2013年10月20日日曜日

二子玉川ライズ図書館ターミナル反対意見書

二子玉川ライズ二期事業の再開発ビルへの世田谷区立図書館ターミナル入居に反対する意見書が世田谷区民有志から提出された。意見書は図書館ターミナルが図書館空白地域である玉川で本格的な図書館建設に至る第一歩になるならば賛成すると述べる。
意見書は図書館ターミナル計画が煮詰められておらず、区民との話し合いを積み重ねなければならないと指摘する。たとえば図書館ターミナルは二階に設置する計画であるが、図書の搬入をどうするか。マンパワーでやるのは限界がある。一般利用者やテナントと同じ通路や昇降機、階段を利用することに対して再開発組合が制約条件をつけてくる可能性もあるとする。これは東急の不誠実な体質を理解した指摘である。東急不動産だまし売り裁判で東急リバブル東急不動産に痛い目に遭った身には納得できる(林田力『東急不動産だまし売り裁判こうして勝った』ロゴス)。
意見書では二子玉川ライズのビル風の問題が未解決であることも指摘する。世田谷区はビル風対策と図書館ターミナル建設は同時平行で進めると説明する。しかし、ビル風は四年半も前から問題になっている。負傷者も出ている。それでも解決へのロードマップは出ていない。後から湧いた図書館ターミナルが開設時期まで発表されることは同時平行ではなく、ビル風対策の後回しに映る。行政にとって都合のいい箱モノ行政を優先させているように映る。
この区民有志は二子玉川ライズのビル風の深刻さをいち早く世田谷区に訴えたグループでもある。このグループの粘り強い活動なくして世田谷区が二子玉川ライズのビル風対策に取り組み始めることはなかったと言っても過言ではない。
二子玉川ライズは住環境を破壊する。『八重の桜』の主人公・新島八重(綾瀬はるか)は「穏やかな暮らしが途切れてしまった」と語る(「故郷への旅」2013年10月20日放送)。玉川住民は二子玉川ライズによって穏やかな暮らしが途切れてしまった。

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