2013年11月30日土曜日

ブラック企業を考える

#格差 #労働 #雇用 #仕事 #都政 #東京都
都政わいわい勉強会イン東部地区「ブラック企業・ワーキングプアを考える」が12月1日(日曜日)13時から16時半まで東京都江東区住吉のティアラ江東で開催される。都営新宿線・東京メトロ半蔵門線住吉駅が最寄りである。ブラック企業と戦う労働基準監督官を主人公としたドラマ・ダンダリンが放送されるなどブラック企業が社会問題になっている。今回は民間アルバイトのブラックバイトと非正規公務員の官製ワーキングプアに着目する。林田力は東急不動産だまし売り裁判を踏まえて「東急のブラック企業問題」を報告する。続いてブラックバイトと官製ワーキングプアについて報告がなされる。パネルディスカッションには、あぜ上三和子東京都議会議員と、みずまゆきえ葛飾区議会議員が参加する。詳細は都政わいわい勉強会イン東部地区のWebをご参照ください。

東急ハンズ過労死

ブラック企業とブラック士業は嘘で結ばれている。ブラック士業は白々しい嘘をつく。やましいことがある者にとって真実の言葉は最大の敵である。ブラック企業やブラック士業は邪悪以外の全ての存在を抹殺する。ブラック企業は洗脳された社畜でいっぱいだった。東急ハンズ過労死を引き起こしたパワハラ上司は、どのような怪物か。パワハラは被害者を引っ掻き、痛みを与え、ショックの波を身体に伝える。そのためにパワハラ被害者は戸惑いや不安、ぎこちなさに悩まされる。ブラック企業やブラック士業は人権に対する敬意が欠落している。ブラック企業やブラック士業の不道徳な言動は増える一方である。
東急ハンズではサービス残業強要やパワハラで心斎橋店員が過労死した(林田力『東急不動産係長脅迫電話逮捕事件』Amazonキンドル)。東急ハンズにブラック企業批判が殺到したことは当然の成り行きである。東急ハンズがブラック企業体質を改めないから、過労死批判が続く。ところが、東急ハンズ従業員向け掲示板は、過労死批判者を無職と決めつけ、無職を見下すことで自己正当化を図る書き込みで荒らされるという異様な状態になっている。働いているから自分は無職よりも偉い、働いているからパワハラもオッケーという論理に対しては「どれだけ馬鹿なのか」と批判され、呆れられている。そのような体質だから東急ハンズで過労死が起き、東急ハンズは筋金入りのブラック企業と批判され続ける。「東急ハンズは一流のブラック企業」との表現もなされた。働いていれば殺人強姦窃盗もオッケーか。そのような考えだから、東急不動産だまし売り裁判や東急不動産係長脅迫電話逮捕事件が起きる。

スーパーウォール工法欠陥住宅訴訟

トステムTOSTEM(現リクシル)のスーパーウォール工法で欠陥住宅紛争が起きたことは真実です。欠陥住宅被害者側から記事記載の事実が主張されたことも真実です。その内容の具体性、迫真性から真実と受け止めることに十分な理由があります。施工業者も瑕疵を認めたとある点も裏付けられます。
欠陥住宅の情報は公共の利益に関する事実です。一般の消費者にとって不動産は一生に一度あるかないかの大きな買い物であり、欠陥住宅をつかまされたならば、人生を狂わされるほどの被害を受けます。たとえ裁判で勝訴しても、それまでの時間と労力を考えれば「終わりよければ全て良し」などというナィーブな発言は出てきません。従って欠陥住宅紛争を紹介し、消費者に注意喚起することは公共の利益に資するものです。
また、裁判は日本国憲法によって公開性が保障されています。スーパーウォール工法欠陥住宅訴訟の内容は公共の利益に関する事実です。
裁判で訴訟上の和解が成立したことも数年前に終わったことも、スーパーウォール工法欠陥住宅紛争の事実を否定することにはなりません。過去事例として消費者に有益な情報です。
リクシルは東急不動産だまし売り裁判(東急不動産消費者契約法違反訴訟)とも全くの無縁ではない。東急不動産代理人・井口寛二がリクシルの出資する財団の評議員になっている。東急不動産だまし売り裁判での井口寛二は不誠実そのものであった。証人尋問を母の病気という個人的理由で延期させて、その間に証拠収集するなどである(林田力『東急不動産だまし売り裁判こうして勝った』ロゴス)。

東急不動産だまし売り裁判

#東急 #tokyu #東急不動産だまし売り裁判
二子玉川ライズ後の世田谷区玉川では、かつて緑豊かであった土地が今は焼きつくされ、剥がれた皮膚をぶら下げたまますすり泣いている。
東急ハンズはサービス残業強要やパワハラで心斎橋店員が過労死した。ブラック企業は偏見がシーツのようにはためいている場所である。
東急ストアではTwitterにグレープフルーツやリンゴをくわえた不衛生写真を投稿するバカッター事件が起きた(林田力『東急ストアTwitter炎上』Amazonキンドル)。
東急不動産係長はトラブル相手の女性に脅迫電話を繰り返して逮捕された(林田力『東急不動産係長脅迫電話逮捕事件』Amazonキンドル)。
東急ホテルズは食材偽装をした。
東急リバブル東急不動産は不利益事実を隠して新築分譲マンションをだまし売りした(林田力『東急不動産だまし売り裁判こうして勝った』ロゴス)。東急不動産だまし売りマンションは、あまりにも空虚に感じられた。東急不動産だまし売り裁判(東急不動産消費者契約法違反訴訟)の勝訴後は、琵琶湖の水面に浮かび上がる泡のように、ゆっくりと穏やかな眠りから覚めた。東急リバブル東急不動産不買運動がこれほど人を元気づけることができるとは、実に信じられないくらい親密なものとは。東急リバブル東急不動産不買運動は東急不動産だまし売り裁判のエンジンを動かし続ける潤滑油的な存在である。東急リバブル東急不動産不買運動家は共に歳月を歩むべき友である。人間的にも素晴らしく、ユーモアの目利きでもある。

林田力 林田力 二子玉川ライズ反対運動 東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った ロゴス 東急ストアTwitter炎上 Amazon wiki Wikipedia ブログ Facebook リアルライブ ツカサネット新聞 本が好き 記者 v林田力 ブラック企業・ブラック士業

2013年11月29日金曜日

ブラック士業は国賊だ

ブラック士業は絶対悪である。『ブラック企業は国賊だ』流に言うならばブラック士業も国賊である。ブラック企業にはブラック士業の指紋がベタベタと付着している。ブラック士業は崇高な人権を滑稽なものによって台無しにする。ブラック企業やブラック士業には倦怠感が蔓延している。ブラック士業は尻までワニの群れにはまった状態である。ブラック士業は虎のいる檻に飛び込んだ訳で、つまりは自業自得である。ブラック士業の顔には疑惑と怒りと憤慨と憎悪がよぎる。
ブラック企業問題に対して自民党はブラック企業名の公表などを検討し、先進性を示した。ところが、ワタミの渡辺美樹を候補者に公認することで、ブラック企業批判政党としての立場を失った。代わりに共産党がブラック企業批判で躍進した。それでも『ブラック企業は国賊だ』のような書籍が出ることはブラック企業批判政党として期待できる。
ブラック企業のパワハラ上司にとって部下は憂さ晴らしのオモチャである。潰したらまた新しいオモチャを見つけて潰れるまで嬲り続ける。だから過労死がなくならない。
『ブラック企業は国賊だ』は千葉県市川市・浦安市選出の自民党代議士の書籍である。雇用政策全般について論じている。不本意で非正規になっている労働者をなくすべきと主張する。これは大切な視点である。非正規労働の問題では決まって自由なライフスタイルという立場から非正規の枠組みを擁護する主張がなされる。それは不本意で非正規になっている人々を無視した議論である。不本意で非正規になっている人々こそワーキングプアなど社会政策が必要である。不本意非正規の対策が必要との視点に至ったことを歓迎する。

2013年11月27日水曜日

ダンダリン9話

#ダンダリン #ドラマ 『ダンダリン労働基準監督官』9話は若造ブラック士業の転落を印象付ける。打ちのめされた若造ブラック士業を見ることは痛快である。ブラック士業の法律論ほど真実から遠いものはない。ブラック士業に善良さを求めることはシマウマに白黒の模様を止めろと命じるようなものである。ブラック士業の悪臭は人を滅入らせる。ブラック士業が危険な坂道で足を踏み外した途端、後はひたすら坂を下るだけである。若造ブラック士業に闇の人間が近付くことはお決まりである。現実のブラック士業も暴力団や地上げ屋、貧困ビジネス、ゼロゼロ物件業者、脱法ハーブ宣伝屋などのために働いている。
脱法請負に対して、それを逆手にとってブラック企業をやり込める。今回も前回と同じく労働者の団結でブラック企業に立ち向かう。これは現実のブラック企業被害者へのエールになる。
9話はホテルがブラック企業である。東急ホテルズ食材偽装などホテルの問題が世間を賑わせている中でタイムリーである。若造ブラック士業が暗躍する。女所長も若造ブラック士業を持て余している。若造ブラック士業のチンケさが目立つ。
派遣スタッフを請負契約に変えることで労働法の規制を免れる脱法請負である。若造ブラック士業の指南によるものであるが、浅はかである。労働者を搾取するだけでなく、派遣会社への仁義にも反する。ホテルは業界からも爪弾きになる。
ダンダリンは自己責任論を批判する。「一番悪いのは労働者の無知と油断につけこんだ経営者です」。
南三条が復活した。出勤時に危険な工事現場を指導して遅れるというダンダリン並みのアグレッシブさである。今回は土手山課長の回である。ダンダリンが土手山課長をやり込める。前回は土手山課長が南三条の復帰のために奮闘した。今回は課員が失意の土手山課長を励ます。最初は事なかれ主義が支配する無味乾燥とした公務員職場と描きながら、なかなか人間味がある。無機的で労働基準監督官の仕事に一途なダンダリンの出現によって職場に人間味が生まれる。『家政婦のミタ』と重なる構図である。
母親が社長にだまされて給料を減らされたとの相談が来る。今回は若造ブラック士業が暗躍する。派遣スタッフの契約形態を変えて人件費を減らすブラック企業の問題である。

ゼロゼロ物件紹介に批判

#賃貸 明星大学の学生向け賃貸不動産業者紹介Webページが批判されている。宅地建物取引業法違反で東京都から業務停止処分を受けたゼロゼロ物件業者が紹介されているためである(林田力『貧困ビジネスと東京都』Amazonキンドル)。立川市のシンエイエステートは重要事項説明義務違反など宅建業法違反で東京都から業務停止処分を受けた。住まいの貧困に取り組むネットワークからデモで糾弾されてもいる。不動産業者選びは行政処分歴のない業者にすることが基本である。大学生が悪徳商法の被害者となる例は多い。大学が学生に宅地建物取引業法違反業者を紹介することは罪深い。問題のゼロゼロ物件業者は貧困ビジネスと批判されている(林田力『東京都のゼロゼロ物件』Amazonキンドル)。貧困ビジネスのゼロゼロ物件業者は映画『スターウォーズ』に登場するダークサイドに堕ちたキャラクターのような存在である。貧困ビジネスには道徳観念が全くない。

2013年11月26日火曜日

中野相続裁判懐石道具

懐石膳10客
飯椀10客
汁椀10客
煮物椀10客
向付10客
鉢10客
小鉢10客
縁高10客
箸洗い(小吸物椀)10客
箸10客
盃(杯)10客
盃台(杯台)2点
焼物皿2点
八寸盆2点
飯器(飯次)2点
杓子2点
湯桶(湯斗ゆとう)2点
湯の子すくい2点
銚子(かんなべ)2点
替蓋2点
朱花形盆10点
黒掻合盆10点
丸盆2点
春慶塗長盆(大)2点
春慶塗長盆(小)2点
鐘鉦
撞木

