2013年11月6日水曜日

ドラえもん のび太のひみつ道具博物館

『ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)』は2013年公開のアニメ映画である。ドラえもんは昼寝中に怪盗DXと名乗る人物に首の鈴を盗まれてしまう。のび太がシャーロック・ホームズセットを使って調査すると、ひみつ道具が展示されている未来の博物館「ひみつ道具博物館」に手がかりがあることが判明した。ドラえもん達は「ひみつ道具博物館」を見て回る。

ドラえもんの大きな魅力は秘密道具にある。その秘密道具に着目する『のび太のひみつ道具博物館』は観る前から期待度が高くなる作品である。内容も期待度の高さを裏切らない。ストーリーはドラえもんの鈴をめぐるドラえもんとのび太の絆を軸としており、感動的である。主題歌のPerfume『未来のミュージアム』も単に有名歌手を起用したというものではなく、ドラえもんの作品世界にマッチしている。無機的なクールさの印象が強いPerfumeの新たな魅力を提示する曲である。

『ドラえもん』の映画シリーズでは、チンケな小悪党の登場が定番となっている。『のび太の海底鬼岩城』や『のび太の魔界大冒険』の人類の存亡を賭けた強敵と比べると物足りなく、ネタ切れ感がある。これに対して『のび太のひみつ道具博物館』には本質的な悪人がいない。大長編だからと言って、無理に悪人を登場させて、それを倒すストーリーにしなくてもいい。
http://hayariki.net/home/27.htm
現実社会にはブラック企業やブラック士業、貧困ビジネス、脱法ハーブ宣伝屋などチンケな小悪党が尽きない。しかし、それに『ドラえもん』世界が合わせなくてもいい。『のび太のひみつ道具博物館』は大長編ドラえもんの可能性を拓く作品である。
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