう、宜しくお願いいたします。
http://www.hayariki.net/tobu/
日時:2014年11月1日午後1時15分開場、1時半開始、3時30分終了
場所:東京芸術センター会議室1(9階)
住所:足立区千住1-4-1・北千住駅西口徒歩7分
資料代:300円

日時:2014年11月8日午後6時15分開場、6時半開始、8時30分終了
場所:カメリアプラザ(亀戸文化センター)第2研修室(5階)
住所:東京都江東区亀戸2-19-1・亀戸駅北口徒歩5分
資料代:300円

2014年9月29日月曜日

土井たか子氏死去

土井たか子さんが亡くなられた。「ダメなものはダメ」は東急不動産消費者契約法違反訴訟(東急不動産だまし売り裁判)を闘い抜く上で励みになった言葉である。ご冥福をお祈りする。

2014年9月28日日曜日

林田力・瀬音の湯レビュー

#林田力 #温泉 #レビュー #東京 希望のまち東京IN東部温泉部は秋川渓谷 瀬音の湯に出かけた。ここは東京都あきる野市の温泉である。お湯がつるつるしている。
屋内風呂と露天風呂がある。露天風呂は渓谷に面しており、目の前が山林である。露天風呂の温度は熱く、長湯はできない。ベンチに座っているなど外に出ている人も多かった。外に出て体が冷えると、また温泉に浸かる。この繰り返しで長時間滞留した。温泉は体に良いと言われるが、肌を外気に触れさせて、大気浴・森林浴をすることも健康的と感じられる。
屋内風呂は露天風呂よりも温い。露天と比べて外気は寒くないための配慮だろう。瀬音の湯には宿泊施設(コテージ)もある。
湯上がりに鮎の塩焼きとソフトクリームを食べた。ソフトクリームはコンビニなどで販売されるものと異なり、文字通りクリームであり、柔らかかった。
子ども連れで賑わっていたが、それでも8月の繁忙期に比べればすいていたという。駐車場が満杯で駐車場への道が渋滞することもあったという。
都民にとって手軽な温泉旅行である。800円で温泉に入ることができる。希望のまち東京IN東部で紅葉の時期に再訪したいとの声も出た。
瀬音の湯では入れ墨お断りなど入浴ルールを記載したポスターやビデオ放映が目立った。「風呂で洗濯しない」の注意書きには「路上生活者ですか」との文章が添えられていた。是非は議論があるだろうが、社会意識をうかがうことができる。

林田力・東急不動産消費者契約法違反訴訟

#林田力 #東急不動産だまし売り裁判 #江東区 #東陽町 東急リバブル東急不動産は隣地建て替えなどの不利益事実を隠して新築マンションをだまし売りした(林田力『東急不動産だまし売り裁判こうして勝った』ロゴス社)。東急不動産だまし売りは家計簿を破壊する。東急不動産だまし売りマンションにいると、生きる気力は安物のサンダルの踵のように日々すり減っていった。日照のなくなったマンションは世界から色彩がなくなってしまったかのようであった。

2014年9月25日木曜日

林田力書評エル・ファシルの逃亡者

#林田力 #書評 #レビュー #読書 『エル・ファシルの逃亡者』は銀河英雄伝説の二次小説である。主人公エリヤ・フィリップスはリンチ少将率いるエル・ファシル駐留部隊所属の兵士であった。帝国軍侵攻に際してリンチ少将の指揮に従って民間人を見捨てて逃亡したものの、帝国軍に捕らえられる。後に捕虜交換で帰国したものの、逃亡者と蔑まれて惨めな人生を送る。そのエリヤが死後にエル・ファシル逃亡直前の人生に戻り、人生をやり直す。エリヤはヤン・ウェンリーと行動を共にし、ヤンと共にエル・ファシルの英雄と称される。その後もチャンスを活かし、軍人としてキャリアを重ねる。
原作とはパラレルワールドになっているが、それほど大きな解離はない。むしろ同盟の人物像に新たな視点を提供する。ドーソンやロボスは全くの無能者ではない。誠実な人格者と見られたグリーンヒルは保身に長けた卑怯者の面がある。政治嫌いとされたヤンも中々の政治巧者であった。実際に接することでステレオタイプな人物像を一新させていく。
本作品では軍部内の派閥や同盟の政治勢力の主義主張を詳しく描いている。どの勢力にも各々の論理があり、無能者集団などと切り捨てることはできない。原作では嫌われ者のトリューニヒトも、その政治的主張に十分な理があり、支持される背景がある。
原作では良識派・反戦派とされたレベロは経済政策では新自由主義的な自立重視の緊縮財政である。主戦派の扇動政治家とされたトリューニヒトは経済政策では積極財政である。現実の日本では社会民主主義的な勢力は旧時代の遺物、体制内批判派と既得権益擁護者と見られ、勢いを失っている。フィクション作品の中で全く考えられないということに考えさせられる。

2014年9月24日水曜日

東急不動産だまし売り妖怪ウォッチ

#林田力 #東急不動産だまし売り裁判 #江東区 #妖怪ウォッチ 東急不動産だまし売り裁判を妖怪ウォッチで解釈すれば、東急リバブル東急不動産には妖怪が憑いている。東急リバブル東急不動産はお詫びをWebサイトに掲載したが、僅か一ヶ月で削除した(林田力『東急不動産だまし売り裁判こうして勝った』「東急不動産の遅すぎたお詫び」)。東急リバブル東急不動産は反省なく表面だけ謝罪した。これは妖怪一旦ゴメンの仕業である。一旦ゴメンは東急不動産係長脅迫電話逮捕事件やブランズ小竹向原死亡事故、東急コミュニティー横領事件にも暗躍した。
東急リバブル東急不動産自体が妖怪と言いたくなる。妖怪ダマシウリである。この妖怪ダマシウリは認知症商法の東急百貨店や食材偽装の東急ホテルズにも憑いている。
心斎橋店員過労死の東急ハンズは妖怪ブラックキギョウが憑いている(林田力『東急ハンズ過労死』アマゾンKindle)。東急大井町線高架下立ち退きは妖怪ジアゲヤが憑いている(林田力『東急大井町線高架下立ち退き』アマゾンKindle)。東急不動産だまし売り裁判でも証人尋問で地上げが明らかになった。ここでも妖怪ジアゲヤが暗躍している。
戸塚店Twitter炎上の東急ストアは妖怪バカッターが憑いている(林田力『東急ストアTwitter炎上』アマゾンKindle)。