中野相続裁判茶道具

掛け物 56
茶釜 25
炉縁 5
風炉先屏風 2
棚 22
硯箱 1
水指 38
茶入れ 8
茶杓 13
茶器 32
茶碗 94
香合 35
花入 33
菓子器 50
盆 8
蓋置 17
建水 9
莨盆 3
水次やかん 2
火入 6
皆具 3
服紗 19
色紙 32
短冊 22
扇子 8
竹花入 7
花器 49
書物 14
稽古道具:茶碗箱なし 80
稽古道具:茶碗箱あり 34
稽古道具:茶入れ 17
稽古道具:茶器 30
稽古道具:蓋置 20
稽古道具:香合 21
稽古道具:水指 11
稽古道具:建水 1
稽古道具:茶巾盥 1
稽古道具:釜据 1
稽古道具:底洗 1
稽古道具:風炉釜 7
訴外寿美入院中に被告が代金25万210円を支払った数茶碗 10
朝日焼10点 10
京焼風9点 9
京焼風1点(相続開始後に被告が紛失したもの) 1
青磁9点 9
三島手8点 8
茶壷、網、飾り緒 一式 1
且座の香道具 一式 1
十種香札 1
一二三盆 1
黒小棗5点 5
茶カブキ盆 1
看板 1
緋大服紗 1
半田 1
底とり 1
茶杓飾り盆 1
花台 小刀付 1
花ばさみ3点 3
水次 1
自在 1
矢筈 1
炭台 1
ふくべ 1
炭斗4点 4
箱炭斗 火消壷 1
釜敷3点(被告写真76 一つは藤) 3
鐶4点   4
羽3点(被告写真78) 3
灰器3点 茶会用炉、風炉を含む 3
灰匙3点 茶会用炉、風炉を含む 3
火箸・飾り火箸7点  7
釣り釜用鎖とつる 1
敷板4点 4
敷がわら (被告写真108番) 1
五徳4点 被告写真80番、147番 4
前がわら5点 被告写真81番、121番 5
キセル 一双 3点 3
薄板8点 8
円座5点 5
訶利勒 1
振振香合 1
のし三宝 1
茶通箱2点 2
山道盆 1
天目台 1
黒四方盆 1
炉縁黒 1
風炉先屏風 1
たばこ盆 煙草入 灰吹 1
水屋がめ 水こし かいげ 1
紹鴎棚 1
桑小卓 1
水やかん 1

東急不動産だまし売り裁判

#東急不動産だまし売り裁判
林田力『東急不動産だまし売り裁判こうして勝った』。東急不動産だまし売り裁判の勝訴後は、どこかが違っていた。全ての色彩が一層明るく感じられた。空気は太陽のエネルギーを伴って揺らめき、世界はあたかも希望を抱いているかのようである。

ブラック士業は見下げ果てた阿呆への道を着々と進んでいる。ブラック士業には人を堕落させる様々な悪習がある。ブラック士業が抱えている問題は野良犬に付いているノミよりも多い。ブラック士業にとって悪いのは、いつも他人である。ブラック士業は阿呆に見える。ブラック士業を賢いと見なすことは、この世の全ての賢い人々への侮辱である。ブラック士業はどこもかしこも面白味がない。生気のない髪の毛から小さな目に至るまで。ぽってりした唇は、ぽってりした鈍い頭に見合っている。大魚と一緒に泳ごうと頑張るグッピーもいいところだ。

2013年11月25日月曜日

東急ホテルズ食材偽装

#東急ホテルズ #東急
「東急は悪徳企業だ」
東急不買運動家が漏らした東急グループへの評価は、これでもまだかなり寛大なものである。
東急ホテルズ食材偽装が批判されている。一従業員が食材偽装を思いつき、まして偽装をやりおおせるとは少しも信じられなかった。むしろ、東急ホテルズ食材偽装事件にプンプン漂うものは東急ホテルズの企業体質の悪臭である。
東急ホテルズの料理は見かけ倒しである。東急は悪徳商法の見本市である。東急は触るべきでないものにいつも触って、消費者を動産か何かのように扱う企業である。東急ホテルズへの嫌悪感で全身が震える。嘘は東急の十八番である。東急には嘘という深刻な伝染病が広まっている。東急は消費者をだませば儲かると思っているのか。苦しみを味わせて商品を売りつけてやるという根性か。この批判は東急不動産だまし売りにも当てはまる。東急は、ありとあらゆる悪質な商売をする才能を持っていた。ついでに、ありとあらゆる不誠実な対応をする才能も。
車海老の偽装には以下の批判が寄せられた。「車エビがブラックタイガーってのはダメだろ〜、あまりに作為だ。車エビは車エビだからこそ車エビなんだから」

2013年11月24日日曜日

私の職場はラスベガス

『私の職場はラスベガス』はラスベガスのホテルの女性従業員ラッキーを主人公にしたアメリカ現代小説である。翻訳には「肉食系女子」(147頁)など現代日本の言葉が使われている。本書で描かれるラスベガスは、古典的な文学作品などで描かれる高い倫理観のあるピューリタニズムのアメリカとは全く異なる。そのような感覚からすると発狂したくなるほど異常である。左からはオキュパイ運動、右からは茶会運動が起きる訳である。
日本でもカジノを作ろうという動きがある。ラスベガスは砂漠の真ん中で生産性のない土地である。そのような場所だからカジノが許される面もある。カジノそのものへの根元的な批判は真剣に検討されるべきであるが、仮に日本でカジノを建設するとしても、東京都港区お台場ではなく、交通の不便な過疎地にすべきである。勿論、地域住民が静かな生活よりも目先の金儲けを優先する選択をした場合に限られる。

物語は顔見知りの従業員リダ・スーの遊覧ヘリコプターからの転落死で幕を開ける。カジノという非日常空間を舞台としたミステリーである。カジノの世界にはエネルギーを浪費する資本主義の狂気がある。砂漠に人工雪による屋内スキー場を作る(24頁)。雰囲気のために暖炉のある部屋に冷房をガンガンに効かせて暖をとる(28頁)。

『人という怪物』

パトリック・ネス(Patrick Ness)著、金原瑞人・樋渡正人訳『人という怪物』(東京創 元社、2013年)はアメリカのSF三部作「混沌の叫び」(Chaos Walking)の最終巻である。「混沌の叫び」シリーズはノイズという設定を作り、ノイズを普通の文字と字体を変えて記述するという斬新な小説表現になっている。

本書はトッドとヴァイオラの二人の視点人物の物語が交互に繰り返される。視点人物がピンチに陥るなど物語が動くタイミングで、視点人物が切り替わり、それまでの視点人物がどうなったか分からなくなる。そのために早く先を読みたくなる。これは前作『問う者、答える者』と同じであるが、本書では新たな視点人物が加わった。

本書は先住生物スパクルの攻撃で幕を開ける。人間はスパクルが暮らしていた星に後から入って我が物顔で振る舞う植民者である。しかも、人間はスパクルを奴隷として扱い、虐殺までしている。まさに人間は怪物であり、スパクルの怒りに感情移入できる。

人間とスパクルの関係は、アメリカ大陸の白人とネイティブ・アメリカンの関係を連想する。スパクルの名前の付け方もネイティブ・アメリカン風である。ネイティブ・アメリカンの苦しみを連想させ、自国の負の歴史に重なる小説が発表され、高い評価を受ける。アメリカの懐の深さを感じさせる。

『問う者、答える者』では甘言を弄してトッドやヴァイオラを利用しようとする卑劣な大人達と、それに負けずに非協力を貫くトッドやヴァイオラが対照的であった。しかし、スパクルの攻撃という非常事態にあって、トッドやヴァイオラの毅然とした非協力性は弱まった。

後半では人々の進むべき展開が予想つくようになった。これは日本のサブカル文化に親しむ者にとって馴染みのある展開である。『新世紀エヴァンゲリオン』の人類補完計画である。ラスボスが自分の強大な力を制御しきれず、実は倒されたがっていたという展開も日本の漫画・アニメによく見られる。
http://hayariki.net/home/37.htm
日本のサブカル作品では主人公が人類補完計画的なものを否定することが常道である。それに対して本書は人類補完計画的なものを好意的に描く。集団主義的な日本のサブカル作品が人類補完計画に抗い、個人主義の米国で生まれた本書が人類補完計画に肯定的であることは一見すると奇妙である。日本社会が個性を抑圧するからこそ、抑圧された日本の表現者は作品世界では集団主義を強く否定する。逆に米国は個人が自立し、人類補完計画に現実味がないから、ユートピア的に描くことも許される。

この点で日本のサブカル作品に親しんだ身には面白みに欠けるが、ラストは予想外の展開であった。「めでたし、めでたし」となると予想したところで急転直下となる。物語は新世界の未来を左右する大きなものとなったが、最後はヴァイオラとトッドの物語として締めた。人々も様々な考えの人がおり、人類補完計画的な方向に一挙に進むこともない。安直な人類補完計画礼賛に陥っていない作品である。

2013年11月23日土曜日

二子玉川ライズ反対運動

二子玉川ライズには無愛想な雰囲気が漂い、住民は見捨てられる。二子玉川ライズの生き辛さは、そこに生育する動植物も例外ではない。二子玉川ライズでは人々に囲まれているのに妙に孤独で誰とも繋がっていない感じにさせられる。
ブラック士業について考えるだけで血が煮えくり返るほどである。ブラック士業は嘘つきである。ブラック士業の嘘はゴキブリのようなものど、一匹でも見かけたら、見えないところに百匹は潜んでいる。ブラック士業の品位は泥にまみれていた。ブラック士業は物事をかき乱すことが大好きである。
東急リバブル不買運動家は、偽物をだまし売りして大金をせしめようとする悪徳業者とは雲泥の差がある。東急不動産だまし売り裁判勝訴記念パーティーにおいて、林田力は何ヵ月も食べていないかのように料理を頬張った。

『八甲田山死の彷徨』ブラック企業につながる

新田次郎『八甲田山死の彷徨』は青森県八甲田山での日本陸軍の山岳遭難事故を題材とした小説である。青森第五連隊は雪中行軍の演習中に遭難し、210名中199名が死亡した。全滅に等しい。ここで描かれた体質は太平洋戦争での日本軍の無謀さ、無責任さに通じる。それは福島第一原発事故や東急不動産だまし売り裁判、東急ハンズ過労死、東急ホテルズ食材虚偽表示など現代の日本企業の問題にも通じている。

八甲田山雪中行軍では青森第五連隊の失敗と弘前第三十一連隊の成功が対照的に描かれる。青森第五連隊は失敗すべくして失敗したと位置付けられがちであるが、青森第五連隊の神田大尉は入念に計画を立てており、逆に計画に時間をかけ過ぎたために準備時間が乏しくなったという皮肉な結果になっている。準備のための準備になっていないか、計画書作成が目的化していないか、という点は落とし穴になる。

史実の青森第五連隊と弘前第三十一連隊の雪中行軍は別個独立のものとされるが、物語では八甲田山の雪中行軍は寒冷地の行軍の研究と内陸輸送ルートの確保という二つの目的があった。弘前第三十一連隊の成功要因が小隊にも満たない少人数で装備も軽かったことにあることは確かである。それは雪中踏破に最適化されているが、軍隊の移動・物資の輸送という設定された目的を満たすものか、いわばクライアントの要望を満たすものか、疑問がある。
http://hayariki.net/home/36.htm
青森第五連隊と八甲田山ですれ違うという上官の思い付きを言質にとって自己の計画を認めさせた徳島大尉の手腕は巧みである。踏破距離が長いために一見すると無謀な計画と思わせておきながら、すれ違うことを目的化することで大部隊にしないなど難易度を下げている。

これに対して青森第五連隊が大規模な編成であった。これは失敗要因である。それは山田少佐が横槍を入れたためであり、山田少佐は物語上のヒールである。青森第五連隊と弘前第三十一連隊を競わせるという設定の中で、本来の目的を踏まえると、先に弘前第三十一連隊の計画が出された以上、それ以上のことを盛り込みたくなる心理は理解できないものではない。

師団が責任を持たず、青森第五連隊と弘前第三十一連隊を競わせるという師団上層部の無責任体質が構造的な問題である。これは物語上のフィクション設定であるが、そのような体質が日本の組織には存在する。組織は何ら手当せず、個人の頑張りで解決しようとする特殊日本的精神論・ガンバリズムである。この無責任は現代のブラック企業にもつながっている。
Poverty Business in Tokyo [Formato Kindle]
http://www.amazon.it/dp/B00GMTNGCC

2013年11月22日金曜日

『オリーブも含めて』

アンドレア・ヴィターリ著、久保耕司訳『オリーブも含めて』(シーライト・パブリッシング、2013年)は近代イタリアを舞台とした小説である。物語は老婦人の死亡で幕を開ける。そのためにミステリー小説と勝手に予想したが、見事に外れた。

視点人物が次々と変わり、物語の方向性が見えない。登場人物が多いが、誰が主要登場人物になるのか予想がつかない。おまけにイタリア人の名前は日本人に馴染みがなく、覚えにくい。ドストエフスキーの小説と似たような感覚になる。

やがて物語は不良少年グループの犯罪に行き着く。この不良少年グループは様々な問題を起こしていた。日本でも関東連合など元暴走族の犯罪が社会を震撼させた。国や地域が違っても、社会を腐らせる要素は類似する。

当時のイタリアはムッソリーニのファシスト党による全体主義体制である。そのような社会でもヤンキーは困り者であり、害悪であった。当時のイタリアに比べ、はるかに自由な現代日本でヤンキーが大きな社会問題になることは納得できる。

日本ではヤンキーの取り締まりのために人権の制限となる規制強化を容認する論調がある。それはヤンキー以外にも矛先が向かう可能性がある危険な論調ではある。しかし、本書のような全体主義体制でもヤンキーが厄介者であったことを考えると、ヤンキーへの厳しい取り締まりを支持する声が強くなることも首肯できる。

