2013年11月10日日曜日

道路全国連・全国交流集会

五十嵐。基調講演。諫早湾の判決が出る。開門を命じるか否か。福岡高裁の開門判決は菅直人政権が上告せずに確定された。私も上告しないようにアドバイスした。
国土強靭化への対抗。大平政権の田園都市構想を評価した。空き地空き家問題。防潮堤問題。
国土強靭化は野党時代と安倍政権で表現は変わっている。野党時代は戦時非常危機事態を作ることが本質的な狙い。安倍政権になって減災、防災目的とおとなしくなった。当たり前のことを当たり前に書いただけである。何故変わったかは分からない。推測としては、現行の法律、財源で対応できると考えたためではないか。
被災地はどうなっているか。区画整理と防潮堤が進められているが、何人戻ってくるか分からない。防潮堤建設は狂気の沙汰である。605箇所、約4百キロも建設する。全ての海岸を埋める。防潮堤はビル五階くらいの高さである。住民は抵抗している。漁業ができない。観光もできない。海が見えないのは逆に危ない。維持管理費は考えていない。
首相でも止められない。津波で国民の命を守れないことがあると言うことはできない。
一人一人の人が声をあげられない状況になっている。全国に堤防を張り巡らせることになるのではないかと危惧する。それが簡単に金を業者に渡せる方法である。
東京オリンピック。あらゆる開発がやってくる。学校や保健所などの建設補修は入札不調になっている。資材や工賃がインフレ状態になっている。恐ろしいことに、これを地方が大歓迎。国土強靭化法がなくても強権的に開発を進めることができる。
誰も責任をとらない無責任体制。やり放題になる。膨大な金を使い、環境を破壊して誰も責任をとらない。公共事業の無責任体制を点検しなければならない。被災地で起きていることは、全国に拡大される恐れがある。
消費税が公共事業に使われる。公共事業の費用をチェックする機構がない。公務員のモラルが落ちている。予算を使いきることしか考えなくなっている。自治体は住民監査請求ができる。国には一切ない。何やってもいい。法改正する必要がある。統治構造がおかしなことになっている。
サンセット法(時のアセスメント)は有効。

リニア新幹線沿線住民ネットワーク。原子力村と言われているが、リニア村もある。工事着工をさせない。リニアはほとんどトンネル。大深度法が適用される。公共事業と民間事業の使い分けをしている。そのために国会審議も不十分である。狭いトンネルの中を走るために逃げ場がない。列車火災を起こしても、燃えたまま次の駅まで走らせるマニュアルになっている。安全対策は二の次で、速さだけが売りである。リニアに乗りたいという人は多いが、好奇心からであり、リピーターになる。
JR東海は自費で建設すると言いながら、国費を当てにしている。税金の尻拭いは確実である。リニア開発をしているのは日本だけ。もんじゅと同じである。将来に禍根を残すリニアを凍結させる。
東京公害患者と家族の会。PM2.5の対策が進んでいない。複合汚染でPM2.5が合成される。かつては道路近辺に喘息患者が集中していたが、今は広い範囲に広がっている。
道路建設に反対してきた。道路を作っても交通量は減らない。車そのものを減らしていかなければならない。車を持っている人に車公害の加害者であることを自覚して欲しい。国や自治体が公共交通網を整備する。連帯の挨拶。清水。福島の放射能汚染を調査する。原発労働の実態を告発するDVDができた。福島の闘いを忘れない。
アスベストとの闘いをしている。
有明海開門を先送りにしている。

東京都は木密地域不燃化十年プロジェクトを進めている。延焼遮断帯を作るとの名目で都市計画道路を建設する。戦災復興道路を今やるという。防災名目ならば反対者はいないだろうという不純な動機の事業である。道路は延焼遮断帯になるのか。道路には自動車が入るが、車は燃えないのか。東京都は答えられない。引き続き交渉を進めていく。
東京都はオリンピック開催までに強引に都市計画道路を建設しようとしている。住民の反対意見を聞こうともしない。五千億円はかかると言われている。都民が追い出される。
新山梨環状道路北部区間反対連絡協議会。武田神社周辺の里山の生態系を破壊する。オオタカも生息している。既に並走する道路が走っている中に新しい道路を通す。普通では考えられない。渋滞緩和の点では有効性がない。大気汚染によって甲府市民の生活環境を悪化させる。武田氏ゆかりの歴史的文化財や歴史的景観を破壊する。莫大な税金が使われる。住民アンケートを実施した。道路ができたとしても、あまり利用しないと回答した人が七割もいる。立木トラスト運動を始めた。現在、約233本の立木が立っている。ブルーベリーが作れるなんて素晴らしいとの声が出ている。
高速道路から世界遺産・平城京を守る会、平城宮跡を守る会。高速道路・京奈和自動車道の地下トンネル当面中止。トンネル施工で地下水位が低下すれば木簡などの埋蔵文化財が全滅すると予想される。世界遺産会議にオブザーバー参加した。平城宮を国営公園化して舗装する方針。世界遺産の危機。
第39回道路全国連・全国交流集会が11月9日、東京経済大学で開催された。「国土強靭化に対峙する新たなたたかいを」をテーマとする。
中部横断自動車道。八ヶ岳南麓に高速道路はいらない。中部横断自動車道・八ヶ岳南麓新ルート沿線住民の会。風光明媚な場所。移住者も多い。都市計画決定の前の段階で抵抗している。国土交通省はアンケートを実施した。野菜をどう運ぶかなど根拠のない目標や課題を付けている。高速道路に誘導しようとしている。それにもかかわらず、山梨県側では環境・景観の保全などの希望が圧倒的に多かった。圧倒的に住民は反対である。家や車に反対のステッカーを貼っている。既存の道路でミッシングリンクを解消できる。

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