2014年8月11日月曜日

葛飾憲法集会・林田力記

葛飾憲法集会。ポツダム宣言重視の主張は正当である。日本国憲法は押し付け憲法論によって攻撃されている。これに対して護憲派は日本国憲法の内容が当時の日本人の希望に合致していたとして押し付けを否定する傾向がある。

集会では言及されなかったが、資料にも興味深い記述があった。「日本人全体としての反核感情は、広島及び長崎の原爆体験を国民的な負の遺産として共有する営みに根ざすものではなく、第五福竜丸の被爆及びマグロの放射能汚染に対するパニックに基づくものであるだけに、様々な弱点を抱えています」。この指摘は放射脳カルトに基づく脱原発の弱さに重なる。
尖閣について中国の主張は無理はない。ポツダム宣言を受け入れているから。

林田力「中国やロシアと協力と言われたが、ウクライナ問題を踏まえてロシアを評価できるか」
歴史的にロシア領であった。プーチンはアメリカがコソボ独立でしたことと同じことをしたと主張している。国際法上の争点であり、一方的に批判できない。
質問「ロシア領からウクライナに攻撃している。ロシアはやり過ぎである。中国は汚染食品などの問題がある」
報道に偏りがある。つぎはぎで見ていけば日本人は真っ黒である。他者感覚が働くかである。私が付き合った中国人は極めて良質であった。中国人は相手を見る。日中関係が経済中心で来たことが問題ではないか。
質問。日中露の協力関係は理想である。中国は西欧的価値観に流されているのではないか。韓国に触れないのは何故か。
中国への認識をただせれば韓国との関係も改善できると考える。トウショウヘイ時代は流されていたが、中国は中国としての自信を取り戻しつつある。私は、中国は手強いと考える。
質問。日本人論に違和感がある。参加者自身には、そのように規定していないのではないか。中国とロシアもアメリカと同じと考えている。中国やロシアも自己の国益で行動している。
日本人論が参加者には該当しないという指摘が当たっていることを願っている。しかし、中国脅威論が浸透している現状に日本の思想のおかしさがある。アメリカ初以外の情報に接してほしい。

日本人にはパブリックという意識がない。赤信号皆で渡れば怖くない。何かあれば買い占めが起きる。お上の目の及ばないところでは勝手な行動に走る。
中国の公は欧米のパブリックに似ている。皇帝も天の道に外れたら打倒していい。中国の人権感覚は他者を考えている。天安門事件や少数民族弾圧に対して、天下の公から肯定する考え方がある。それを支持すべきと主張するつもりはないが、それは欧米のパブリックに近い。内側から理解することに努力することで、より正確な認識を得られ、真っ当な関係を築ける。

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