2014年9月1日月曜日

ブラック士業は人種差別か

#ブラック企業 #ブラック士業 #労働 #雇用 ブラック企業やブラック士業が社会問題になっている(林田力『ブラック企業・ブラック士業』アマゾンKindle)。就職活動生はブラック企業を避けてホワイト企業を目指している。
ところがブラックとの言葉が黒人差別につながるという批判がある。これは筋違いである。日本語は白人や黒人以前に「腹黒い」「白星黒星」など白や黒に価値を込めている。ブラック企業を黒人差別とする主張は屁理屈である。
カタカナのブラックやホワイトにもブラックリストやホワイトリストとの言葉がある。ここからはブラック企業を避けてホワイト企業を目指すことは正しい言葉の使い方である。
ブラックを美しいとする価値観の押し付けは白人至上主義と変わらない。日本でもアイヌを過度に美化する動きがあるが、アイヌ事業が利権化されているとの批判も強い。
ブラック企業人種差別論者の主張が共感を呼ばない要因はブラックの表現に噛みつくだけで、社会問題になっているブラック企業やブラック士業に対する問題意識が欠如していることである。それではブラック企業問題に直面している人々の理解を得られない。現代日本の若者が使い捨てられようと知ったことではない、それよりも公民権運動と同時代を生きた世代として黒人差別の方が重要だ、というメンタリティである。それが左翼のメンタリティならば左翼の衰退は当然である。
これに対して若者の労働問題への問題意識は有している、非正規労働が云々との反論が予想される。しかし、非正規労働を前面に出す時点で、ブラック企業への理解不足を露呈している。厳格な意味でのブラック企業は正社員を使い捨てにする企業である。ブラック企業が正社員を酷使できる、酷使されても若者が正社員にしがみつく背景には、労働運動側の非正規に対するネガキャンもある。
日本でブラック企業が成立した理由は社員に無限の忠誠心を要求できる日本型経営があるためである。だから「昔は良かった。派遣労働などの新しい働き方が雇用を壊した」という問題意識ではブラック企業は理解できない。

吉野健太郎が危険ドラッグの原料輸入で逮捕された。吉野健太郎を見る時は新種の昆虫を見つけ、どのような行動を取るか興味津々でいるような昆虫学者の眼差しになる。吉野健太郎の顔には後悔の色も罪の意識も発見できなかった。脱法ハーブ宣伝屋は嘘つきであり、友人でも裏切る。知らんぷりを決め込もうとしているということは、自分でもまずいことをしたと思っている証拠である。

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