タイトルの「オリーブも含めて」は原題の直訳である。何故、「オリーブも含めて」がタイトルであるかは中々分からない。表紙の綺麗な絵には欺かれる。流石はラテンの国の小説と思わせる。登場人物が全て幸せではないが、明るい読後感を与える作品である。
貧困ビジネスと東京都 - はてなキーワード
http://d.hatena.ne.jp/asin/B00GMTNGCC

東急不動産だまし売りという怪物

ブラック士業という怪物。ブラック企業という怪物。東急ストアTwitter炎上という怪物。東急百貨店だまし売りという怪物。東急ハンズ過労死という怪物。東急不動産だまし売りという怪物。二子玉川ライズという怪物。東急大井町線高架下立ち退きという怪物。貧困ビジネスという怪物。ゼロゼロ物件という怪物。脱法ハーブ宣伝屋という怪物。
パトリック・ネス著、金原瑞人、樋渡正人訳『人という怪物』はアメリカのSF三部作「混沌の叫び」の最終巻である。後半からは人々の進むべき展開が見えていく。本書はノイズという設定を作り、ノイズの文字を普通の文字と字体を変えるという斬新な小説表現をもたらした。しかし、展開は日本のサブカル文化に親しむ者にとって馴染みのある展開である。新世紀エヴァンゲリオンの人類補完計画である。ラスボスが自分の強大な力を制御しきれず、実は倒されたがっていたという展開も日本の漫画・アニメによく見られる。
日本では主人公が人類補完計画的なものを否定することが常道である。それに対して本書は人類補完計画的なものを好意的に描く。集団主義的な日本のサブカル作品が人類補完計画に抗い、個人主義の米国で生まれた本書が人類補完計画に肯定的であることは一見すると奇妙である。日本社会は個性を抑圧するからこそ、表現者は作品世界では集団主義を強く否定する。逆に米国は個人が自立し、人類補完計画に現実味がないから、ユートピア的に描くことも可能である。
ここまでは日本のサブカル作品に親しんだ身には衝撃は少なかったが、ラストは予想外の展開であった。「めでたし、めでたし」となると予想したところで急転直下となる。物語は新世界の未来を左右する大きなものとなったが、最後はヴァイオラとトッドの物語として締めた。人々も様々な考えの人がおり、人類補完計画的な方向に一挙に進むこともない。安直な人類補完計画礼賛に陥っていない作品である。
トッドとヴァイオラの二人の視点人物の物語が繰り返される。これは前作『問う者、答える者』と同じであるが、本書では新たな視点人物が加わった。視点人物がピンチに陥るなど物語が動くタイミングで、視点人物が切り替わり、先が読めなくなる。そのために早く先を読みたくなる。
物語は先住生物スパクルの攻撃で幕を開ける。人間はスパクルが暮らしていた星に後から入って我が物顔で振る舞う植民者である。しかも、人間はスパクルを奴隷として扱い、虐殺までしている。まさに人間は怪物であり、スパクルの怒りに感情移入する。
人間とスパクルの関係は、アメリカ大陸の白人とネイティブ・アメリカンの関係を連想する。スパクルの名前の付け方もネイティブ・アメリカン風である。ネイティブ・アメリカンの苦しみを連想させ、自国の負の歴史を想像させる小説が発表され、高い評価を受ける。アメリカの骨太さを感じさせる。
『問う者、答える者』では甘言をろうしてトッドやヴァイオラを利用しようとする卑劣な大人達と、それに負けずに非協力を貫くトッドやヴァイオラが対照的であった。しかし、スパクルの攻撃という非常事態にあって、トッドやヴァイオラの毅然とした非協力性は弱まってしまった。

2013年11月21日木曜日

ダンダリン8話

#ダンダリン #ブラック企業 #ブラック士業
ブラック企業やブラック士業は悲しい生き物である。心の弱さから結局何もかもメチャクチャにしてしまう。何かを築いても、結局は破壊してしまう。ブラック企業を追い詰めたものは労働基準監督官ではない。労働者である。ダンダリンのような労働基準監督官は残念ながら現実にはいない。フィクションのヒーローである。しかし、今回の店長達のように団結してブラック企業経営者に抗うことは、まだ現実味がある。ダンダリンはブラック企業との闘いを教えてくれる。
ダンダリン8話は南三条がブラック士業のダークサイドに堕ちかける。ここでも若造ブラック士業が使えない邪魔者である。女所長は意外といい役である。女所長のダメなところは若造ブラック士業を側に置いていることだけと言ってもよい。仮に南三条が社労士になったならば若造ブラック士業はお払い箱だろう。
今回は典型的なブラック企業の飲食店のチェーンである。経営者が向上心などと綺麗事を言っている点も、あのブラック企業経営者を連想させる。自主的な研修の名目で長時間のサービス残業を正当化する。睡眠時間を削ってまで研修を受けさせる。大量採用、大量退職を繰り返すブラック企業である。これまでのブラック企業経営者と比べると一見スマートであるが、ダンダリンと話せば、すぐにブラック企業経営者の本性丸出しである。
ブラック企業では地震でなくても社員の脈が揺れている。ブラック企業被害者の声は静かな湖面のように穏やかである。穏やかで純粋で欺くことを知らない声である。

2013年11月20日水曜日

フィリピン台風被害と放射脳

#放射脳 #ワーワー教 #フィリピン
フィリピン台風被害は放射脳カルトの欺瞞や無責任さを露呈させた。放射脳カルトは東日本の放射能汚染を煽り、自主避難・疎開を薦める。そこにはゼロゼロ物件などの貧困ビジネスや人身売買の思惑がある(林田力『放射脳カルトと貧困ビジネス』Amazonキンドル)。放射脳カルトによってフィリピンで人身売買された被害者の張り裂けんばかりの悲痛な叫びは自分の中だけでは抑えられず、外に溢れ出している。フィリピンは放射脳カルトの移住先として喧伝されたが、災害リスクを無視したものである。
放射脳カルトは恐ろしく野蛮で血も涙もなく、ろくでもない存在である。放射脳カルトは怒りを撒き散らす。放射脳カルトの顔が怒りで赤く染まる。目玉焼きを作れそうなくらい真っ赤である。

2013年11月18日月曜日

ブラック企業・ブラック士業

#ブラック企業 #ブラック士業
ブラック企業やブラック士業は個人の尊厳を踏みにじる。ブラック企業やブラック士業を容認することは、自分の足を鋭利なナイフで刺すようなものである。ブラック企業やブラック士業は手当たり次第、全てを奪う。略奪の手を止めることなく、人々から全てを奪い取る。ブラック企業やブラック士業は同じ過ちを繰り返している。よほど人権が嫌いらしい。日本社会をゴミの山にしたいのだろう。ブラック企業やブラック士業の行いは七つの大罪に入る悪行である。
林田力『ブラック企業・ブラック士業』(Amazonキンドル)は社会問題になっているブラック企業やブラック士業を取り上げたノンフィクションである。東急ハンズ過労死や東急電鉄一時金請求訴訟などを取り上げている。
東急ハンズをテーマとするインターネット掲示板では以下の悲痛な書き込みがなされた。「疲れた・・・。今までのこと少しずつ記録していってます。遺書として準備でき次第、常に店内のどこかで自殺を考えてしまう自分が怖い。助けて・・」。
ブラック企業やブラック士業は有害である。東急ハンズのようなブラック企業は、まともに商売をする企業にとって迷惑である。
ブラック企業は、ごまかしで税収が減るために国や市町村が迷惑する。
ブラック企業は、平気で違法行為や公害垂れ流しをするために市民が迷惑する。ブラック企業は、労働者に罪と仕事を押し付け、労働者の健康を損なう。そのために医療費が増大し、健康保険料を払う全国民が迷惑する。

2013年11月16日土曜日

貧困ビジネスと東京都

#反貧困 #東京都 #アマゾン #Amazon
林田力『貧困ビジネスと東京都』(Amazonキンドル)は東京都の貧困ビジネス問題を取り上げた電子書籍である。貧困ビジネスのゼロゼロ物件業者と脱法ハーブ宣伝屋の親子は有害である。貧困ビジネスを指南するブラック士業も有害である。彼らはトンマになる授業を受けたか、生まれつきの阿呆か。ブラック士業に言わせると男女の恋愛も脂ぎった豚のコンテストと同じである。それは豚にも失礼である。
『貧困ビジネスと東京都』は決して忘れられないものになるだろう。林田力の問いかけは貧困ビジネス被害者への共感に溢れていると同時に、核心を突くものでもある。表紙は足立区舎人の貧困ビジネスの進出予定地だった場所である。ゼロゼロ物件や脱法ハウスなど住まいの貧困につけこむ貧困ビジネスが横行している。東京都は重要事項説明義務違反など悪質なゼロゼロ物件業者を宅建業法違反で業務停止処分にした(林田力『東京都のゼロゼロ物件』Amazonキンドル)。
問題のゼロゼロ物件業者は、宅地建物取引業法違反で東京都から業務停止処分を受けました。行政処分歴は消費者への注意喚起のために公表されており、行政処分歴のある業者を避けることは不動産業者選びの鉄則です。また、ゼロゼロ物件自体が貧困ビジネスとして社会問題になりました。特に悪質であるとして「住まいの貧困に取り組むネットワーク」がデモを行っています。一般に大学生は悪徳業者のカモにされやすいと言えます。大学が宅地建物取引業法違反業者を学生に紹介することは問題があると考えます。少なくとも宅地建物取引業法違反で業務停止処分を受けた業者であることは注意喚起されることを御検討くださりますようお願いします。

徳島東急インが偽装隠し

#東急ホテルズ #東急
偽装東急、だまし売り東急である。東急百貨店では認知症女性に次々販売した(林田力『東急百貨店だまし売り』Amazonキンドル)。
東急は簡単に改心するような企業ではない。救いようのない企業である。東急の説明は、その場しのぎのものである。あまり深く考えず、適当にでっち上げた部品を、いい加減に組み合わせたものである。狂気の土台の上に築かれた自己欺瞞だらけの作り話である。生物学の知識のない者にさえ、東急不動産工作員の体構造が酷くおかしなものであることは一目瞭然である。
東急ホテルズは、メニューと異なる材料を料理に使用していたと発表した。問題拡大の背景には、食品の製造を外部委託することで管理が行き届いていない実態が浮かび上がった。東急は所詮二流との指摘もある。
【高島屋や東急ホテルズも… 食材偽装問題、全国に拡大】
東急ホテルズは徳島県に偽装隠しをしていた。徳島東急インは阿波牛と称しながら、別の産地の牛肉を使用していた。東急ホテルズは宮古島東急リゾートでも偽装隠しをしていた。
東急ホテルズの食材偽装はメニュー誤表示ではない。高い食材と思わせる犯意は明白である。誤表示や慣習と強弁するならば、たまには高級食材を間違って出すべきである。全部、表示よりも安い食材、手作りや生鮮と書いて冷凍物など、全部表示よりも劣化品である。
生活がかかってる?厳しい仕入れと経営だから仕方ない? 騙されて食べる客は仕方ない犠牲というのか。誠実な企業ならば必死に正しい選択をしようとするだろう。どうしようもなかったと口にすることは責任逃れである。誠実な企業は、そのような無責任な言い分けはしない。

2013年11月15日金曜日

ダンダリン労災隠し

#ブラック企業 #ダンダリン #ブラック士業
ダンダリン七話はブラック企業経営者と社員を分断して描くことに成功している。パワハラ・イジメが行われているが、加害者はブラック企業経営者だけで、他の社員は同情的である。視聴者はブラック企業経営者だけを憎めばいいという分かりやすい構成である。
現実は経営者だけでなく、パワハラ体質のブラック社員がブラック企業を支えていることが多い。パワハラが快感になって止められないブラック社員もいる。イジメや差別が職場ぐるみで行われる。東急電鉄の労働組合員差別が典型である(林田力『ブラック企業・ブラック士業』Amazonキンドル)。現実のブラック企業問題は一筋縄ではいかないが、エンタメ作品としては単純化して描くことも必要である。
ダンダリン七話では南三条がブラック士業のダークサイドに落ちそうになる。このドラマは過去を振り返る形式になっており、南三条がブラック士業のダークサイドに堕ちないという結論は視聴者に提示されている。それでも南三条が、どのように乗り越えるか見物である。
解剖に対する日本人の意識の後進性は真実の追求の妨げになっている。まさに日本は海堂尊の指摘する死因不明社会である。遺族にしても労災かもしれないという疑いを抱えて生きていくよりも、ずっといい。