2014年9月23日火曜日

林田力書評・癒し屋キリコの約束

#林田力 #書評 #小説 #読書 『癒し屋キリコの約束』は癒し屋という困っている他人の悩み事を解決する仕事のアシスタントを視点人物にした小説である。表向きは昭和の香りがする喫茶店である。そこでは癒しの相談を受け付けている。癒しというとヒーリング的なイメージがあるが、内容はストーカーの排除など現実の悩み事の解決である。癒し屋の霧子は癒し屋というイメージとは異なる。口は悪く、酒が好きで、金にがめつい。現実に金儲け目的のスピリチュアルも存在する。放射能不安につけこみ、怪しげな浄水器やべクレルフリーの食材を売り付ける放射脳カルトの詐欺商法もある。そのような悪徳業者に依頼することは現実では悲劇になるが、本書の霧子の指示は適格であり、依頼者は救われる。本書は一つの物語であるが、依頼者が来て依頼を解決するというオムニバスが重なっている。

2014年9月22日月曜日

林田力書評・エレンディール

#林田力 #書評 #小説 #読書 華宮『エレンディール剣の聖女』は三冊目である。第二章までで主人公エモーヌが戦う理由はなくなった筈である。しかし、エモーヌは殺戮を続けることになる。この巻では初めて剣の論理が明らかになる。その主張は剣の側に立てば十分に納得できるものであった。むしろ人間の側の身勝手さを認識させる。
剣のしていることは人間から見れば悪である。しかし、それを悪と糾弾することは人間側の理屈に過ぎない。価値観の多元性を理解せず、自己の正義が貫かれることに安易な確信を抱き、それが通らなければ他人を怒鳴り付ける教条主義者はダメである。
強力な道具を手に入れてチート的な強さを得たが、道具を使いこなせずに暴走させて自滅するという展開は物語として珍しいものではない。それは『ドラえもん』にも見られる。本書は道具の側の論理が語られるところに新鮮さがある。
話の本筋はエモーヌが自分を取り戻せるかである。物語の冒頭とオーバーラップする展開が見られた。相違点はエモーヌが他人を守るために戦ったことである。結末は新たな展開になり、予想がつかない。本書は第三章の上となっており、次は中になっている。

2014年9月21日日曜日

日本海賊党の名称論

#日本海賊党 #海賊党 日本海賊党というユニークな政党がある。液体民主主義(リキッド・デモクラシー)を掲げる。この海賊党が成長する上で一つの課題は海賊という名称にポジティブなイメージを与えることである。ヨーロッパの海賊党を知っている人ならば海賊党を逆にクールに感じる人も少なくないだろう。しかし、そうではない大多数の人々にとって泥棒党や強盗党と同じようなイメージを抱くことになる。私としても半グレ党やヤンキー党、関東連合党などがあったとしても絶対に支持しない。
一方、海賊イメージの向上には可能性がある。過去にはパイレーツというアイドルグループが存在した。今は何と言っても『ワンピース』がある。若年層は海賊党という言葉に抵抗感が少ない。『ワンピース』の原型になった作品『ロマンスドーン』では海賊には二種類存在するという。一つは無法者の海賊で、もう一つは海賊を狩り、世界を冒険する海賊である。この世界観も海賊イメージの向上に有益である。
文学作品では『村上海賊の娘』『海賊と呼ばれた男』がある。『村上海賊の娘』は主人公が当時の枠組みでは非常識と言ってよい活躍をする。それは海賊としても、あり得ないものであるが、むしろ海賊という権力から相対的な自由さがある存在故になせたと読ませるエネルギーがある。
日本史において海賊を悪とする見方は権力者のものである。海賊は自由の民であった。豊臣秀吉の海の刀狩り令によって海賊は消滅し、武士か漁民という形で封建支配に組み込まれた。この歴史を振り替えるならば日本こそ海賊党にマッチしていると見ることもできる。
『海賊と呼ばれた男』は石油会社の創業者をモデルとした書籍である。ルール違反の商売をしたために海賊と呼ばれることになった。このルールは現代の価値観では不公正な取引に該当しうるものであり、ルール違反には既得権打破というプラスの側面がある。このような悪名ならば大歓迎である。同じ悪名でも東急グループ創業者の強盗慶太とは大違いである。

2014年9月20日土曜日

林田力・ブラック企業・ブラック士業

#ブラック企業 #ブラック士業 #Amazon #Kindle ブラック企業やブラック士業が社会問題になっている(林田力『ブラック企業・ブラック士業』アマゾンKindle)。ブラック企業は闇の中心である。ブラック企業では闇が溢れ、憎悪と怨みの言葉を生む。
ブラック企業は日本語としては意味のある表現であるが、英語にする場合は悩む。林田力『ブラック企業・ブラック士業』はエビルコーポレーション、エビルローヤーとしたが、悪徳企業・悪徳弁護士であり、ブラック企業・ブラック士業のニュアンスが伝わらない。これが最適であると主張するつもりはない。ブラック企業を英語にするとブラックカンパニーである。Wikipedia英語版に掲載される。Wikipediaに掲載されていることを鬼の首を取ったように言うつもりはない。その内容からブラック企業がブラックカンパニーと訳されることの妥当性を判断する。ブラックカンパニーの説明ではスウェットショップに近いものとされる。しかし、スウェットショップには衣類などの工場のイメージが強い。これはワタミや東急ハンズなど接客業で多いブラック企業とはイメージが異なる。つまり、スウェットショップではブラック企業のニュアンスが伝わらない。英語ではスウェットショップと言うのだからスウェットショップを使えばいいという出羽守は日本のブラック企業の現実
を理解していない。ブラック企業の実態直視を妨げ、ブラック企業を擁護する結果にもなる。「ブラックイズビューティフル」の価値観を他人に押し付ける黒人至上主義は白人至上主義の裏返しである。ブラック企業は、そのままブラックカンパニーやブラックコーポレーションと訳すことがいい。ブラック企業の表現は英語表現も豊かにする。
ブラック企業では良心あるものを吊るし上げいたぶり、挙げ句の果てに過労死させる。クズの極みのようなものが職場に残り、空気の悪さがさらに濃縮する。そこに人としての感情は感じられない。変わらぬ薄笑みが貼り付いているだけである。

