2014年5月25日日曜日

ブランズ市川真間の住環境破壊

東急不動産のブランズ(BRANZ)市川真間とブランズ市川真間IIが住環境を破壊するとして、建設反対運動が起きている。ブランズ市川真間は14階建て(高さ地上43m)である。ブランズ市川真間IIはブランズ市川真間のバス通りをはさんだ反対側で、同じく14階建ての計画である。住民らは「真間地区の景観を守る会」を結成している。現地は千葉県市川市真間一丁目で、京成線・市川真間駅の北側にある。「東急不動産14階マンション建設反対」などの横断幕や旗が掲げられている。
ブランズ市川真間は近隣商業地域を含むが、その北側は第一種低層住宅専用地域である。ここは最も良好な住環境を守らなければならない地域である。12種類の用途地域の中では最も厳しい建物規制が決められている。そのような場所に2棟の高層マンションを建設する東急不動産は脱法的である。脱法ハーブや脱法ハウスと同じメンタリティである。
真間地区は歴史と文化・自然に富む閑静な住宅地であり、東急不動産の高層マンションは似合わない。真間川や桜土手公園、真間山の水と緑は市民に潤いを与えている。真間を舞台とした手古奈伝説は万葉集にも歌われた。手古奈という女性は自分を求めて二人の男が争うのを見て、自ら命を絶ったという源氏物語の宇治十帖のような話である。
山部赤人は「我も見つ人にも告げむ葛飾(勝鹿)の真間の手児名(手古奈)が奥津城処」と歌っている。高橋虫麻呂は「葛飾の真間の井を見れば立ち平(な)らし水汲ましけむ手児名し思ほゆ」と歌った。
住民はブランズ市川真間に対して階数を下げ、建物のセットバックを要望したが、東急不動産は完全に無視し、工事を進めた。その怒りの住民感情が冷めない中で、東急不動産は隣地にも同じく14階建てのブランズ市川真間IIを建てようとする。東急不動産は横暴である。東急不動産の横暴は東急不動産消費者契約法違反訴訟でも同じである(林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』ロゴス社)。
ブランズ市川真間とブランズ市川真間IIは低層住宅地の景観を圧倒・阻害する。ブランズ市川真間もブランズ市川真間IIも戸建て住宅が立ち並ぶ古い町並みに突出する。これは周囲の環境と調和せず、優しい景観を破壊する。高齢者が多い近隣住民に強力な圧迫感を与え続ける。ブランズ市川真間IIでは敷地内の松の木も切り倒す計画である。住民は保存を求めている。
ブランズ市川真間とブランズ市川真間IIの安全性も懸念される。真間地区は砂地盤で地下水も浅い。地震の時に液状化する可能性もあり、ブランズ市川真間やブランズ市川真間IIの杭が折れて倒壊し、近隣の住宅を押し潰す危険もある。東急不動産マンションでは建築士資格を持たない無資格者が構造設計者になった例もある(林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』「耐震強度偽装事件と欠陥施工」)。
ブランズ市川真間とブランズ市川真間IIは住民に迷惑や危険ばかりをもたらし、良いことは一つもない。人口の急増によって道路は混雑し、水道管の圧力不足で2階の水道の水が出なくなり、古い下水道管も一杯になってトイレ水が流れなくなるトラブルも考えられる。
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