ブラック企業やブラック士業に対しては怒りで体がかっと熱くなり、死ぬほど胸が苦しくなり、また怒りで腸が煮えくり返る。ブラック士業はリンゴをあげると言ったならば、リンゴの木ごと引っこ抜いていく輩である。
ダンダリン七話。突っ走っても常に成功するとは限らない。それで心が折れてしまう人もいる。ダンダリンの突き放し方は厳しい。
ブラック企業経営者は、とことん最低な人間に描かれる。労働基準監督官が暴力を振るうということは許されないことであるが、それが人間的には支持できると思えてしまうほどの悪辣さである。
ダンダリンは若造ブラック士業の話を「随分歪んでいますね」と批判する。もはや若造ブラック士業はモブキャラである。やはり女所長がラスボスか。

2013年11月13日水曜日

ダンダリン七話

#ダンダリン
ダンダリン七話。労災の話題である。労災は過労死でも問題になる。社内イジメ、労災隠しが出てくる。東急ハンズ過労死でもパワハラが原因の一つである(林田力『東急不動産係長脅迫電話逮捕事件』Amazonキンドル)。
冒頭では南三条がフューチャーされる。南三条はダンダリンの指導係でダンダリンと接点が深い。ダンダリンの影響を受けていることがコミカルに描かれる。南三条はブラック士業から引き抜きの誘いを受けていた。ブラック士業の側に行かず、労働基準監督官のモチベーションを高めることは喜ばしいことである。
南三条のモチベーションが高く、ダンダリンと攻守逆転した趣である。登場人物のパターンをひねって面白い。ダンダ化という言葉まで生み出すほど作品世界が濃厚である。

「いつか来た道」的な反戦平和や護憲への過剰な思い入れは、現役世代や若年層を左翼から遠ざける要因になる。運動の出し方を考えて欲しいと願うものの、難しいとも思う。
参院選東京選挙区の分析が興味深い。本書は山本太郎が比例区で維新、みんな、民主に投票した層からも投票されたと分析する。吉良佳子と山本太郎が「吉良を支持するような革新票と、山本を支持するようなリベラル票」とすみわけしたと分析する(166頁)。
山本が第三極支持層からも集票したとの指摘は理解できる。というよりも、そのように考えなければ計算が合わない。比例では第三極に投票したことから彼らを「革新票」と対比して「リベラル層」と名付けたくなることも理解できる。しかし、そうなると革新は共産党だけで、山本太郎を支持した社民党は革新でないということになる。
より重要な問題は山本太郎は「リベラル層」の支持に値する候補者かという点である。瓦礫焼却阻止への肩入れや過激派との接点が指摘されるように共産党よりも過激である。本書は「反原発、反TPP、反改憲を志向する層は、比例では、維新の会やみんなの党に入れている部分も少なくない」と分析するが(165頁)、逆ではないか。第3極支持層が山本太郎の本質を知らずに有名人ということで投票してしまったということではないか。山本太郎への得票から反TPP、反改憲に支持があると分析することは危険である。

構造改革路線の対立軸と考える脱原発も、電力自由化という構造改革が不徹底のために原発という非効率で不経済な発電方法が温存されたためと見ることができる。
共産党の躍進はアベノミクスへの明確な対案提示と見る点は支持できる。しかし、それは必ずしも構造改革への対案ではない。むしろ共産党は古くから構造改革への対案を提示してきたが、伸び悩んできた。市民にとって純理論的な構造改革は否定すべきものではない。共産党は都議選では外環道という具体例を出して大型開発を批判し、開発予算を福祉予算に回すことを訴えた。これは構造改革よりも、従来型土建政治への対案である。
参院選ではブラック企業批判に注力した。構造改革や大企業といった抽象的なものではなく、ブラック企業という具体的な社会悪を批判した。
本書ではブラック企業批判には触れず、反貧困でまとめているが、反貧困とブラック企業批判は少し意味合いが異なる。格差社会の過酷な実態は多くの人の同情心を誘う。派遣村が典型である。しかし、困っている人を救うという論理には弱さがある。パチンコで乱費するなど貧困者の側の問題を強調することで同情心は霧消するためである。実際に生活保護バッシングによって反貧困運動は守勢に立たされた。これに対してブラック企業批判は異なる。ブラック企業という搾取者を批判するものであり、ブラック企業被害者の道徳性は問題にならない。これがブラック企業批判の論理的強みである。

『小説フランス革命XI 徳の政治』

佐藤賢一『小説フランス革命XI 徳の政治』(集英社、2013年)はロベスピエールらジャコバン派の独裁確立期を描く。左のエベール派、右のダントン派を粛清する。視点人物であり、ロベスピエールの友人であったデムーランまで処刑される状況は革命の迷走を印象付ける。

エベールはヒール的に描かれており、その処刑への感情移入は少ない。死刑の直前にエベールはロベスピエールの悪臭に気づき、笑いながらギロチンにかけられた。下品さを売りにするエベールからも臭いと評されたロベスピエールが内に抱える醜い感情が後半に明らかになる。

ロベスピエールは小説フランス革命シリーズで理想に燃える熱い人物として描かれた。しかし、独裁確立期の本巻では精彩に欠ける。サン・ジュストの操り人形になってしまったイメージである。

ダントン派の粛清もサン・ジュストが熱心に進めたものであるが、ロベスピエールの内に秘められた人間臭く俗っぽい思いが明らかになる。フランス革命シリーズでは抑制的であったが、濃厚な性意識を特徴とする著者らしさが出ている。

サン・ジュストの有名な言葉に「革命は凍りついた」というものがある。本巻では、このタイミングで発言させるかというところで出てくる。小説フランス革命シリーズも最後の一巻を残すが、後は下り坂しかない幕切れである。

著者は『カエサルを撃て』『剣闘士スパルタクス』『オクシタニア』など歴史上の敗者を描きながらも、清々しさを出している(林田力「佐藤賢一と藤本ひとみ 〜フランス歴史小説から幕末物へ」日刊サイゾー2011年10月17日)。どう見てもロベスピエールに救いはなさそうであるが、どのような結末になるか注目する。
http://hayariki.net/home/31.htm
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東急ホテルズ虚偽表示

#東急ホテルズ #偽装 #東急
東急は自社の目的を達成するために顧客をだまして利用しても平気な企業である。東急不動産だまし売り裁判や東急百貨店だまし売り裁判なと東急はだまし売りが多い。「返金に応じないホテルは糞」との声がある。
東急不買運動の声は哀しい歌となって涙を流しながら、林田力を包んだ。その歌は消費者に広がっていった。東急不動産が手をつけた土地は、どこも傷跡しか残らない。
東急ホテルズの食材偽装には腹の底から怒りが湧いてくる。声に怒りがにじむことを抑えられない。気まずい空気が流れ、何とも言えない不信感に包まれる。悪徳業者のちっぽけな薄汚い目には何も映らない。
東急ホテルズの食材偽装が批判されている。「ここのエビ生臭い味がしたし、やっぱりな」との声がある。他の偽装企業以上に東急ホテルズが悪質との声もある。「阪急みたいに大きく報道されないのはどうしてだろう。やってることは同じなのに。しかもこちらのほうが規模は大きいと思うが」
それに対して東急ホテルズのブランド力の低さが指摘される。「もう終わってるホテルだからどうでもいいと思われてるからでしょ」
東急ホテルズ食材偽装はメニュー誤表示ではない。誤表示ならば国産和牛ステーキをオージービーフ、国産松茸を中国産松茸とするような誤表示があってもおかしくない。しかし、東急ホテルズの誤表示に、そのようなものはない。

2013年11月11日月曜日

『ONE PIECE 72』社会性の深まり

尾田栄一郎『ONE PIECE 72』(集英社、2013年)はドレスローザ編の続きである。麦わらの一味も大所帯になっており、別行動をとることが多くなった。

各々に見せ場を作ろうとすると、平行して話を進めることになり、物語のテンポが削がれる。特にエニエスロビー編のように一対一の対決を繰り返すならば、バトルのためのバトルという人気少年マンガが陥りがちな罠にはまってしまう(林田力「『ONE PIECE 50巻』尾田栄一郎著」オーマイニュース2008年6月6日)。

これに対して今回は各自別々の行動が一つの方向につながったという点で、物語構成として見事である。ストーリー的には脱線になるルフィのトーナメント出場も空間的には本来の目的とつながっていることが明らかになる。ルフィは意図せずに問題の本質を突くキャラクターである。

ドレスローザ編の問題点は、敵であるドンキホーテ・ドフラミンゴがチンピラ・ヤンキー風の外見で迫力に欠けることである(林田力『二子玉川ライズ反対運動9ブランズ二子玉川の複合被害』「『ONE PIECE 69』脱法ハーブへの警鐘」)。最初の七武海のクロコダイルのような貫禄に欠ける。チンピラ・ヤンキーは主人公に瞬殺されるものと相場が決まっている。もしチンピラ・ヤンキーに苦戦するならば、引き延ばしと受け止められてしまう。
http://hayariki.net/home/30.htm
ところが、『ONE PIECE 72』ではドフラミンゴが海軍以上に密接に世界政府の上層部と繋がっていることが仄めかされる。さらに空白の百年につながる長い歴史的経緯・因縁があることも仄めかされる。ドフラミンゴの権力は、シャンクスや白ひげのように個人の実力のみではなく、世界政府の後ろ楯のある世襲的なものとの推測が成り立つ。これはドフラミンゴが若様と呼ばれていることとも符合する。これによってチンピラ・ヤンキー風の外見ながら、強大な敵と位置付けることに説得力が出てくる。

この巻ではドレスローザの闇の部分が明らかになる。虐げる者と虐げられる者がいる。これはココヤシ村(ナミの故郷)などと同じであるが、そこでは虐げる者は外部から来た征服者であった。これに対してドレスローザでは市民も無自覚的に虐げる側に回っている。これは現代日本の貧困問題・格差社会に通じている。連載長期化によって社会性が深まっている。

ワンピースは空島編ではパレスチナ問題、魚人島編ではヘイトスピーチを連想させる(林田力「『ONE PIECE』第65巻、排外主義者の思想に迫る」リアルライブ2012年2月9日)。直前のパンクハザード編では薬物問題を扱い、脱法ハーブ・脱法ドラッグ蔓延の社会情勢に重なる(林田力『東急不動産だまし売り裁判6東急百貨店だまし売り』「『ONE PIECE 70』依存性薬物利用者のゲスさ」)。

日本で最も人気を誇るエンタメ作品が深い社会性を有していることは喜ばしいことである(林田力『東急不動産だまし売り裁判12東急リバブル広告』「『ONE PIECE 71』ドレスローザは格差社会か」)。

国土強靭化に対峙する

理想を実現する意思をなくしたら、生きていく意味がない。問題は開発業者が反省せずに、ざまーみろと舌を出していることである。
集会アピールを採択した。私たちは「国土強靭化」に対峙する新たなたたかいに全力を挙げていくことをここに決意する。
次回開催地は神奈川県横浜市と発表した。10月25日26日を予定している。
特定秘密保護法案反対のアピールを出すことも了承された。

広島・国道2号線公害訴訟の公正な判決を求める要請書。「昼夜を問わず多数の車両が行き交い、一日あたり8万台〜10万台もの通行量があるため、騒音や排気ガス・粉じんによる環境の悪化は著しく、沿道に居住したり勤務している人々はとても耐えられない環境の下で生活を強いられています」

橋本良仁氏によるまとめ。高尾山は大改変された。以前から山を見ていた人には許しがたい。公害総行動の清水さんなどの連帯の挨拶。久し振りに五十嵐節を聞いた。五十嵐さんは普通の研究者ではない。高尾山の費用対効果の追及は五十嵐さんなくして実現できなかった。裁判に8連敗した。それでも諦めない。公害の闘いに学んでいる。今回の集会は色々な果実が得られた。
分科会の内容が報告された。第一分科会・政策。費用対効果では道路建設によるマイナスの費用を盛り込む。車を減らすことを対案として提示する。
各地で防災のために道路が必要と言われているが、おかしい。命を守るために何が必要か考える。防災についての論文を共有する。
第二分科会・運動。運動の共有ができた。自治会が行政側に立つ、補償を巡る住民間の不和が問題。定期的に集まる。首長を変えられるようなネットワークを作る。勉強して呼び掛け、ネットワークを広げる。公害の被害者の苦しみを知って、地域に訴えるということについて議論したかった。

2013年11月10日日曜日

道路全国連・全国交流集会

高尾山。高尾駅の先で土砂崩れがあったところを関西のブローカーが買収した。明け渡せと裁判を起こし、住民が被告になった。東京地裁立川支部で係属している。
世田谷区。外環道。別の集会で、この上は区長を変えなければダメだ、との声が出た。区長だけで止められるものではない。区長を支えなければならない。区長を変えても容易ではない。
杉並区・玉川上水。玉川上水の両脇に幹線道路を作る。小さな集まりであるが、植物を観察する人などが参加している。回りが買収され、木が抜かれ、家が傾いて、転居を余儀なくされた地権者がいる。自殺者も出ている。
都市計画審議会を傍聴したが、デタラメであった。審議委員には最低限の知識を要求することを提案する。審議委員に資料を送付したが、読んでいなかった。