2014年9月19日金曜日

林田力・放射脳カルトはヘイトスピーチ

#放射脳 #風評被害撲滅 #反差別 林田力『放射脳カルトはヘイトスピーチ』は『放射脳カルトと貧困ビジネス』に引き続き、放射脳カルトの問題を取り上げた電子書籍である。福島や東日本を差別する放射脳カルトはヘイトスピーチである。ヘイトスピーチは社会問題になっている。ネット右翼らによる在日韓国朝鮮人へのヘイトスピーチは批判されるべきである。それは当然である。
しかし、左翼がネット右翼のヘイトスピーチを糾弾しながら、放射脳カルトのヘイトスピーチに頬かむりし、あまつさえ擁護するならばダブルスタンダードになる。ヘイトスピーチのカウンター活動家が貧困ビジネスのゼロゼロ物件業者であったという問題もあった。ヘイトスピーチが異論を排除するための左翼の都合の良い玩具に成り下がるならば、ヘイトスピーチ批判は市民的支持を得られない。

放射脳カルトはヘイトスピーチ
放射脳カルトの加害性
左翼的脱原発と放射脳カルト
福島県産米の輸出再開
細川護煕氏は福島県知事選挙で放射脳カルトと決別を
北九州市長選挙と放射脳カルト
市町村消滅論と放射脳カルト
放射脳カルトとデング熱
放射脳カルトと貧困ビジネス
放射脳カルトはスレからし
放射脳カルトを助長する二子玉川ライズ
福島原発事故自殺訴訟
伊達鶏や福島の惣菜・地酒

【書名】放射脳カルトはヘイトスピーチ/ホウシャノウカルトハヘイトスピーチ/Radiophobia is Hate Speech
【著者】林田力/ハヤシダリキ/Hayashida Riki
【既刊】『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』『東急不動産だまし売り裁判購入編』『東急不動産だまし売り裁判2リバブル編』『東急不動産だまし売り裁判3』『東急不動産だまし売り裁判4渋谷東急プラザの協議』『東急不動産だまし売り裁判5東京都政』『東急不動産だまし売り裁判6東急百貨店だまし売り』『東急不動産だまし売り裁判7』『東急不動産だまし売り裁判8』『東急不動産だまし売り裁判9』『東急不動産だまし売り裁判10証人尋問』
『東急不動産だまし売り裁判11勝訴判決』『東急不動産だまし売り裁判12東急リバブル広告』『東急不動産だまし売り裁判13選挙』『東急不動産だまし売り裁判14控訴審』『東急不動産だまし売り裁判15堺市長選挙』『東急不動産だまし売り裁判16脱法ハーブ宣伝屋』『東急不動産だまし売り裁判17』『東急不動産だまし売り裁判18住まいの貧困』『東急不動産だまし売り裁判19ダンダリン』『東急不動産だまし売り裁判20東急ハンズ過労死』
『東急不動産だまし売り裁判21東京都知事選挙』『東急不動産だまし売り裁判22東急不動産の遅過ぎたお詫び』『東急不動産だまし売り裁判23江東区』『東急不動産だまし売り裁判24卑怯な誹謗中傷』『東急不動産だまし売り裁判25』『東急不動産だまし売り裁判26ブランズ市川真間』『東急不動産だまし売り裁判27スレスレに非ず』
『東急不動産だまし売り裁判訴状』『東急不動産だまし売り裁判陳述書』『東急不動産だまし売り裁判陳述書2』『東急不動産だまし売り裁判陳述書3』
『東急大井町線高架下立ち退き』『東急不動産係長脅迫電話逮捕事件』『東急コミュニティー解約記』『東急ストアTwitter炎上』『東急ホテルズ食材偽装』『ブランズ小竹向原と越中島トラックターミナル』
『二子玉川ライズ反対運動1』『二子玉川ライズ反対運動2』『二子玉川ライズ反対運動3』『二子玉川ライズ反対運動4』『二子玉川ライズ反対運動5』『二子玉川ライズ住民訴訟 二子玉川ライズ反対運動6』『二子玉川ライズ反対運動7』『二子玉川ライズ反対運動8』『二子玉川ライズ反対運動9ブランズ二子玉川の複合被害』『二子玉川ライズ反対運動10』『二子玉川ライズ反対運動11外環道』『二子玉川ライズ反対運動12上告』『二子玉川ライズ反対運動13』『二子玉川ライズ反対運動14中野ビル風』
『裏事件レポート』『絶望者の王国』『歌手』『蘇我善徳』『北本市いじめ自殺裁判』『江東区と東京オリンピック』『江東区の生活』
『林田力書評集』『林田力書評集2』『林田力記事集』『林田力政治記事集』『林田力集会記事集』
『ブラック企業・ブラック士業』『脱法ハーブにNO』『東京都のゼロゼロ物件』『放射脳カルトと貧困ビジネス』『貧困ビジネスと東京都』『ブラック東京都政にNO』『ブラック東京都政にNO 2』『ブラック東京都政にNO 3』『ブラック東京都政にNO第4巻』

