2013年10月17日木曜日

二子玉川RIZE公共施設説明会

世田谷区は二子玉川RIZE二期事業の再開発ビルに入居する公共施設の説明会を世田谷区等々力の玉川支所で開催する。
質問。ターミナル図書館ありきにしか思えない。空き家もある。五十平米くらいどこでも借りられる。もっと使い勝手のいい場所にいれてほしい。もっと検討してから決めてほしい。
多目的ホールの場所がないと言うが、二子玉川ライズのシネコンの場所を一つ借りればいい。場所がないというのはやる気の問題である。頭を柔らかくして、拠点として恥ずかしくないものにして下さい。

最初に宮崎政策経営部長が挨拶した。公共施設にご意見をいただくために開催した。区の案としては図書館ターミナルを整備することにした。
説明は小田桐政策経営部政策企画課長、花房教育委員会事務局教育政策部中央図書館長である。図書館ターミナルは地域図書館と同レベルのカウンター業務を行う。検索機の操作方法が難しいのではないかとの質問が前回なされたが、検索機の操作方法の説明もする。
小田桐課長。二階の約五十平米を整備する。リボンストリートから直接入る。6月の説明時から面積が3分の1に減った。民間事業者への委託を想定。6月の説明では年間15百万円の賃料としていたが、無償になった。
花房図書館長。図書館ターミナルは世田谷区立図書館ビジョンで図書館を補完する施設と位置付けている。
質疑応答。今の内容では6月の説明会に参加者が求めるものではない。私達は図書館ターミナルを求めたのではない。公共施設について総合的な話を聞けると思ってきた。今の話では納得できない。
質問。本の貸し借りだけである。どうして、このような結論になったのか。図書館は本の貸し借りだけではない。それ以外の機能が大事である。閲覧室に人が埋まっていた。子どものコーナーもある。雑誌や新聞を読む人もいる。図書館ターミナルでは課題は解決しない。
質問。区議が一人もいないことに驚いた。議員は出席すべきである。
ワンルームマンション程度の面積で公共施設と言えるか。
図書館ターミナルは再開発の人工地盤を登らなければ利用できない。高齢者や子どもにはハードルがある。二子玉川ライズタワー&レジデンス寄りで玉川三丁目、四丁目住民は利用しにくい。再開発地域以外に適切な場所はいくらでもある。
無償で提供を受けるとビル風問題などで東急を指導できなくなるのではないか。
多目的ホールを作っていただきたい。
この案は一度白紙に戻して、シネコンの一つを多目的ホールにするなどした方が優先度が高い。
回答。出張所、まちづくりセンターの新設の可能性がある。集会系施設の需要を踏まえて検討する。納得いただける施設の整備を検討している。
図書館ターミナルは暫定施設とは位置付けていない。図書館需要に早急に対応するものである。ターミナルの運営開始後の利用状況を踏まえて検討したい。
質問。図書館ターミナルは再開発の後付けではないか。
回答。すぐに多目的ホールを建設することは用地などの面で厳しい。
端末は指でタッチして操作する。夜間延長など利便性向上を検討する。
質問。第一回目の説明会の宿題に答えていない。玉川高校の跡地がある。図書館ターミナルには反対である。二子玉川には図書館ターミナルよりも大切な問題がある。ビル風問題が大切である。脆弱な計画では、とても進められない。安心安全のまちづくりが先である。本を誰が二階に持っていくのか。駐車場は用意されているのか。
質問。二子玉川は公共施設は寒い限り。図書館はない。集会所もない。図書館は何かを考えて欲しい。子ども達が本をじっくりと読んでいない。発想を転換して欲しい。
質問。玉川住民は税金の使われ方が他の地域に比べて不公平である。図書館ターミナルは順番が逆ではないか。出張所の新設を検討しているならば、それを先にすべきである。二子玉川地域にどのような公共施設を作るかが先である。
回答。玉川高校の跡地も視野に入れて検討する必要がある。ビル風対策は重要であるが、世田谷区は平行して進めたい。まず可能な図書館ターミナルを進めたい。他のテナントと同様に搬入搬出の手配をしたい。
本来あるべき図書館が設置されることが理想とは思う。それが建設されるには時間がかかる。その間に図書館ターミナルを利用してほしい。
どういった公共施設の配置が必要かは考えなければならない。それは他の地域も含めて検討しなければならない。現時点で具体的に申し上げられないことはご理解いただきたい。
二子玉川地域の公共施設はトータルで考えなければならないと認識している。老朽化対策や複合化と結び付けて検討している。示す努力をしているので、お待ちください。
質問。待つ間は計画をストップさせるでいいか。
回答。平行して進めたい。
質問。ビル風で怪我人が出ている。どちらが大切か。
回答。ビル風問題は調査を進めている。
質問。四年以上経過している。進めるつもりはないのではないか。ビル風注意のテロップを出すように言っている。やる気があれば簡単にできることである。
回答。進めていけるものは進めたい。
質問。場所がないとのことであるが、東急の土地がある。二子玉川ライズには莫大な税金を投入している。二子玉川の公共施設整備の必要性は認めているならば、検討状況を説明してください。東急と交渉しているならば交渉状況を説明してください。
質問。図書館ターミナルは公共施設整備の必要性を誤魔化そうとしている。二子玉川ライズは快適な都市空間になっていない。住民は悲鳴をあげている。税金を投入しての再開発ならば公共的なものを作ることが当たり前である。一度白紙に戻して、しっかりした公共施設を検討してほしい。暫定でなければ到底受け入れられない。この場所に作ることは暫定である。図書館が必要な場所だから。図書館ターミナルを作って後は知らない、定年まで勤めて退職金をもらうということはバカな話である。
質問。図書館ターミナルを一生懸命論じる話ではない。裏があるのではないか。タダほど高いものはない。ビル風問題が先決である。
質問。多摩川の河川敷にコミュニティカフェを作っていいと国土交通省に聞いた。五十平米のものを作るならば、コミュニティカフェに併設した方がいい。高齢者も子どもも集える。
回答。二子玉川ライズには床に対する権利を再開発は持っていない。
質問。計画時に世田谷区は考えなかったのか。東急に条件をぶつけなかったのか。
回答。多摩川の河川敷を使えるという制度があることは知っている。
質問。隅田川では使っている。
回答。河川敷は安全性の点で課題がある。
回答。ターミナル図書館の第一号であり、どれだけ使われるかは分からない。是非、その検証をさせてほしい。ターミナルを作って公共施設の検討が終わりとは考えていない。交渉は行っていない。
質問。往々にして検討は、その場で終わってしまう。
回答。運営にかかる人件費相当は試算では一千七百万程度と考えている。
建物はスケルトンで提供される。内装費がかかる。
質問。屋根のある駐車場がいる。
回答。運営費は世田谷区が負担する。共益費を払う。
質問。世田谷区は金を払いたくて仕方がない。
回答。月四、五万円くらいと見られる。

二子玉川RIZEに対しては住環境破壊、公共性がない、税金の無駄遣いなどと批判されている(林田力『二子玉川ライズ反対運動1』Amazonキンドル)。住民による裁判も起きている。東京高裁民事第一部は二子玉川ライズ行政訴訟を棄却したが、住民は最高裁に上告した。
世田谷区は二子玉川ライズに公共施設を入居させることで、公共性を出そうとするが、莫大な賃料を支払う当初案は更なる税金の無駄遣いと批判された。現実に破綻した再開発の尻拭いのために公共施設を入居させ、税金で補填するケースがある。

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