司会。公害調停したが、事業者側が拒否した。
二子玉川再開発。政治を変えることが重要である。手をつなぐ。地域から状況を変える。自治体を変え、国を変える。

司会。運動を始めた頃は公害が社会問題になっており、世論のバックアップがあった。現在は大気汚染についての行政の反応が鈍い。
川崎公害病。PM2.5の対策ができていない。自分達で測定している。自動車重量税廃止に反対する。車を使えば汚染しているから、自動車重量税を払うことは正当である。道路拡張ではなく、歩道を拡げた。子どもや孫の健康が守れればいいと思って活動している。
西東京。建設工事の差し止め訴訟。上告棄却になった。健康被害の立証ができていないと判断された。地権者はいない。町会もない。東京都公害審査会に調停を申請した。弁護士を頼まず、当事者が代理人となった。現地調査が行われた。保育園や福祉関連施設が密集していることを調停委員に理解してもらった。恐れがあるだけでも調停はできる。裁判に腰が引けている住民も、調停人にはなってくれる。自動車交通量を減らすために、一車線をバスと自転車専用にしたい。

分科会・運動論。板橋区。環状第8号線。地域の多数の支持を得ることがどれほど大事か。板橋部分は原道がなかった。武蔵野の崖線の自然林を破壊する。
東京都と板橋区と住民の三角関係である。東京都から見れば住民は蹴散らす対象である。板橋区議会を含めて東京都とあたれば、東京都も無視できない。道路はエンドレスであり、次々に新たな問題が出てくる。

兵庫県神戸市。第一種低層住宅地域。高速道路で自動車公害の坩堝になる。地域が分断され、コミュニティが破壊される。住み続けられる街づくりを進める。住民主体で地区計画を作った。乱開発につながらないように建築を審査する。大気汚染の関心が高まっているため、行政に観測車の配備を求める。騒音を測定する。

広島国道2号線公害訴訟代理人。公害調停、仮処分、本訴。一部勝訴し、控訴審になった。結審し、判決間近である。シールド工法は安全なのか。
司会。早い段階で信頼できる弁護士とコンタクトすることは大事である。

広島国道2号線。地盤沈下が起きている。事業者は一本釣りをしようとしている。個人交渉はダメである。危険なところにトンネルを掘って自然を破壊することは反対する。トンネルができれば便利になると思う人が多い。マスメディアに力になってもらう。広島県民の半数くらいが関心を持つようにしたい。

司会。収容は経験では数人にならないとやらない。八割と言っても、二十人も反対地権者がいれば中々収容できない。事業者は、あの手この手で住民を切り離そうとする。測量だけでも行わせて下さいなどである。

横浜環状道路。庄戸四町会合同道路委員会。白紙撤回を含む抜本的見直しを掲げる。公害調停を申請した。公害を未然防止してもらいたい。弁護団を結成した。大勢の住民が申請人になった。個人ではなく、町会で取り組まなければならないという意識がある。毎年道路総会を開催している。情報共有している。町会加入世帯の八割の世帯署名を集めた。運動の幹部の視点ではなく、住民の視点に立つ。正確に状況を伝える。
チラシを作る時に知らせたいことは多いが、住民は何を知りたいかを考える。

広島・福山道路。町会との関係を報告した。県道と国道の問題がある。現在は広島県が積極的に事業を進めている。トラスト運動に取り組む。全国の闘いを参考にしながら行政と交渉を続けてきた。今年になって福山沼隈道路を強引に進めてきた。町内会長が国と合意して測量を始めてしまった。反対派は測量の立ち会いを拒否する。地域の人間関係が厳しくなっている。国土交通省に申し入れたが、国土交通省は私共の関知するところではない。国土交通省に賛成派住民に反対派住民への嫌がらせを止めるように文書を出すことを申し入れた。

最初に名古屋市の経験が報告された。名古屋環状2号線の反対運動に長年携わってきた。愛知県の道路問題の運動体の幹事会を毎月開催している。10人くらい参加する。新しい運動体ができた。毎月幹事会を行っていることが大切と考える。
名古屋市役所への情報公開請求はよくやっているが、国へはあまり行っていないことが課題である。
名古屋市環境保全条例に基づく調査請求。住民から見て不十分でも調査されることは重要である。
名古屋市環境保全条例に基づく規制措置の申し立てはしなかったが、活用を勧めたい。制度を有効に使うことが運動の前進になる。
中日本高速の工事によって、ものすごい家屋被害を受けた。中日本高速は補償をしない。補償をするとしても些少の金額しか補償をしない。

東急不動産だまし売り裁判

質疑応答。費用対効果の計算が分からない。国土交通省に聞いても分からないと答える。コンサルに丸投げしている。これが不透明になっている。
五十嵐。政策評価法で規定されている。公共事業の基本的な考え方を国土交通省は出している。評価結果のアカウンタビリティーを定めている。これを使えばいいが、何故か皆忘れている。橋本や小泉は公共事業については成果がある。
防潮堤は海岸法に違反している。
質問。データは出させたが、読解できない。
回答。専門家を巻き込まなければならない。
会場。外環道ではネクスコ東日本の出した数字を市川市役所に調査させたら、おかしな情報が出てきた。
会場。圏央道の訴訟でデータ算定根拠を付いたならば、保存していないと開き直った。判決では保存しないことを不当とした。
それほど高度な計算ではない。Excelが使えれば計算できる。
質問。国土交通省もコンサルタントの派遣職員が実質的な仕事をしている。現場の実態を分かっている技術職員がいない。職員そのものに矛盾がある。市民側が技術を習得していかなければならない。そこに運動の困難がある。
会場。有害で無駄な公共事業を止めさせようと運動しても中々勝てない。憲法の収容権の解釈が行政に任されている。用地を買収され、権利者が崩されていく。収容権を制約する必要がある。用地の八割を任意買収しなければという縛りはある。しかし、大体のケースでクリアしてしまう。収容権を制限できないか。
裁量権の問題。裁判所は裁量権を優先的に扱っている。市民敗訴になる。司法で裁量権を縛れないか。国民の立場に立って裁量権を使えないか。
五十嵐。分かっている。認識は共有している。しかし、官僚の命を制する問題であるため、難しいとしか答えられない。
会場。費用対効果の検証は市民側の費用対効果を考えて気楽に考えた方がいい。五十嵐。裁判所も野放図の自由裁量権を認めなくなっている。
会場。負の費用対効果を計算しているケースがある。長沼ナイキ訴訟で出している。
会場。少子高齢化の中でリニア新幹線は必要か。膨大なエネルギーを使用する。まだまだ世論になっていない。NHKが夢の超特急と大宣伝している。国の予算を使わないために国会審議もない。一私企業が勝手に掘っていくことを阻止できるか。どのような展望があるか。中間駅には道路もどんどんできていく。
会場。外環道の東名ジャンクション付近に三キロ供用できない部分がある。工事の見通しが立っていない。全く無駄な事業である。盲腸線に対抗するための方策はあるか。
五十嵐。止めようと思えば止めさせられる。民主党政権ですらヤンバダムを止めさせられなかった理由は何かを考える必要がある。

東急不動産だまし売り被害経験を『東急不動産だまし売り裁判こうして勝った』として執筆するという考えは、林田力を魅了した。考えれば考えるほど自分が引き込まれていくと感じた。語るべきことは山ほどある。東急リバブル東急不動産のような悪徳不動産業者を追及することは快感でゾクゾクする。林田力にとって東急不動産だまし売り裁判ほど壮大な叙事詩はない。
緑道公園の草にはびっしりと朝露が降りていた。無数の草の葉に頭を垂れさせている小さな宝石のキラメキに林田力は目を見張った。

道路全国連・全国交流集会

五十嵐。基調講演。諫早湾の判決が出る。開門を命じるか否か。福岡高裁の開門判決は菅直人政権が上告せずに確定された。私も上告しないようにアドバイスした。
国土強靭化への対抗。大平政権の田園都市構想を評価した。空き地空き家問題。防潮堤問題。
国土強靭化は野党時代と安倍政権で表現は変わっている。野党時代は戦時非常危機事態を作ることが本質的な狙い。安倍政権になって減災、防災目的とおとなしくなった。当たり前のことを当たり前に書いただけである。何故変わったかは分からない。推測としては、現行の法律、財源で対応できると考えたためではないか。
被災地はどうなっているか。区画整理と防潮堤が進められているが、何人戻ってくるか分からない。防潮堤建設は狂気の沙汰である。605箇所、約4百キロも建設する。全ての海岸を埋める。防潮堤はビル五階くらいの高さである。住民は抵抗している。漁業ができない。観光もできない。海が見えないのは逆に危ない。維持管理費は考えていない。
首相でも止められない。津波で国民の命を守れないことがあると言うことはできない。
一人一人の人が声をあげられない状況になっている。全国に堤防を張り巡らせることになるのではないかと危惧する。それが簡単に金を業者に渡せる方法である。
東京オリンピック。あらゆる開発がやってくる。学校や保健所などの建設補修は入札不調になっている。資材や工賃がインフレ状態になっている。恐ろしいことに、これを地方が大歓迎。国土強靭化法がなくても強権的に開発を進めることができる。
誰も責任をとらない無責任体制。やり放題になる。膨大な金を使い、環境を破壊して誰も責任をとらない。公共事業の無責任体制を点検しなければならない。被災地で起きていることは、全国に拡大される恐れがある。
消費税が公共事業に使われる。公共事業の費用をチェックする機構がない。公務員のモラルが落ちている。予算を使いきることしか考えなくなっている。自治体は住民監査請求ができる。国には一切ない。何やってもいい。法改正する必要がある。統治構造がおかしなことになっている。
サンセット法(時のアセスメント)は有効。

リニア新幹線沿線住民ネットワーク。原子力村と言われているが、リニア村もある。工事着工をさせない。リニアはほとんどトンネル。大深度法が適用される。公共事業と民間事業の使い分けをしている。そのために国会審議も不十分である。狭いトンネルの中を走るために逃げ場がない。列車火災を起こしても、燃えたまま次の駅まで走らせるマニュアルになっている。安全対策は二の次で、速さだけが売りである。リニアに乗りたいという人は多いが、好奇心からであり、リピーターになる。
JR東海は自費で建設すると言いながら、国費を当てにしている。税金の尻拭いは確実である。リニア開発をしているのは日本だけ。もんじゅと同じである。将来に禍根を残すリニアを凍結させる。
東京公害患者と家族の会。PM2.5の対策が進んでいない。複合汚染でPM2.5が合成される。かつては道路近辺に喘息患者が集中していたが、今は広い範囲に広がっている。
道路建設に反対してきた。道路を作っても交通量は減らない。車そのものを減らしていかなければならない。車を持っている人に車公害の加害者であることを自覚して欲しい。国や自治体が公共交通網を整備する。連帯の挨拶。清水。福島の放射能汚染を調査する。原発労働の実態を告発するDVDができた。福島の闘いを忘れない。
アスベストとの闘いをしている。
有明海開門を先送りにしている。

東京都は木密地域不燃化十年プロジェクトを進めている。延焼遮断帯を作るとの名目で都市計画道路を建設する。戦災復興道路を今やるという。防災名目ならば反対者はいないだろうという不純な動機の事業である。道路は延焼遮断帯になるのか。道路には自動車が入るが、車は燃えないのか。東京都は答えられない。引き続き交渉を進めていく。
東京都はオリンピック開催までに強引に都市計画道路を建設しようとしている。住民の反対意見を聞こうともしない。五千億円はかかると言われている。都民が追い出される。
新山梨環状道路北部区間反対連絡協議会。武田神社周辺の里山の生態系を破壊する。オオタカも生息している。既に並走する道路が走っている中に新しい道路を通す。普通では考えられない。渋滞緩和の点では有効性がない。大気汚染によって甲府市民の生活環境を悪化させる。武田氏ゆかりの歴史的文化財や歴史的景観を破壊する。莫大な税金が使われる。住民アンケートを実施した。道路ができたとしても、あまり利用しないと回答した人が七割もいる。立木トラスト運動を始めた。現在、約233本の立木が立っている。ブルーベリーが作れるなんて素晴らしいとの声が出ている。
高速道路から世界遺産・平城京を守る会、平城宮跡を守る会。高速道路・京奈和自動車道の地下トンネル当面中止。トンネル施工で地下水位が低下すれば木簡などの埋蔵文化財が全滅すると予想される。世界遺産会議にオブザーバー参加した。平城宮を国営公園化して舗装する方針。世界遺産の危機。
第39回道路全国連・全国交流集会が11月9日、東京経済大学で開催された。「国土強靭化に対峙する新たなたたかいを」をテーマとする。
中部横断自動車道。八ヶ岳南麓に高速道路はいらない。中部横断自動車道・八ヶ岳南麓新ルート沿線住民の会。風光明媚な場所。移住者も多い。都市計画決定の前の段階で抵抗している。国土交通省はアンケートを実施した。野菜をどう運ぶかなど根拠のない目標や課題を付けている。高速道路に誘導しようとしている。それにもかかわらず、山梨県側では環境・景観の保全などの希望が圧倒的に多かった。圧倒的に住民は反対である。家や車に反対のステッカーを貼っている。既存の道路でミッシングリンクを解消できる。