2014年9月18日木曜日

日本海賊TVスコットランド住民投票

#住民投票 #政治 #イギリス #自治 日本海賊TVはスコットランド住民投票を特集する。林田力はコメンテーターとして出演した。Skypeでエジンバラにいる、おおしばけんたろう氏と話をした。
林田力「ポンド問題で不思議な点はスコットランド独立派がポンドを使い続けたいと主張していることである。ウェストミンスターの支配を逃れたいならば独自通貨を求めるのではないか」
「スコットランド独自通貨では信用が不十分と考えているのではないか」
林田力「スコットランドがポンドを使う場合、どのような制度になるのか。これまで通り連合王国が発行するならばスコットランドは独自の通貨政策を持たないことになる。イングランドとスコットランドで共同の中央銀行を持つとしても、人口や経済力を考えれば持ち分はイングランドが多数を握り、スコットランドの主張は反映されない」
「EUのユーロのイメージである。加盟国が各々通貨を発行する」
林田力「その場合はEUでも問題になっているが、加盟国には財政赤字削減義務などが課されることになる。スコットランドは福祉国家を志向するが、それで成り立つか」
「そこは独立反対派が突いているところである」
林田力「スコットランドと一口に言っても、北海道くらいはある。独立問題について地域で温度差はあるか」
「北部は独立派が盛んである」
林田力「アイルランド独立時には北部だけがイギリスに残った。最悪のシナリオとして、イングランドと関係の深い地域だけが残留を求める、スコットランド独立がスコットランド分裂をもたらすことも考えられる。そのような激しさはないか」
「YES派とNO派の対立は激しいが、現在のところ、地域対立になるような性質ではない」
スコットランド独立賛成派はYES、反対派はNOと呼ばれる。これは報道で知っていたが、現地住民のインタビューから生きた言葉として聞くことができた。この視点は新鮮である。日本では原発NO、秘密保護法NO、集団的自衛権NOなどNOの運動ばかりである。それを一概に否定するつもりはない。危険ドラッグ(脱法ハーブNO)、貧困ビジネスNO、ブラック企業NO、半グレ・ヤンキーNOなど社会悪へのNOは党派を越えた積極的な意味を持つ。しかし、左派市民派のNOは、あまりにイデオロギーに囚われているきらいがある。スコットランド独立問題も、英国残留がYESで、独立派が英国にNOという意味でNO派になるとの考えも成り立ちうる。そうではなく、YESスコットランドと定義したところが、面白い。YESの運動を作ることも大切である。
原発都民投票元請求代表者の柳浦彰氏は、賛成か反対かの結論に固執せず、YESの人が議論によってNOになる、逆にNOの人がYESになるというところに民主主義社会の成熟を見出だしていた。氏が請求人になった原発都民投票も、そのような社会を目指した運動という。住民投票のような直接民主主義は間接民主主義を必ずしも否定するものではなく、間接民主主義を刺激するものとも主張した。
スコットランド独立にはサッチャリズム以来のハイエナ資本主義(いわゆる新自由主義)への対抗という意味がある。本来ならば労働党がカウンターになるところであるが、ブレア政権のように補完勢力になっている感もある。労働党やリベラルなメディアのガーディアンはスコットランド独立派の志向する福祉国家を支持してしかるべきであるが、独立には反対である。逆にスコットランド国旗を振り回す右翼的な独立派も兄弟愛や同胞愛の立場からハイエナ企業の金儲け優先ではなく、福祉重視を唱える。ここには冷戦時代の左右とは別次元の新しい対立軸ができている。人民の側に立つと言う左翼も体質は中央集権的であった。その矛盾がスコットランド独立問題に出ている。
日本で地域主体の政治の可能性があるとすれば、よくも悪くも維新が近いところにいるだろう。恐らく「維新なんか」との声もあるだろうが、その種の左翼教条主義こそが古い左右対立の枠組みから抜け出せない原因である。

2014年9月16日火曜日

林田力書評・ソマリアの海賊

#林田力 #書評 #小説 #読書 『ソマリアの海賊』は現代のソマリアを舞台にした小説である。密航船に閉じ込められ、ソマリアの海に突き落とされた日本人青年の冒険を描く。その中でソマリアの現実に触れていく。前半は危機的状況でありながら、どこかしらユーモラスなところもある。後半に入ると、国際サスペンス色が強くなる。
ソマリアは失敗国家として悪名高い。本書でも無政府状態ぶりが描かれる。社会における最大の問題は草と呼ばれる依存性薬物の蔓延である。それが人々を建設よりも破壊の方向に向かわせる。日本でも脱法ハーブなど危険ドラッグの蔓延が社会問題になっている(林田力『脱法ハーブにNO』アマゾンKindle)。これは阻止しなければならない課題である。
一方で無政府状態は無秩序を意味しない。独裁政権の圧政と比べて過酷とも言えない。本書は国際援助の矛盾も突いている。
ソマリアの海賊は国際的な問題になり、日本も自衛隊を派遣した。その影響は本書にも描かれている。タイ漁船を乗っ取った海賊は自衛隊の報復を恐れて乗員の日本人は誘拐対象から外した。しかし、逆に日本人が被害者にいる事実を隠すために日本人を海に捨てて存在しなかったことにしようとする(186頁)。自衛隊の海外派遣が在外邦人を安全にするか危険にするかについては議論があるが、本書の事例からは、どちらの論にも納得できる点がある。
外国を知ることで日本が分かると言われるように、本書はソマリアを舞台にするが、日本論にもなっている。ある登場人物は日本の武器は経済力や技術力ではなく、「誠意と根性と意地と美意識、善良さと心意気」と主張する(409頁)。それが失われ、逆にブラック企業やブラック士業、脱法ハウスや脱法ハーブなど、法律の隙間を狙い、相手を犠牲にする発想が蔓延しているところに日本の閉塞感が存在すると感じられてならない。

2014年9月15日月曜日

林田力・東急不動産だまし売り

#林田力 #東急不動産だまし売り裁判 #江東区 #東陽町 林田力『東急不動産だまし売り裁判こうして勝った』(ロゴス社)は多様な思索の糸口を提示する。マンションだまし売り被害者の心情が丁寧に書き込まれ、東急リバブル東急不動産の不誠実が説得力をもって語られる。勝訴判決は読者の心に深い余韻を残すだろう。『東急不動産だまし売り裁判』には東急リバブル東急不動産不買運動と結びつく存在意義がある。東急リバブル東急不動産不買運動の深い力に敬虔な気持ちにさせられる。
東急リバブル東急不動産には大きな虚偽がある。東急リバブル東急不動産のハイエナ資本主義(強欲資本主義、市場原理主義)の追求は地域社会を破壊する。消費者の権利を取り戻すという思いが困難で苦しい裁判闘争を支えた。東急不動産だまし売り裁判(東急不動産消費者契約法違反訴訟)を隠蔽せずに記憶することが未来に繰り返さないためにも必要である。

2014年9月13日土曜日

林田力・ブラック士業

#ブラック企業 #ブラック士業 #雇用 #労働 ブラック士業の不正は常態化している。ブラック士業は結論が先にあり、不都合な事実から目を背け、独善的な結論を押し通す。ブラック士業が言葉を誤魔化す時は本当のことを隠す時である。ブラック士業は自己中心の御都合主義である。ブラック士業は理不尽で矛盾に満ちている。ブラック士業の驕りが悲劇を生む。ブラック企業やブラック士業の卑劣な行為に怒りと悲しみが広がっている。ブラック企業やブラック士業がはびこる社会は荒んでいくばかりである(林田力『ブラック企業・ブラック士業』アマゾンKindle)。私達が私達であることを守るためにブラック士業は徹底的に拒絶しなければならない。ブラック士業への対決姿勢が私達一人一人に求められている。ブラック士業の不都合な真実を語り継いでいく。

