2013年9月11日水曜日

林田力『東急ストアTwitter炎上』

林田力『東急ストアTwitter炎上』(Amazon Kindle)は東急ストア戸塚店アルバイト不適切投稿事件を告発するノンフィクションである。東急ストア戸塚店のアルバイト従業員はグレープフルーツやリンゴをくわえた写真をTwitter(ツイッター)に投稿した。
この東急ストアTwitter炎上事件は消費者に大きな衝撃を与えた。消費者が口に入れる東急ストアの食品は、バイトが玩具にしてペロペロしたものである可能性があるためである。消費者からは「もう生理的に東急では食べ物を買えない」との声が出ている。かつては東急ストアに好意的であった消費者も今や冷ややかな態度を見せるようになった。
東急ストアは「お詫び文」で廃棄処分品と説明したが、都合が悪いから廃棄処分ということにしているだけではないか。商品くわえて写真撮ってよだれ拭いて返したかもしれない。試食用に出している可能性もある。もともとスーパーで廃棄処分品を出すことは少ない。むしろ仕入れた日に痛んでいる物を捨てたりすることでの廃棄の方が多い。
生鮮品は夕方から値下げシールをバンバン貼りまくり、その日のうちに売り切ってしまう。カビが生えるまで腐ることはない。その前に見切り品としてまとめ売りする。痛み具合で特売箱やカットフルーツ(野菜)として販売する。総菜部門に流して消費させることもある。つまり廃棄処分になるようなグレープフルーツやリンゴは存在しない。
廃棄処分品ということで責任を軽くしようという東急ストアの心性が卑しい。廃棄品の処分の仕方も正しくしてこそ信用がある。厳格に扱っていることを示さなければならない。消費者に見えない裏側のことであり、東急ストアの言い訳は不信感が増すだけである。東急ストアには消費者心理への想像力がない。これは東急不動産だまし売り裁判における東急リバブル東急不動産と共通する(林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』ロゴス)。
東急ストア戸塚店Twitter炎上事件は氷山の一角である。バックヤードでふざけている店員が実際は他にも多いと指摘される。実際にフルーツやケーキを食べたという元アルバイトと思われる人物の告白が寄せられた。「正社員ですら裏から商品持ち帰る輩がいた」という。「複数人であることが多かった」ともいう。これは東急ストア戸塚店のケースと同じである。
どれほど微々たるものであろうと、自分が手にした特権を思う存分振りかざさなければ気が済まない連中である。東急ストアはコンプライアンスが機能していない無法地帯のようである。これは東急不動産だまし売り裁判における東急リバブル東急不動産と共通する。
東急ストアTwitter炎上事件によって様々な分野でなされた東急ストア批判が改めて注目されている。第一に東急ストアの経営問題である(林田力『東急ストアTwitter炎上』「東急ストアの業績低迷」)。東急ストアが赤字と黒字繰り返していることについて、「数字を作っている感じがしてやばいな」と指摘された。
第二に東急ストアの産地虚偽表示である。東急ストアは山形・米沢産牛肉を最高級ブランドの「松阪牛」と偽って販売した(林田力『東急ストアTwitter炎上』「東急ストア、米沢牛を松坂牛と偽装販売」)。マグロの偽装表示も報道された。東急ストアでは特に原産国表示を確認しなければならないと指摘する。
第三に東急ストアの韓国ゴリ押しである。東急ストアは韓国ゴリ押しが露骨である(林田力『東急大井町線高架下立ち退き』「東急の韓国ゴリ押しと韓流ブーム失速」)。東急ストアのチラシが気持ち悪いと指摘される。焼き肉のタレの広告がハングル付きの韓国製であることがある。 バレンタイン商戦ではマーケット0のリアルブラウニーなどを販売しているとする。しかも通常版と異なり、パッケージにハングルないため分かりにくいという。
Unsanitary Tokyu Store [Edicion Kindle]
http://www.amazon.com.mx/Unsanitary-Tokyu-Store-ebook/dp/B00F17WFEG/
東急ストアTwitter炎上 (Kindle) 感想 林田力 - 読書メーター
http://book.akahoshitakuya.com/b/B00F17WFEG

0 件のコメント:

コメントを投稿