二子玉川RIZE報告決起集会

#二子玉川 #世田谷区
東急電鉄・東急不動産は太陽を知らない世界にいると思えるほど真っ黒である。再開発組合の説明は住民が知りたい事実から、ますます遠ざかっていく一方である。
二子玉川再開発問題報告・決起集会が11月9日、上野毛区民集会所で開催された。二子玉川の環境を守る会が主催する。
弁護団「行政訴訟高等裁判所判決、上告、上告受理申立理由について」。渕脇弁護士が説明した。東京高裁判決は、一部の控訴人の被害を認めながらも、酷い理屈で切り捨てた。
原弁護士。二子玉川ライズ差し止め訴訟の上告とは性質が異なる。今回は原告適格の問題であり、法律論の問題になり、展望が開ける。高裁判決は逃げている。最高裁は理屈の勝負はしやすい。
質問。二子玉川ライズ二期ビルが竣工したら、どうなるか。
原弁護士。竣工は関係ない。事情判決になる可能性はある。事情判決でも行政には大きな汚点になる。
質問。二子玉川ライズ二期ビルが竣工するとビル風が現実の被害になる。再開発地域北側、駒澤通り沿いにも風害を受ける。そうなった場合に上告審で主張できるか。
小林弁護士。高裁の口頭弁論終結時の事実を前提とする。最近は最高裁の違憲判決が増えている。裁判所の役割を果たそうという意識が出ている。小田急判決もあり、この事件は展望はあると考える。高裁判決は酷いが、最高裁で争うための武器を提供したと考える。
質問。どの裁判官が担当するか分かるか。
小林弁護士。小法廷に係属する。
原弁護士。調べて伝える。
住民。東急との癒着から始まっている。世田谷区の癒着と言っているが、世田谷区は訴えてこない。訴えてきたら、しめたものと思っている。七百億円の税金が使われる。納税者として言う権利はある。ビル風の転倒者に世田谷区は見舞いに行ったが、東急は見舞いにも行かない。
住民。図書館ターミナルを批判する。世田谷区は東急と縁を切れと言っている。等々力駅地下化反対運動では東急ストア不買運動の声も出た。二子玉川ライズでは買い物をしない。三菱地所とマンション建設反対運動でやりあったが、東急のだらしなさが目立つ。
住民。風の問題で何度も世田谷区と交渉した。再開発組合の植栽などでは住民を守れないと申し入れた。高裁判決は逃げていることが分かる。最高裁に勇気があれば高裁判決を破棄できる。
住民。ビル風対策は、やる気があればできることである。世田谷区にやる気がない。保坂区長は九割踏襲と発言している。区長選挙についても次のことを考えなければならない。二子玉川のビル風問題に対応するのか強く言っている。
住民。多摩川の土手の問題。結果的には何一つ解決せずに国土交通省のいいようになってしまった。
風の問題は高齢者の不自由になっている。助けられて生活しているという現実がある。その視点が再開発に全くないため、悔しい思いをしている。
二子玉川ライズ駐車場の問題。多摩堤通り側から玉川税務署側に駐車場の出入り口を変更した。地域住民は驚いている。最初から計画していたと再開発組合は開き直るが、説明が不十分である。楽天の本社が入ると人も大勢来る。
住民。駐車場の説明会に参加した。今までの駐車場出入り口は危険であった。無断駐車する人もいる。そこにバスが通ると通れなくなる。
住民。ライズの前からマンションの前まで車列ができている。車列ができないと説明したのに。バスターミナルの中まで混雑している。二子玉川ライズは住民にとって何一つプラスにならない。地元の人間は関係ない。大井町線の踏切で死者が増えている。急行が走り、踏切を渡れずになっている。
住民。大井町線は小田急や京王とは異なる。踏み切り横断時の時速はどれくらいか、運転士は視力検査をしているのかと東急電鉄に質問している。東急電鉄は調査中という。
住民。今は二子玉川ライズが袋小路になっているが、外環が来ると通過地点にもなり、街の全容が変わってしまう。尾山台の駅を急行電車は75キロで通過する。東急は測定しないために住民が測定した。
住民。二子玉川ライズの工事会社の鹿島が工事の時間を守らない。夜の10時過ぎまで工事現場のサーチライトがついている。6時で終わることはない。鹿島は片付けをしていると開き直った。三時間も後片付けをすることは薄ノロ、間抜けか。本社の電話番号を聞き出した。最初は渋っていた。
それは労働基準監督所に言うべき。片付けの時間も労働時間に含まれる。
外環道は化学物質の複合汚染になる。一つ一つは環境アセスメントを通っても、複合汚染は考えていない。
東急大井町線高架下立ち退きの当事者が発言。東急電鉄への怒りを表明した。
林田力。図書館ターミナルは民間委託を予定しているとのことであるが、東急コミュニティーが受託したらとんでもないことになる。東急コミュニティーは板橋区では図書館の指定管理者になっているが、問題も多い。管理費横領で港区から指名停止処分を受けた。
世間で大きな話題は食材偽装であるが、東急ホテルズも食材偽装が明らかになった。東急ホテルズは二子玉川ライズ二期ビルの中核テナントである。東急ホテルズのような会社がふさわしいかという視点も社会へのアピールとして有効である。
スタジオが集会所に計画変更。
地域住民に負の影響を与えていることは心苦しく思っていると世田谷区の担当者は言った。
うなねにも地区会館がある。二子玉川には何もない。東京のチベットと言っている。地域活動の拠点がない。二子玉川は表だけ飾っている。
生活の便利が抜けている。
二子玉川には病院も公衆浴場もない。
喜多見は外環道反対運動ができている。いかにして住民に外環道の実態を伝えていくか。
住環境は何なのか。住むためのもの。生活のため。二子玉川ライズで資産価値は上がっても、住環境の価値が下がる。別の物差し。東急にとって土地は不動産ではない。売買商品・動産ではない。その物差しで裁判所も動いたら困る。
建築主には被害を予測する責任がある。通過する人以外も被害を受ける。二子玉川ライズ二期ビルで風害は当然起こりうる。起こってからでなければ知らないは住民は納得しない。
風の問題。交通の問題は大気汚染の問題につなかる。皆が助け合っていけるような街づくり。

2013年11月9日土曜日

ダンダリン6話

江戸川スーパー堤防。住民を塗炭の苦しみに追いやっている。住居の除去を求められている。私達は堤防の上には住みたくない。スーパー堤防安全神話はない。北区では台風でスーパー堤防が崩落した。堤防から落ちた水で街が水浸しになる。
外環ネット。東京外郭環状道路は大深度地下を利用した道路である。地震が起きたら、どうするのか。外環ネットは各地域の住民グループをつなぐ団体。必要性の疑問。関東地方の交通量は減り続けている。経済成長している時期も交通量は減っている。少子高齢化、若者の車離れの中で必要性は疑問視される。
地下水への影響は計り知れない。トンネルの幅は5階建てのビル並み。地下水の枯渇が起こる。国のシミュレーションは現実性のない条件を使用している。武蔵野市などでは地下水を飲料水としているが、汚染される恐れがある。地下水流動保全工法の信頼性を示す根拠が提示されない。東名ジャンクション部分から有害物質が基準値を超えて検出された。用地全体の有害物質調査を国に求めている。

#ダンダリン #雇用 #ブラック士業
テレビドラマ『ダンダリン』第6話は外国人技能実習制度の悪用を取り上げる。外国人労働者を最低賃金以下の時給400円で深夜まで酷使する。
ダンダリンは主人公(竹内)が唸るなどキャラクターの言動パターンが早くから確立されている。それはキャラ立ちという点で重要であるが、それに甘んじることなく、毎回ひねりを加えている。例えばダンダリンにやり込められた土手山課長や所長が唸るなどである。今回は所長が上層部のお達しにによって仕事熱心になるという逆パターンである。
今回もブラック士業が登場する。女所長は真っ当なことを話しているが、若造ブラック士業は使えない感じである。若造ブラック士業を器の小さい人物として描いている点は現実のブラック士業像とマッチしている。このような若造ブラック士業が事務所からも使えないと烙印を押されて独立し、食っていくために悪の道に手を染めて転落人生となっていく。
今回のブラック企業は近隣住民からも騒音の苦情が出ている。従業員にとってブラック企業は住民にとってもブラック企業であるという事実を浮き彫りにする。住民無視の二子玉川ライズを連想する(林田力『二子玉川ライズ反対運動1』Amazonキンドル)。
今回のサブテーマはブラック企業被害者から労働基準監督官への感謝である。ブラック企業被害者から必ずしも感謝されない労働基準監督官の思いが描かれる。しかし、労働基準法違反のブラック企業を放置することは、社会全体の労働条件を下げることになる。労働基準法を順守するホワイト企業が損をする。それ故に個々の労働者に感謝されなくても、逆に摘発でブラック企業を潰すことになり、労働者から恨まれる結果になっても、労働者全体・社会全体にとっては意味あることである。
最後は労働基準監督官の仕事が理解され、感謝されることはドラマとしては妥当な展開である。そこでのダンダリンの笑顔が素晴らしい。普段が無機的であるために一層引き立つ。『家政婦のミタ』と似たような魅力がある。

ブラック企業を考える

#江東区 #ブラック企業 #労働
都政わいわい勉強会イン東部地区「ブラック企業・ワーキングプアを考える」が12月1日13時半から16時半まで東京都江東区のティアラ江東で開催される。東京メトロ半蔵門線・都営地下鉄新宿線住吉駅が最寄りである。ブラック企業やブラック士業は大きな社会問題になっている。ブラック企業の矛先は非正規労働者にも向けられている。この勉強会ではブラック企業問題から派生したブラックバイトや官製ワーキングプアを中心に取り上げる。資料代500円。
都政わいわい勉強会イン東部地区実行委員会が主催する。都政わいわい勉強会イン東部地区は貧困問題を重要テーマとしている。墨田区で開催した「貧困ビジネスを考える」では無料低額宿泊所や脱法ハウスを取り上げた。今回は、その第二弾である。「貧困ビジネスを考える」で住まいの貧困の解消策として提言された空き家活用の政策実現への取組についても報告する。
当日はツイキャスでインターネット動画中継も行う予定である。是非とも、ご参加をお願いする。

2013年11月7日木曜日

東急ホテルズ食材虚偽表示

東急ホテルズは食材虚偽表示をしていた。海老やステーキ、野菜、魚などの虚偽表示である。
・活き帆立貝→冷凍もの ・活〆アオリイカ→加工品【芝海老、大正海老、車海老】→フラワーエビ、バナメイエビ、ホワイトタイガー、ブラックタイガー
【手作り点心】→既製品。【自家製パン】→外部仕入東急ホテルズが何でも誤表示にすることには無理がある。スパークリングワインをシャンパンと表示することは明らかに故意の詐欺である。他のスパークリングワインと区別するためにシャンパンというブランドが存在する。
メニュー誤表示ではなく、食品偽装である。安物を高級品と表示しており、詐欺である。宮古島リゾートでは偽装隠しまでしている。虚偽表示を把握していたにも関わらず、虚偽表示はないと嘘をついていた。
東急ホテルズの食材虚偽表示は景品表示法上も問題である。東急リバブルも東京都江東区の分譲マンション仲介広告で景品表示法違反を追及された(林田力『東急リバブル広告』Amazonキンドル)。東急不動産だまし売り裁判と共通する東急グループの消費者無視の姿勢である(林田力『東急不動産だまし売り裁判こうして勝った』ロゴス社)。
東急ホテルズは二子玉川ライズ二期事業の主要テナントとして予定されている。二子玉川ライズは折角の景観美を死なせてしまった。無知という基盤の上に超高層ビルを建設することは有害である。東急不動産は自分では全くコントロールの効かないクライマックスに向かって、みるみる押し流されようとしていた。

2013年11月6日水曜日

ドラえもん のび太のひみつ道具博物館

『ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)』は2013年公開のアニメ映画である。ドラえもんは昼寝中に怪盗DXと名乗る人物に首の鈴を盗まれてしまう。のび太がシャーロック・ホームズセットを使って調査すると、ひみつ道具が展示されている未来の博物館「ひみつ道具博物館」に手がかりがあることが判明した。ドラえもん達は「ひみつ道具博物館」を見て回る。