2014年9月12日金曜日

林田力・葛飾憲法集会レポート

#葛飾区 #憲法 #平和 #集団的自衛権 林田力・葛飾憲法集会レポート。専守防衛から積極的平和主義へ。質疑応答。慰安婦問題について。
昭和天皇実録が公表されたが、その報道が腰が引けている。天皇の戦争関与が見えているとコメントしたが、カットされた。批判することで議論が活性化することは望ましいが、今は、どんどん萎縮している。
官憲は強制連行を示す証拠を残すか。小林多喜二は拷問で殺されたが、官憲は拷問を行うという通達などをしなかった。だからといって拷問がなかったことにならない。
司会。萎縮しないで言論を盛り上げていきたい。

林田力。国防費総額や総兵力のランキングを提示されたが、国力には差がある。国力に応じた軍事力という客観的な指標はあるか。
予算に占める国防費の割合が使われる。日本は六パーセント程度で、先進国と比べても高くない。戦前は平時でも25から50%あった。
戦艦と巡洋艦、駆逐艦の違いは何か。
戦前は一万トン以上の軍艦を戦艦と言った。巡洋艦と駆逐艦は大砲の大きさが基準である。
自衛隊に敵基地破壊能力があるのか。
支援戦闘機ができた際に問題になった。航続距離と対地攻撃能力がある。対艦ミサイルを延伸させることも技術的には可能。ミサイルは無人ジェット機のようなものである。世論との関係になる。世論が許せば、たちまちのうちにできてしまう。今は誤魔化しながら進めている。
意見。憲法からだけでなく、各方面から安倍内閣を倒す運動が必要と考える。
軍縮についての世界の動きはどうなるか。
ヨーロッパでは軍縮が達成している。フランスとドイツの争いが続いたが、取り除かれた。資源の奪い合いが原因であったが、石炭鉄鋼共同体ができた。
アジアはまだまだ安心できないが、軍事同盟では緊張は緩和しない。忍耐強く話し合う枠組みを作る。
質問。どうすればいいか。
上からの抑圧だけでは戦争に持っていけない。横の圧力、国民相互で監視しあう体制ができるとにっちもさっちもいかなくなる。国民が言わなくなったら問題である。そのような状態に持ち込ませないことが大切である。

兵たんはどうなっているか。
旧軍に比べると高い。もともとは専守防衛のため小さかった。輸送艦が増強されている。海外展開能力が強化されている。
憲兵は戦前のようになるのか。
軍に司法権を持つ者がいないと秘密保護法制は維持できない。自衛隊が警察に秘密保護法違反で逮捕してくださいとは言えない。

林田力・葛飾憲法集会レポート

#葛飾区 #憲法 #平和 #集団的自衛権 林田力・葛飾憲法集会レポート。専守防衛から積極的平和主義へ。フランスやドイツは冷戦終結後に陸軍兵力を減らした。日本の自衛隊は定員は減らしたが、実数は変わらない。海上戦力は大型化した。海外展開を見越している。北朝鮮は百万人の兵力を持っているが、人口二千万人の国で百万人の兵力は支えられない。実態は屯田兵のような者もいるのではないか。日本の兵数はイスラエルやフランス、イギリスよりも多い。航空戦力でも日本はイギリスを上回っている。日本の海上戦力は大幅に増強した。トン数で世界6位である。但し、原子力潜水艦や空母を保有しないことで、外洋艦隊とは言えない。海上交通の安全確保を名目にヘリ空母を持つようになった。
兵器商売は、言い値である。どんどん価格は高くなる。
ヘリ搭載護衛艦「ひゅうが」「いせ」は旧国名である。旧帝国海軍の戦艦と同じである。
「いずも」は島根県の旧国名である。竹島問題を意識している。NHKニュースでは「空母のような形が特徴」と報道された。どこからどうみても空母であるが、表向きはヘリ搭載護衛艦と言っている。進水式は8月6日、広島への原爆投下の日に行われた。強襲揚陸艦の性格もあるのではないか。
自民党改憲案は国防の義務を課す。徴兵以上に徴用が強化される恐れがある。軍人でないから関係ないとならない。
秘密保護法に軍法会議ができれば憲兵が登場する。情報保全隊という原型ができている。
勝海舟は日清戦争中に戦争推進を批判し、近隣諸国との賢い付き合いを提唱した。田中正造は軍備全廃論を唱えた。鉱毒問題から銅が何に使われるのか、という考えに至った。

林田力・ブラック企業・ブラック士業

#ブラック士業 #就職 #転職 #ブラック企業 ブラック企業やブラック士業が社会問題になっている(林田力『ブラック企業・ブラック士業』アマゾンKindle)。ブラック企業やブラック士業は、ならず者である。ブラック企業やブラック士業には金にあかした技巧と、これ見よがしな文化しかない。ブラック企業やブラック士業は詐欺と泥棒で、要は財を他人の懐からかき集めて、その地位を築いている。搾取と言い換えてもいい。ブラック士業は手のひらを返すような卑屈な人間性の持ち主である。ブラック士業は健康的ではない。薄っぺらい顔の皮一枚でへらっと笑うと、残忍さを帯びる。泉に落ちた石が作る波紋のようにブラック士業批判は静かに、しかし確実に広がっていく。

2014年9月11日木曜日

さよなら原発江東・亀戸ホコテン宣伝

日頃より「さよなら原発江東」の活動にお力添えいただきありがとうございます。
さて昨年9月大飯原発が稼働を停止し、原発がすべて停止してから1年が経過しようとしています。これをうけて、8月30日に国会で集会は開かれ、さらに9月23日では代々木公園でも開かれます。再稼動の最前線、鹿児島・川内でも集会と行動が行われました。
さよなら原発江東でも、原発停止1年をうけた様々な取り組みに連帯して、地元での宣伝行動を計画しています。福島は未だ先が見えない中、原発ゼロの状況を変えるわけにはいきません。川内原発は安全だと言いたて再稼働しようとの動きがありますが、地域から反対の声を上げたいと思います。
以下の日程と場所で行いますので、ぜひご参加をお願いします。
日時 2014年9月14日(日)午後2時から
場所 亀戸歩行者天国(明治通り、JR亀戸駅北口から徒歩1分)
スピーチ、パフォーマンス(コーラスや踊り)などでの参加、大歓迎!
Hayashida Riki Civil Movement Meeting Articles eBook: Hayashida Riki: Amazon.it: Kindle Store
http://www.amazon.it/dp/B00MS9NKXK

