2013年11月6日水曜日

東急ホテルズで食材虚偽表示

東急電鉄グループの東急ホテルズは、全国45のホテルのうち20ホテルの22レストランや7宴会場で、実際の食材とは異なる表示をしていた。芝海老と表示しながらバナメイエビを使用するなどである。食材虚偽表示は100種類以上のメニューで行われた。2007年以降に販売した料理47万7000食分に上る。膨大な数の料理偽装である。
食材を虚偽表示したホテルはザ・キャピトルホテル東急、名古屋東急ホテル、京都東急ホテル、宮古島東急リゾート、伊豆今井浜東急リゾート、札幌エクセルホテル東急、羽田エクセルホテル東急、富山エクセルホテル東急、金沢エクセルホテル東急、新橋愛宕山東急イン、吉祥寺東急イン、新潟東急イン、松本東急イン、高松東急イン、松江東急イン、徳島東急イン、松山東急イン、下関東急イン、鹿児島東急イン、帯広東急インである。
東急ホテルズは2013年11月15日付で「実際に使用された食材とメニュー表示が異なっていたことに関するお詫びとお知らせ」を公表した。食材偽装表示が大きく報道されているにもかかわらず、「実際に使用された食材とメニュー表示が異なっていた」と表記する。まるで使用した食材には問題はなく、メニュー表示が誤っていたと言わんばかりの表現である。このような不誠実は東急グループに共通する。東急コミュニティーは点検回数が少ないなど管理委託契約通りの業務を行っていなかったが、債務不履行が発覚すると契約書が間違っていたと開き直った(林田力『東急コミュニティー解約記』)。
東急ホテルズは「景品表示法等の理解不足・知識不足によって、表示についての認識が誤っておりました」と釈明する。しかし、実態より豪華に見せかけて消費者を欺いたことに変わりはない。虚偽表示が偶然の勘違いならばメニューよりも実物の方が豪華というケースが半分を占めなければおかしいが、メニューよりも実物が粗末なものばかりである。安物を高級品として表示して販売することは詐欺である。メニュー誤表示ではなく、虚偽表示・偽装である。
東急ホテルズは食材を変更したのに表示を変更していなかったとも釈明する。しかし、食材が変われば、仕入れ伝票と売り上げ伝票の差額も変わる。経理からも判断できるにもかかわらず、経営陣が現場スタッフの責任とすることは筋違いである。東急ホテルズは経理管理もしていないことになる。
東急ホテルズは、レシートなどの控えがあれば、2000円分のギフトカードで返金に応じるとする。現金ではなくギフトカードでの返金というところに東急の不誠実さ、せこさが現れている。
東急ホテルズの食材虚偽表示は東急グループの消費者無視体質の発露である。拝金主義であり、儲けのためならば何でもする。東急グループのモラルの堕落ぶりは救いようがない。虚偽表示で「お・も・て・な・し」ではブラック・ジョークである。嘘をついてまで儲けようとするところは東急不動産だまし売り裁判と同じである(林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』ロゴス社)。
東急ストアでも虚偽表示が批判された。虚偽表示はアレルギー体質の消費者には生命に関わる問題である。東急ホテルズの食材虚偽表示は景品表示法上も問題である。東急リバブルも東京都江東区のマンション仲介広告で景品表示法上違反を追及された(林田力『東急リバブル広告』)。
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