ドラえもんの大きな魅力は秘密道具にある。その秘密道具に着目する『のび太のひみつ道具博物館』は観る前から期待度が高くなる作品である。内容も期待度の高さを裏切らない。ストーリーはドラえもんの鈴をめぐるドラえもんとのび太の絆を軸としており、感動的である。主題歌のPerfume『未来のミュージアム』も単に有名歌手を起用したというものではなく、ドラえもんの作品世界にマッチしている。無機的なクールさの印象が強いPerfumeの新たな魅力を提示する曲である。

『ドラえもん』の映画シリーズでは、チンケな小悪党の登場が定番となっている。『のび太の海底鬼岩城』や『のび太の魔界大冒険』の人類の存亡を賭けた強敵と比べると物足りなく、ネタ切れ感がある。これに対して『のび太のひみつ道具博物館』には本質的な悪人がいない。大長編だからと言って、無理に悪人を登場させて、それを倒すストーリーにしなくてもいい。
http://hayariki.net/home/27.htm
現実社会にはブラック企業やブラック士業、貧困ビジネス、脱法ハーブ宣伝屋などチンケな小悪党が尽きない。しかし、それに『ドラえもん』世界が合わせなくてもいい。『のび太のひみつ道具博物館』は大長編ドラえもんの可能性を拓く作品である。
[asin:B00G5ILOP6:detail]
[asin:B00GGNINR2:detail]

ソーダストリームの偽装表示問題:誇大広告

【転載】「ストップ!ソーダストリーム」キャンペーンのサイト更新情報です。

・ソーダストリームの偽装表示問題:誇大広告(その1)
http://d.hatena.ne.jp/stop-sodastream/20131106/1383728076

毎度ながら、情報拡散へのご協力を何卒よろしくお願い致します。

なお、下記企画、関西圏の方はぜひご参加ください。

なぜ?なに?BDS(ボイコット・投資引上げ・制裁)キャンペーン 【京都】
http://d.hatena.ne.jp/stop-sodastream/20131009/1381321814
・日時:2013年11月10日(日) 14:00〜16:00
・参加費:500円(資料代込)
・場所:京都YWCA
Housing Poor (The Suit TOKYU Land Corporation Fraud) [Kindle Edition]
http://www.amazon.ca/dp/B00G5ILOP6

東急ホテルズで食材虚偽表示

東急電鉄グループの東急ホテルズは、全国45のホテルのうち20ホテルの22レストランや7宴会場で、実際の食材とは異なる表示をしていた。芝海老と表示しながらバナメイエビを使用するなどである。食材虚偽表示は100種類以上のメニューで行われた。2007年以降に販売した料理47万7000食分に上る。膨大な数の料理偽装である。
食材を虚偽表示したホテルはザ・キャピトルホテル東急、名古屋東急ホテル、京都東急ホテル、宮古島東急リゾート、伊豆今井浜東急リゾート、札幌エクセルホテル東急、羽田エクセルホテル東急、富山エクセルホテル東急、金沢エクセルホテル東急、新橋愛宕山東急イン、吉祥寺東急イン、新潟東急イン、松本東急イン、高松東急イン、松江東急イン、徳島東急イン、松山東急イン、下関東急イン、鹿児島東急イン、帯広東急インである。
東急ホテルズは2013年11月15日付で「実際に使用された食材とメニュー表示が異なっていたことに関するお詫びとお知らせ」を公表した。食材偽装表示が大きく報道されているにもかかわらず、「実際に使用された食材とメニュー表示が異なっていた」と表記する。まるで使用した食材には問題はなく、メニュー表示が誤っていたと言わんばかりの表現である。このような不誠実は東急グループに共通する。東急コミュニティーは点検回数が少ないなど管理委託契約通りの業務を行っていなかったが、債務不履行が発覚すると契約書が間違っていたと開き直った(林田力『東急コミュニティー解約記』)。
東急ホテルズは「景品表示法等の理解不足・知識不足によって、表示についての認識が誤っておりました」と釈明する。しかし、実態より豪華に見せかけて消費者を欺いたことに変わりはない。虚偽表示が偶然の勘違いならばメニューよりも実物の方が豪華というケースが半分を占めなければおかしいが、メニューよりも実物が粗末なものばかりである。安物を高級品として表示して販売することは詐欺である。メニュー誤表示ではなく、虚偽表示・偽装である。
東急ホテルズは食材を変更したのに表示を変更していなかったとも釈明する。しかし、食材が変われば、仕入れ伝票と売り上げ伝票の差額も変わる。経理からも判断できるにもかかわらず、経営陣が現場スタッフの責任とすることは筋違いである。東急ホテルズは経理管理もしていないことになる。
東急ホテルズは、レシートなどの控えがあれば、2000円分のギフトカードで返金に応じるとする。現金ではなくギフトカードでの返金というところに東急の不誠実さ、せこさが現れている。
東急ホテルズの食材虚偽表示は東急グループの消費者無視体質の発露である。拝金主義であり、儲けのためならば何でもする。東急グループのモラルの堕落ぶりは救いようがない。虚偽表示で「お・も・て・な・し」ではブラック・ジョークである。嘘をついてまで儲けようとするところは東急不動産だまし売り裁判と同じである(林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』ロゴス社)。
東急ストアでも虚偽表示が批判された。虚偽表示はアレルギー体質の消費者には生命に関わる問題である。東急ホテルズの食材虚偽表示は景品表示法上も問題である。東急リバブルも東京都江東区のマンション仲介広告で景品表示法上違反を追及された(林田力『東急リバブル広告』)。
Housing Poor (The Suit TOKYU Land Corporation Fraud) eBook: Hayashida Riki: Amazon.es: Tienda Kindle
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2013年11月5日火曜日

『若き日の哀しみ』林田力ブログ書評

ダニロ・キシュ著、山崎佳代子訳『若き日の哀しみ』(創元ライブラリ、2013年)はユーゴスラビアの作家による自伝的な短編集である。少年時代を叙情的に描く。時代は第二次世界大戦の戦前・戦中で、ユダヤ人が迫害されていた。著者の父親はユダヤ人であり、強制収容所に送られて帰らぬ人となった。

憎むべきはナチスの戦争犯罪である。著者の父親を収容所に送ったものは枢軸国側のハンガリー政府の警察である。「遠くから来た男」では父親を探す主人公に対して、日本の大臣が言及される(143頁)。これは日本がドイツの同盟国であることの暗示である(山崎佳代子「ユーゴスラビアの作家、ダニロ・キシュ『若き日の哀しみ』」204頁)。日本も批判される対象であることは認識しなければならない。

日本ではハーケンクロイツをファッション感覚で掲げるなど、反ナチスの意識が低い。暴走族という恥ずかしい過去を売りにする弁護士が暴走族時代にハーケンクロイツを掲げており、その写真をホームページに掲載して、サイモン・ウィーゼンタール・センター(Simon Wiesenthal Center)に調査されたこともある。日本にも言い分はあるとしても、反ナチスの意識に欠けるならば国際的なバッシングは続くだろう。

著者の父親を殺したものはナチスであるが、本書からは民衆による排斥の恐ろしさを感じた。「略奪(ポグロム)」では民衆暴動によるユダヤ人の財産の略奪が描かれるが、略奪の加害者は罪の意識に欠ける。それどころか、お祭り的な雰囲気がある。日本でも新大久保でのヘイトスピーチなど排外主義が問題になっている(林田力『東急不動産係長脅迫電話逮捕事件』「東急不動産係長逮捕事件とネット右翼」)。

現代日本のヘイトスピーチをナチスのジェノサイドになぞらえることには極端と思う向きもあるだろう。しかし、ナチスの躍進はナチスのみに帰せられるものではない。排外主義を容認し、歓迎する人々の土壌があってのものである。その社会意識の恐ろしさが「略奪(ポグロム)」で浮かび上がる。これはハンス・ペーター・リヒター『あのころはフリードリヒがいた』とも共通する。日本もヘイトスピーチを容認したら大変なことになる。
http://hayariki.net/home/23.htm
著者は多民族国家であるユーゴスラビア人であることを自己のアイデンティティーとしている。ナチスドイツの蛮行は多くのユダヤ人を自らの国家を持つシオニズムに駆り立て、イスラエルを建国させた。今度はイスラエルがパレスチナ人の土地を奪い、生活を破壊し、アパルトヘイトを行っている。

東急ハンズや東急百貨店が違法入植地で製造されたソーダストリームを販売するように日本もイスラエルの戦争犯罪に荷担している面もある(林田力『東急不動産だまし売り裁判13選挙』「東急ハンズ・東急百貨店のソーダストリーム販売批判」)。イスラエルの強硬姿勢はナチスの虐殺の強迫観念・被害者意識が背後にある。被害者が加害者になってしまう中で、セルビア教徒として育てられた特殊要因があるものの、著者の立ち位置は考えさせられる。

物語としては「遊び」という短編の中の皇帝の挿話が強く印象に残った。不都合な事実を隠そうとしても隠しきれるものではない。隠そうとしても、思いもよらない形で本人に逆襲してくる。東急リバブル東急不動産から不利益事実を隠して新築マンションをだまし売りされた立場には納得できる話である(林田力『東急不動産だまし売り裁判こうして勝った』ロゴス)。企業不祥事が相次ぐ現代日本に示唆的である。
Housing Poor (The Suit TOKYU Land Corporation Fraud) eBook: Hayashida Riki: Amazon.it: Kindle Store
http://www.amazon.it/dp/B00G5ILOP6

東急ブラック企業

ブラック士業は災難をもたらす厄介者である。ブラック士業の前に立った時に恐怖を覚えた。何と醜いのか。見世物小屋の奇人変人を目の当たりにした混乱に襲われた。獣の臭いが辺り中に立ち込めていた。
これからの年月を便所のようなブラック企業に流し捨てながら、それに甘んじながら生きねばならない社畜に哀れみを感じる。東急リバブル東急不動産と契約したならば、どのような厄介事に出くわすことになるのか、説明した。東急リバブル東急不動産不買運動家には判断力があり、そしてこれは別に侮辱ではないのだが、多少の狂気も備えている。そのために不買運動家の言葉は本当のことと受け止めておかなければならない。
ブラック企業では、林田力『ブラック企業・ブラック士業』の話題は禁止か
ブラック企業では、林田力『東急不動産だまし売り裁判』の話題は禁止か
ブラック企業の中のブラック企業は労働者にも消費者にもブラック企業である。
東急リバブル東急不動産は消費者無視の企業である。東急不動産だまし売り裁判。東急リバブル迷惑隣人説明義務違反事件。
東急不動産・東急電鉄は住民無視の企業である。二子玉川ライズ、東急大井町線高架下立ち退き。
強盗慶太以来の社風、体育会系社風から暴力的に。東急不動産係長がトラブルになった顧客女性に脅迫電話を繰り返して逮捕された。
東急ハンズは心斎橋店員がサービス残業強要、パワハラで過労死した。
東急電鉄は古典的なブラック企業。第二組合差別で東急一時金訴訟。
ブラックバイトの反動か。東急ストア戸塚店でアルバイトがグレープフルーツやリンゴを口に加えた不衛生写真をTwitterに投稿して炎上した。バカッター事件。

2013年11月3日日曜日

オリーブも含めて

アンドレア・ヴィターリ著、久保耕司訳『オリーブも含めて』(シーライト・パブリッシング、2013年)は近代イタリアを舞台とした小説である。冒頭は視点人物が次々と変わり、物語の方向性が見えない。登場人物が多いが、誰が主要登場人物になるのか予想がつかない。おまけにイタリア人の名前は日本人に馴染みがなく、覚えにくい。ドストエフスキーの小説と似たような感覚になる。
やがて物語は不良少年グループの犯罪に行き着く。この不良少年グループは様々な問題を起こしていた。日本でも関東連合など元暴走族の犯罪が社会を震撼させた。国や地域が違っても、社会を腐らせる要素は類似する。
当時のイタリアはファシストの全体主義体制である。そのような社会でもヤンキーは困り者であり、害悪であった。現代日本でヤンキーが大きな社会問題になることも納得である。
日本ではヤンキーの取り締まりのために人権の制限となる規制強化を容認する論調がある。それはヤンキー以外にも矛先が向かう可能性がある危険な論調ではある。しかし、本書のように全体主義体制でもヤンキーが厄介者であったことを考えると、ヤンキーへの厳しい取り締まりは正当化せざるを得ないだろう。

林田力 林田力 東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った 二子玉川ライズ反対運動
悪徳不動産業者では、林田力『東急不動産だまし売り裁判』の話題は禁止か
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二子玉川ライズ反対運動