2014年9月10日水曜日

林田力・東急不動産消費者契約法違反

#林田力 #東急不動産だまし売り裁判 #東陽町 #江東区 林田力『東急不動産だまし売り裁判こうして勝った』(ロゴス)は東急リバブル東急不動産がいかに矛盾に満ち、病んでいるかを照らし出す。東急不動産消費者契約法違反訴訟は東急リバブル東急不動産が消費者の権利を蔑ろにしていいという幻想を砕け散らした。
東急リバブル東急不動産は最後に「お詫び」を出した(林田力『東急不動産だまし売り裁判こうして勝った』「遅すぎたお詫び」)。問題は「迷惑をかけた」という、その行為についての掘り下げ方である。どのような迷惑をかけたのか、極めて曖昧である。何が悪かったかも、はっきりと伝わってこない。
ブランズ市川真間や二子玉川ライズなど東急不動産マンション建設現場では工事中のダンプ車両走行による膨大な排気ガスや安全の問題が起きた(林田力『ブランズ市川真間』アマゾンKindle)。東急不動産のマンション建設は街の魅力を損ない、住民コミュニティーを破壊する。

2014年9月9日火曜日

林田力書評ゴールドスティン

#林田力 #書評 #新刊 #小説 『ゴールドスティン』。警察小説は警察側が主人公であるが、本書は冒頭から警察の腐敗に直面する。主人公からして一歩間違えれば腐敗警官になる。救いは日本の警察不祥事のような組織的な隠蔽はなく、自浄作用が働いていることである。
本書では主人公側が失態を繰り返すが、上述の問題もあり、逃げる側に感情移入したくなる。特に上巻のラストは笑ってしまった。
本書では暴力団組織に雇われた悪徳弁護士が登場する。現代日本で言えばブラック士業である。暴力団構成員の犯罪者を弁護するために証人の人格を攻撃する。「妹を巡る古い話をいくつか持ち出して、ルイーゼが見栄っ張りな娘だといって、学校で級長であることまで、そのろくでもない弁護士は妹のマイナス材料にした」(下巻263頁)。私も東急不動産消費者契約法違反訴訟で東急不動産の弁護士から年収やマンション管理組合理事長であることなどの暴露攻撃を受けたために、この憤りは共感できる。
本書は法治国家として捜査官の確信だけで逮捕できない刑事のもどかしい思いが語られる。「犯罪者が罰されずのうのうとしていたら、腹が立ちます。犯罪者だってわかっているのに、捕まえることができないのも悔しいものです」(下巻278頁)。
言うまでもなく法治主義は大切なものである。警察の人権意識が乏しく、思い込み捜査から自白を強要する冤罪が起きる日本では強調してもし過ぎることはない。それでも危険ドラッグが合法ハーブや脱法ハーブと称してインターネット上などで販売されている状況を見ると、同じ意識を抱きたくなる面もある。

2014年9月8日月曜日

世界が食べられなくなる日

#林田力 #映画 #レビュー フランス映画『世界が食べられなくなる日』が江東区東陽で上映された。遺伝子組み換え食品と放射能汚染の問題を取り上げる。人々が企業の利益のためにモルモットになっていると訴える。
前半は遺伝子組み換えの問題である。何故、遺伝子組み換え食品が問題なのか説得力がある。遺伝子組み換えを使うと種子を米国のアグリビジネスに依存することになる。農薬を浴びても枯れない農薬耐性のある遺伝子組み換え作物を食べることは、農薬まみれの作物を食べることになる。
私も遺伝子組み換え反対派であるが、反対論の中にナイーブな論調があることも事実である。遺伝子組み換え食品を食べると自分の遺伝子が組み換えられてしまうという類の主張である。それは写真を撮られると魂がなくなるという主張と同レベルなものとして、賛成派からは一蹴されてしまう。映画は、そのような論調ではない。
後半は原発の問題が取り上げられる。これは福島原発事故被害に寄りかかっている。遺伝子組み換え食品で指摘されたような推進の背景が弱い。日本で原子力発電が推進された大きな理由は利権である。本来ならば原発は非効率な発電であるが、総括原価方式によって市場原理が機能しないために非効率な方が儲かる。電力会社の金儲けによって環境が害される。
フランスならば原子力大国の背景は独自の核戦力という軍事的野心である。それはアメリカの覇権に対抗するという点では積極的に評価できる。遺伝子組み換え批判にもアメリカ企業に支配されることへの反発もある。一方でフランス独自の核戦力はフランスを覇権国の一角として機能させる。そこへの批判がないとフランスの脱原発は難しいのではないだろうか。
背景の問題提起が弱いために原発事故後の福島を映すだけという感じである。原発事故によって汚染されたと主張したいのだろうが、普段着で生活し、「水着で歩いても大丈夫」と語る住民と、住民の前でもマスクや防護服を装備して接するインタビュアーの溝は大きい。映画では避難を拡大しない日本政府を批判する声も取り上げたが、上記の住民の思いから浮いている。映画では祝島の原発建設反対運動も紹介する。反対運動のデモのコールは「故郷を守れ」である。「故郷を守る」から原発反対は納得できる。一方で避難は故郷を捨てることである。避難は故郷を捨てることであり、避難を求める運動は原発の是非とは別次元の問題であり、原発批判のメッセージが曖昧になる。
映画では日本の脱原発デモも紹介されていたが、日の丸を持ったデモ参加者を映している点が印象に残った。フランス人の観客に日本のデモと印象付けるために日の丸を持っているデモ参加者をクローズアップしたのかもしれない。脱原発運動は左翼だけというイメージを払拭する効果はある。脱原発デモで日の丸を許容することに対して運動内部では議論があるが、外からどう見られるかという視点も意味がある。

