2013年10月19日土曜日

放射脳の危険

一般に原発オンリーの問題意識は放射脳の危険が高くなりがちである。食品の放射能汚染について言えば遺伝子組み替え食品の問題を取り上げている人が放射能汚染も取り上げるならば耳を傾ける気になるが、食品の放射能汚染だけを取り上げてベクレルフリーを謳う飲食店には警戒する。同様に大気汚染や土壌汚染についても西日本で深刻な黄砂やPM2.5による健康被害を無視して、東日本の放射能汚染の影響を声高に叫ぶ声には警戒する。

放射脳の問題が顕著になった具体的な動きは被災地ガレキ焼却である。もともと都内の住宅地に近接した清掃工場では瓦礫焼却以前から住民の反対の声があった。通常のゴミの焼却によって生じる化学物質が健康被害を及ぼすと反対していた。従来からの反対運動の立場では、被災地ガレキ焼却は特別に騒ぐ理由にはならない。ここに放射脳の被災地ガレキ焼却阻止運動との断絶がある(林田力『二子玉川ライズ反対運動11外環道』「世田谷区が清掃工場周辺の放射線量率測定結果を公表」)。

国民の多数が脱原発ですが、脱原発運動は少数派であり、選挙結果も脱原発政党の勝利にはなっていない。そこには投票に行く市民層の放射脳カルトへの反感がある。さらに東京オリンピック招致決定は放射脳カルトがデマゴギーに過ぎないという印象を決定付けた(林田力『二子玉川ライズ反対運動11外環道』「東京オリンピック招致は放射脳カルトの敗北」)。自民党圧勝や東京オリンピック招致に肯定的な側面があるとすれば、放射脳カルトへの打撃である。
http://www.hayariki.net/home/10.htm
[asin:B00FUYC5DQ:detail]
[asin:B00FW2UMKE:detail]

0 件のコメント:

コメントを投稿