二子玉川ライズ反対運動の登場は、うんざりするほど何度も上演されてきた東急電鉄・東急不動産の道化芝居の幕を閉じさせる予兆である。二子玉川ライズは日の当たる部分以上に闇の部分が多い(林田力『二子玉川ライズ反対運動1』Amazonキンドル)。住環境を破壊した東急電鉄・東急不動産は、その代償を支払わなければならない。東急電鉄・東急不動産の説明には人間味がなく、同じ鋳型にはめて造ったように感じられてしまう。
二子玉川ライズのビル風が吹き抜けると、それは百の隙間風に砕け散り、地獄の音楽のように鳴り響く。ビル風は、いつも同じ方向から吹いている訳ではない。二子玉川ライズに漂う空気の中には何か重たいものがある。酷い災害が起こる前触れか。住環境を破壊された住民は、体の不調、苦しみを覚え、むかつきを感じ、しばしば嘔吐する。腫れた目、疲れきった顔、くしゃくしゃの髪。言葉で言い表せない無限の苦悩の他には言うべきことなど一つもない。
二子玉川再開発によって玉川の治安や風紀は悪化した。ヤンキーが夜間に再開発で整備された交通広場でスケボーなど騒ぐためである。その種のヤンキーは真っ当な人々が眠っている時間に行動する。ヤンキーの振る舞いは犯罪行為同然である。恐らく子どもの頃から、あまりに甘やかされてきたのだろう。
たまには羽目を外すことがあるとしても、大半の者は学生気質と正真正銘のゴロツキの境界線がどこにあるかは分かっている。その限度をヤンキーは越えている。
そのようにヤンキーがなった理由は、人の真似をしようとしたせいか、愚かなせいか、心が弱いせいか。ヤンキーの動機は問題ではない。その末路はいつも同じであり、そして分かりきったことである。愚か者となり、不幸な結末を迎える。

アッバース自治政府大統領、入植地ビジネスに関わる企業活動の中止を要請

転載:「ストップ!ソーダストリーム」キャンペーンのサイト更新情報です。

・アッバース自治政府大統領、入植地ビジネスに関わる企業活動の中止を要請
http://d.hatena.ne.jp/stop-sodastream/20131101/1383287489

引き続き、ご注目のほど、よろしくお願いします。
また、情報拡散へのご協力も、何卒よろしくお願い致します。
[asin:B00FW2UMKE:detail]
[asin:B00G5ILOP6:detail]

2013年11月2日土曜日

ダンダリン、ブラック士業の幼稚さ

ドラマ『ダンダリン』5話はブラック士業の幼児性が強調された。若造ブラック士業は失敗から学ぶどころか一層陰湿化している。東急不動産だまし売り裁判における東急リバブル東急不動産と同じである(林田力『東急不動産だまし売り裁判こうして勝った』ロゴス社)。
第1話と同じく主人公の死後から始まる。話の流れからすると逆ギレしたブラック士業に殺されるという推測も成り立つ。現実にもブラック士業がブラック興信所を使って嫌がらせやストーキングをしていると指摘される。
本筋は辞めたくても辞めさせてもらえない従業員の話である。退職を求めると高額な損害賠償請求で脅してくる。これは典型的なブラック士業の手口である。ブラック企業問題の第一人者である今野晴貴氏の著書でも紹介されている。
一般に労働者は弱い立場であり、だからこそブラック企業やブラック士業が問題になっており、『ダンダリン』のような作品は価値がある。しかし、さすがに今回の設定は無理がある。今回のブラック企業被害者は一労働者ではない。有名パティシェである。企業側の立場は必ずしも強くない。ドラマでも実際に行われているが、労働者側に不満があれば一人でサボタージュするだけでも企業に打撃を与えられる。労働者側の退職意思貫徹を阻むことは、どう考えても無理筋である。それにも関わらず、若造ブラック士業はデタラメな法律論で退職を阻止できると本気で思っている。若造ブラック士業の世間知らずな幼稚性だけが際立った。
経営者はダンダリンらに「辞めさせないなんて、ひどい経営者と思っているでしょう」と自らのブラックさを自覚している。若造ブラック士業は損害賠償請求訴訟を歓迎している様子であり、依頼人の利益ではなく、もめればもめるほど、紛争が長引けば長引くほどブラック士業が儲かるという立場である。
若造ブラック士業のレベルの低さは明らかである。ダンダリン側の秘策である特許にしても、企業側には職務発明を検討できる。より狡猾な現実のブラック士業ならば、この放送を観て逆に自分ならばもっと上手くやれるだろうと考えるかもしれない。
若造ブラック士業の手法はブラック士業の女所長にも否定された。この女所長が比較的まともな解決策を率先して行ったために痛み分けのような雰囲気になってしまった。しかし、菓子の人気は有名パティシェが作っていることに負っている面がある。後輩パティシェが製法を引き継いだとしても、生産量を増やす経営者の方針では味も低下する。パティシェ退職後に店が行列ができるほどの人気を維持することは無理だろう。企業側にとってパティシェの退職は痛手である。企業にはパティシェの好きなような菓子作りを追求させるという妥協の余地もあった。しかし、若造ブラック士業の幼稚な高圧的姿勢が、その可能性を潰してしまった。ブラック士業は本当に有害極まりない。
若造ブラック士業が雑魚キャラ、女所長がラスボスという展開がオーソドックスである。女所長はダンダリンに個人的な因縁を持っているようである。女所長は労働者よりも会社の存続・発展を優先する点で思想的には相容れない。しかし、若造ブラック士業と異なり、これまでの行動は問題が少ない。今後どのようにブラック士業の闇を描くのか、注目である。

林田力 林田力 東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った 二子玉川ライズ反対運動 東急ストアTwitter炎上 東急リバブル広告 東急百貨店だまし売り wiki Amazon アマゾン Facebook リアルライブ 記者 ツカサネット新聞 v林田力

葛飾区議選立候補予定者

みずま雪絵。葛飾区議選挙立候補予定者。亀有駅南口で演説。生活が大事、命が大事。職場の不満は社会や政治に繋がっている。二十代の死因の一位が自殺、これほど悲しいことはない。介護の現場で十年働いてきた。若者に夢を、お年寄りに安心を。
山本太郎。お騒がせしてすいません。必ず投票に行ってください。地方選挙は国政以上に重要。国政はスピードが遅い。
不都合な事実を隠せるという法案が可決されようとしている。平成の治安維持法と言われている。
国を守るための法律は自衛隊法で守られている。米軍の軍事機密も現行法で守られている。秘密保護法で言論が統制される。今の国会は既得権益を守ることだけ。国会は皆さんのことを見ていない。地域から変えていくしかない。
「売国奴」との声をあげる。
生活保護法を改悪した。生活保護の全体が悪という報道はひどい。金持ちにもっと金儲けできるように、儲けた金を独占できるようにしている。僕達は切り捨てられる。国政に期待することは危険かもしれない。自分達の地域を変えていかなければならない。
地方議会は国政よりも難しいかもしれない。決まっている枠で利益の回しあいをしているだけ。現場の声を知っている、みずま雪絵さんに取り組んでほしい。

渋谷えみこ葛飾区議選立候補予定者

渋谷えみこ(生活者ネットワーク)が金町駅前で演説。葛飾・生活者ネットワーク政策委員。葛飾区議選挙に立候補予定。葛飾区は生活者ネットワークが立ち上げられたばかり。
葛飾区議選挙の争点の一つは区役所総合庁舎の建て替えの是非である。総事業費264億円の計画である。
区役所建て替えに反対。候補地の一つである立石駅北口地区は再開発事業で進めようとしている。超高層ビルを建設する。都内で希少になっている下町情緒をなくす街づくりに反対する。葛飾らしさ、立石らしさもなくなる。区役所建て替えはゼロベースで検討し直すべき。多額の税金が使われる。
江戸川区議などが応援。生活者ネットワークが立ち上がったばかりということで、議員の交代制など、生活者ネットワークの説明もしていた。
西崎光子都議。空き家をグループリビングやシェアハウスにする。
帰り際に「再開発を批判し、葛飾らしさを打ち出したところが良かった」と挨拶したところ、「練馬に住んでいたために葛飾区の良さが却って分かる」と答えていた。選挙では地元生まれの地元育ちをアピールする候補者が多いが、他所から来た人だから逆に客観的に地域を見られる面もある。イタリアの都市国家では政治家を住民以外から選出すると定めた例もあるほどである。
渋谷氏は「どこも同じような街になったら、街の魅力がなくなる」と話した。これは私が開発問題で考えてきたことでもある。
同じ場所では、3時まで井上ちさこ氏が演説をしていた。また、金町駅の反対側では小林ひとし氏(日本維新の会)が演説していた。小林氏は税金の無駄遣いストップの点から区役所総合庁舎建て替えに反対する。修繕をしながら現庁舎を使えるまで使うべきと主張する。

ワンピース72巻v林田力Amazonレビュー

尾田栄一郎・ワンピース72巻(集英社、2013年)はドレスローザ編の続きである。麦わらの一味も大所帯になっており、別行動をとることが多くなった。各々に見せ場を作ろうとすると、平行して話を進めることになり、物語のテンポが削がれる。特にエニエスロビー編のように一対一の対決を繰り返すならば、バトルのためのバトルという人気少年マンガが陥りがちな罠にはまってしまう。これに対して今回は各自別々の行動が一つの方向につながったという点で、物語構成として見事である。ストーリー的には脱線になるルフィのトーナメント出場も空間的には本来の目的とつながっていた。
ドレスローザ編の問題点は、敵であるドンキホーテ・ドフラミンゴがチンピラ・ヤンキー風の外見で迫力がないことである。最初の七武海のクロコダイルのような貫禄に欠ける。チンピラ・ヤンキーは主人公に瞬殺されると相場が決まっている。もしチンピラ・ヤンキーに苦戦するならば、引き延ばしに思えてしまう。
ところが、この巻ではドフラミンゴが海軍以上に密接に世界政府の上層部と繋がっていることが仄めかされる。さらに空白の百年につながる長い歴史的経緯があることも仄めかされる。ドフラミンゴの権力は、シャンクスや白ひげのように個人の才覚ではなく、世界政府の後ろ楯のある世襲的なものとの推測が成り立つ。これはドフラミンゴが若様と呼ばれていることからも符合する。これによってチンピラ・ヤンキー風の外見ながら、強大な敵と位置付けることに説得力が出てくる。
この巻ではドレスローザの闇の部分が明らかになる。虐げる者と虐げられる者がいる。これはイーストブルーのナミの村と同じであるが、そこでは虐げる者は外部から来た征服者であった。これに対してドレスローザでは市民が差別する側に回っている。連載長期化によって社会性が深まっている。ワンピースは空島編はパレスチナ問題、魚人島編はヘイトスピーチなどの徘外主義を連想させる。直前のパンクハザード編は脱法ハーブ(脱法ドラッグ)などの薬物蔓延への批判的視点に立つ。差別や搾取を描く漫画が大ヒット作品となっていることは日本社会にとって救いである。

2013年11月1日金曜日

東急ハンズ不買運動

東急ハンズで買ってはいけない、働いてもいけない。東急ハンズは消費者無視の企業である。売場のレイアウト変更で迷ったとの不満が出ている。買うものが決まってるのに無駄に時間がかかってしまったという。無意味なレイアウト変更は不便なだけである。東急ハンズは消費者無視の体質は東急不動産だまし売り裁判と共通する。
東急ハンズ就職検討者や内定者に注意喚起された。この注意喚起は東急ハンズの親会社の東急不動産の就職検討者や内定者にも当てはまる。
そこでは「自分の人生は価値があるものだろう?」と語りかける。「お父さんお母さんが必死に苦労して育ててきたのに、東急ハンズのような自浄作用のないブラック企業で本当にいいのかい?」と問いかける。
過労死で一人死亡したということは、ヒヤリハットの法則で考えれば、東急ハンズがどのような組織か容易に理解できる。人を大切に出来ない組織が長持ちすることはない。
東急リバブル東急不動産は恥知らずである。どうしてマンションをだまし売りする恥知らずに成り果てたのか。それだけでも悪徳不動産営業は教会に行って、素晴らしい懺悔をすることができる。
東急リバブル東急不動産不買運動のパーティーでは料理の見事な出来映えと品数のお陰で、その晩は参加者の誰もが胃にラーメンの一本も流し込む隙間さえ残っていなかったとしても驚くことではない。
東急ハンズのブラック企業体質は心斎橋店員の過労死でブラック企業大賞にノミネートした後も変わっていないとインターネット上で指摘された。自浄能力のなさは東急不動産だまし売り裁判後の東急リバブル東急不動産と同じである(林田力『東急不動産だまし売り裁判こうして勝った』ロゴス)。穏やかなやり方では東急不動産は事態を認めようとはしなかった。
体育会系の体質が根本的な問題である。親会社の東急不動産は係長がトラブル相手の顧客に脅迫電話を繰り返して逮捕された(林田力『東急不動産係長脅迫電話逮捕事件』Amazonキンドル)。パワハラ体質があることは容易に想像できる。
体育会系パワハラ上司の出世の裏には善良で有能な社員の病気退職や過労死があるとする。東急ハンズのブラック企業体質の告発には、合理化による労働強化では片付けられない問題がある。終電の時間を聞き出し、わざと終電に乗せないようにする。歯医者の治療に行かせないようにするなどの告発である。