2014年9月7日日曜日

林田力・東急不動産だまし売り裁判

#林田力 #東急不動産だまし売り裁判 #東急リバブル 東急不動産消費者契約法違反訴訟は消費者の権利を取り戻す闘いである。東急リバブル東急不動産は東急不動産消費者契約法違反訴訟でモラルの失墜という非難に直面した。消費者への配慮を怠ったことが原因である。
東急不動産だまし売りマンションでは当たり前の普通の生活は保障されない。東急不動産だまし売りマンションや貧困ビジネスのゼロゼロ物件、脱法ハウスは居心地のよい住まいとは言えない。東急リバブル東急不動産は不利益事実を隠し、正直に話さず、自社のことしか考えない(林田力『東急不動産だまし売り裁判こうして勝った』ロゴス社)。ブランズ市川真間や二子玉川ライズの建設は地域の調和を破壊する(林田力『ブランズ市川真間』アマゾンKindle)。東急不動産マンション建設工事では水枯れや工事車両通行による日常生活の影響が懸念される。

林田力・標的の村レビュー

#映画 #平和 #葛飾区 葛飾区で標的の村上映会が開催された。『標的の村』は江東区でも上映される予定である。沖縄県の高江のヘリパッド建設反対の座り込みから、普天間・辺野古の反基地運動を描く。ヘリパッド建設反対の座り込みでは住民が逆に国から提訴されるというスラップ訴訟の被害を受けた。
警察の強制排除の横暴には怒りで震えた。勇気ある市民と市民に暴力を振るう警官。この国ではどちらが庇護されているのか分からなくなる。戦争は至るところに傷跡を残している。
私は東急不動産だまし売り裁判を出発点とし、マンション建設反対運動などと連携してきた。左翼的イデオロギーとは無縁であり、住民運動と左翼的な市民運動に多少の温度差を感じている。それでも『標的の村』は建設反対やスラップ裁判などマンション建設反対運動と重なり、生活を守る闘いとしてリアリティを持って受け止められた。
映画終了後に辺野古の状況について報告された。沖縄・一坪反戦地主関東ブロックは海上保安庁に過剰警備、違法行動の中止を申し入れた。海上保安官が首を絞めている写真があるが、海上保安庁は暴力があったことを認めなかった。

2014年9月6日土曜日

林田力・東急不動産だまし売り

#林田力 #東急不動産 #東急リバブル 東急不動産だまし売りマンションの壁はジメジメしている。毒かどうか分からない化学薬品の臭いもする。
林田力は市街地図としばらくにらめっこしてから、まず東急不動産に×印をつけ、それから東急リバブルにも×印をつけ、画家が自分の作品の出来映えを見る時のように少し距離を置いて見た。東急不動産だまし売り裁判は東急リバブル東急不動産の自業自得であるが、恐らく東急リバブル東急不動産は、そのように思っていないはずであった。
ブラック士業は相変わらず大口を叩く。しかし強がっても、かすかに声は震えていた。ブラック士業に投げた林田力の眼差しには不信と軽蔑の気持ちがないまぜになっていた。
「それでも弁護士か。ブラック士業は腐敗しているだけではない。脅迫しようというのか」

吉野健太郎危険ドラッグ逮捕

#危険ドラッグ #脱法ハーブ #脱法ドラッグ 吉野健太郎が危険ドラッグの原料輸入で逮捕された。もともと吉野健太郎は脱法ドラッグ宣伝屋と批判されていた(林田力『脱法ハーブにNO』アマゾンKindle)。吉野健太郎の逮捕報道後に更新されたアングラサイト連邦では脱法ハーブの広告が削除された。この時点まで脱法ハーブ広告を掲載し続けた吉野健太郎は状況判断を誤ったと言える。吉野健太郎の立場は悪かった。脱法ハーブなどの危険ドラッグは過去にあまりに多くの人間を痛め付けていた。危険ドラッグは人間の尊厳を汚す。危険ドラッグには死の臭いがする。危険ドラッグでルサンチマンを解消しようとしてもうまくいく訳がない。吉野健太郎に対して正義が行われて欲しいと考える人は少なくない。吉野健太郎被害者の会ができても不思議ではない。吉野健太郎が警察の被害者の顔をするならば気分が悪くなるだろう。
「そういう言い方はないんじゃないか。吉野健太郎の名誉を傷つける気かい」
「吉野健太郎の名誉。そのようなものは脱法ハーブ宣伝によって、とっくに汚されているではないか」

2014年9月5日金曜日

聞かせてあなたのオリンピック

#江東区 #深川 #オリンピック 聞かせてあなたのオリンピックパラリンピックが深川スポーツセンターで開催された。待っている人の中には「動員されたんだよ」との声もあった。
今回も第一回と同じく江東区長と区議会議長が挨拶した。江東区長。ロープウェイもアイデアの一つである。賛成意見もあるが、家の前にロープウェイが通るとマンションが覗かれるから嫌だとの反対意見もある。反対意見も大切である。
私は福島県をはじめ被災地の復興支援のためにアンテナショップを江東区に誘致したらどうかと述べた。副区長はアンテナショップは開店当初は集まるが、継続が課題とコメントした。復興を支援する区民の意識が求められている。
他の参加者からはオリンピックに合わせて御輿を繰り出したいとの意見が出た。また、東京ビッグサイトをマラソンのコースにしたいとの意見も出た。これらの意見に対して副区長は警察との調整がネックになるとコメントした。

林田力書評。『ゴールドステイン』はナチスが政権を取得する直前のドイツ共和国首都ベルリンを舞台とした刑事小説である。文庫本上下巻になっている。当時のドイツはナチスの突撃隊だけでなく、共産党も準軍事的組織を有しており、一触即発の雰囲気があった。そのような世相を描写している。
視点人物はコロコロ変わる。別々の話を扱っていると思いきや、読み進めるうちに繋がっていく。

2014年9月2日火曜日

林田力・コモンズ論

元々の問題意識は通俗的マルクス主義が現代日本に通用しないということであった。それどころが通俗的マルクス主義では官僚支配や土建国家という問題意識においては体制擁護の論理として機能する危険がある。その意味でハーヴェイのように現代社会においてマルクス主義を解釈しようという姿勢は有意義である。
私見の危惧はハーヴェイそのものよりも、権利意識の低い日本でコモンズのような考え方がもてはやされると、市民運動が私権を制限して行政目的に奉仕させる官僚のお先棒を担ぐことになりかねないという危惧である。通俗的マルクス主義批判の延長線上のものである。
日本の市民運動界隈では原子共産制への無意識的な憧れが感じられる。それは国家による個々人の所有権の侵害に対する問題意識の弱さの背景になっている。それが通俗的マルクス主義となっているが、マルクスならば「空想から科学へ」と主張するだろう。現代社会においてマルクス主義を突き詰めることも通俗的マルクス主義批判の一つのアプローチになる。
その上でコモンズ論にコメントしたい。コモンズ自体は善なるものではなく、価値中立である。ハーヴェイが例に挙げるように富裕層のゲーテッドコミュニティーもコモンズである。故にコモンズの増加を無条件で賛美することはできない。ナイーブな原始共産制賛美のユートピア主張とは異なる。
良いコモンズもあれば、悪いコモンズもある。良いコモンズを増やし、悪いコモンズをなくすことが方向性になる。その場合に良いコモンズとは何かが問題になる。自分達にとって都合の良い運動が公共空間を占拠することは善で、大資本のためのコモンズは悪と言うならば、ダブルスタンダードになってしまう。
ハーヴェイはコモンズから様々な新たなコモンズが生まれるような場を志向しているが、これは難しい。道路を占拠したならば通行路としての機能は排除される。広場を占拠したら、景観が変わってしまう。デモ側にとっては既存秩序の象徴になっている景観をデモで埋め尽くすことが、コモンズを奪い返すことになる。だから正当化されるが、万人にとって良いコモンズではない。既存秩序の支持者側に開かれたものではない。
運動内部でも脱原発のデモで労働組合の旗を立てることが規制されたように、コモンズは万人に開かれたものではない。運動主体が多様性を尊重する姿勢を持つことは重要である。しかし、何らかの目的を持った運動である以上、価値中立ではない。また、多様性尊重はレッセフェールを意味しない。脱原発デモで労働組合の旗を立てさせないことが逆に参加者の多様性をもたらすという面もある。
開かれた姿勢を持つことは大切であるが、そこには限界があり、コモンズが誰かの不利益になることは否定できない。結局のところ、自分達の利益になるから良く、自分達の不利益になるから悪いという御都合主義に陥ってしまう。それではブラック企業やブラック士業を批判できなくなる。
私は派遣村や官邸前デモには好意的であるため、もう少し突き放して考えられる経済産業省前テントひろばについて考えたい。土地所有者の立場としては、テントひろばのような論理で占拠されたらたまらないという思いは共感できる。自分達の主張は正しいのだから、それに協力しろでは独善である。たとえ使用していない土地で占拠されることに実害がなくても、自己決定権を無視する形で占拠されたならば排除することに全力を尽くす。それが一生懸命の語源となった一所懸命以来の土地所有者の心意気である。派遣村は緊急避難的な意味で占拠の必然性が感じられる。官邸前デモは政策決定権者への示威であり、目的と手段が結び付く。これに対してテントひろばは他に脱原発のアピール方法が存在する中で必然性は弱い。
脱原発運動が経済産業省の敷地の一部を占拠することは、原子力村にとって不愉快な事態だろう。だからテントの正当性への疑いを口に出すよりも、テントを擁護することが脱原発派として正しい態度であるとの考えもあるだろう。しかし、それは脱原発のためならば何をやってもいいという御都合主義そのものである。
この御都合主義への懸念もハーヴェイ批判にはならない。ハーヴェイは階級闘争の視点に立っているためである。極論すれば自分達の階級の利益を追求することは階級闘争そのものになる。この立場に立てばダブルスタンダードも正当化できるが、階級闘争の視点を共有しない立場とはギャップがある。それ故に個々人の権利尊重をベースにしたいと考える。

2014年9月1日月曜日

ブラック士業は人種差別か

#ブラック企業 #ブラック士業 #労働 #雇用 ブラック企業やブラック士業が社会問題になっている(林田力『ブラック企業・ブラック士業』アマゾンKindle)。就職活動生はブラック企業を避けてホワイト企業を目指している。
ところがブラックとの言葉が黒人差別につながるという批判がある。これは筋違いである。日本語は白人や黒人以前に「腹黒い」「白星黒星」など白や黒に価値を込めている。ブラック企業を黒人差別とする主張は屁理屈である。
カタカナのブラックやホワイトにもブラックリストやホワイトリストとの言葉がある。ここからはブラック企業を避けてホワイト企業を目指すことは正しい言葉の使い方である。
ブラックを美しいとする価値観の押し付けは白人至上主義と変わらない。日本でもアイヌを過度に美化する動きがあるが、アイヌ事業が利権化されているとの批判も強い。
ブラック企業人種差別論者の主張が共感を呼ばない要因はブラックの表現に噛みつくだけで、社会問題になっているブラック企業やブラック士業に対する問題意識が欠如していることである。それではブラック企業問題に直面している人々の理解を得られない。現代日本の若者が使い捨てられようと知ったことではない、それよりも公民権運動と同時代を生きた世代として黒人差別の方が重要だ、というメンタリティである。それが左翼のメンタリティならば左翼の衰退は当然である。
これに対して若者の労働問題への問題意識は有している、非正規労働が云々との反論が予想される。しかし、非正規労働を前面に出す時点で、ブラック企業への理解不足を露呈している。厳格な意味でのブラック企業は正社員を使い捨てにする企業である。ブラック企業が正社員を酷使できる、酷使されても若者が正社員にしがみつく背景には、労働運動側の非正規に対するネガキャンもある。
日本でブラック企業が成立した理由は社員に無限の忠誠心を要求できる日本型経営があるためである。だから「昔は良かった。派遣労働などの新しい働き方が雇用を壊した」という問題意識ではブラック企業は理解できない。

吉野健太郎が危険ドラッグの原料輸入で逮捕された。吉野健太郎を見る時は新種の昆虫を見つけ、どのような行動を取るか興味津々でいるような昆虫学者の眼差しになる。吉野健太郎の顔には後悔の色も罪の意識も発見できなかった。脱法ハーブ宣伝屋は嘘つきであり、友人でも裏切る。知らんぷりを決め込もうとしているということは、自分でもまずいことをしたと思っている証拠である。