2013年9月6日金曜日

東京外環道大深度地下説明会

大深度地下使用認可申請に向けた東京外かく環状道路(関越〜東名)の説明会が9月5日、世田谷区成城の明正小学校で開催された。『東急不動産だまし売り裁判こうして勝った』(ロゴス)著者の林田力も参加した。今回の説明会でも予定時刻経過を理由とした説明会打ち切りに怒りの声が上がるなど住民の納得にはほど遠いものであった。外環道建設は地域住民に支持されていない。
質問「外環道の想定される交通量。世田谷区砧地域に自動車交通が充満する。今の交通量をどうやってさばくのか。
車の通れないトンネルが二本できる。何で、このようなものを造るのか。
リニアも大深度を通る。大深度をクロスすることになる。
地域の環境負荷が高い。コンクリートの耐用年数は百年と説明するが、怪しいものである
ヒ素が天然由来とは断定できない。断定するならば断定した専門家の名前を教えてください。
告知方法はデタラメ。土壌汚染の説明はない。
30分しか質疑応答がないことは問題。説明と質疑応答のバランスがとれていない」
質問「水道管のポンプアップの音が聞こえて夜が眠れない。低周波微振動には、どのような補償をするつもりか。
地盤の悪いところでは地盤沈下が起きる。どのくらい地盤沈下を想定しているか。地盤沈下が起きるのは真上だけではない。どのように予想しているのか。
インフラの老朽化が問題になっている。外環道も老朽化で崩落の危険がある。買い取りを希望した場合はどうか。東名ジャンクション周辺は買収される。不平等である」
回答「交差点の改良などを必要に応じて検討する。以南は検討会設置に向けて調査する。
避難ルートに複数経路を確保する」
質問「嘘つくな」
質問「上総層に天然由来のヒ素が含まれている」
回答「ヒ素を含む土地を盛り土に使うことはない」
回答「追加土壌調査の結果は工事掲示板で知らせる。オープンハウスでも説明する。世田谷区は住民への丁寧な説明を求める意向である。それは承知しているので、調整している」
回答「振動は小さいと考えている。地盤変異は小さいと考えている。地下水の変動は季節の変動に収まっている」
回答「ジャンクションは買収を進めている。区分地上権部は収用を現時点で考えているのではなく、任意の契約を進めたいと思っている」
質問「通過交通が増えている。外環ができても変わらないと見られる。この実態はご存知か」
質問「外環道建設の根拠として交通量が増加すると予想している。人口減少と矛盾する」
質問「猛暑を地球温暖化の影響と気象庁は言っている。道路整備によって自動車利用を増やすことになりかねない。自動車利用を減らす方策を検討しているのか」
質問「東名以南ができないと、行き止まりになり、いつでも渋滞になる。地下水を含む柔らかい地盤では天井が崩壊する恐れがあると研究者は指摘する。地下水がバシャバシャ上の方で出ている。どういうプランを持っているか。ここら辺は地下水が多い。影響がないとは信じられない。取り敢えずトンネルを掘ってしまおうとしか感じられない。予算を消化してしまおうとしか思えない」
回答「三環状ができていない。三環状が整備されれば通過交通が減り、渋滞を緩和できると考えている」
回答「政府の推計に基づいている。
外環整備をしないと、通過交通抑制の根本的な解決にならないと位置付けている」
質問「将来の免許保有者の数というが、若者の車離れを考えていない」
回答「外環は曲線パイプルーフで先に周りを囲ってから施工する」
質問「ぶっつけ本番ということか」
回答「技術検証を実施する」
質問「実証例がないということか」
回答「曲線パイプルーフ工法とナトム工法を併用する」
質問「ナトムは岩盤を掘る工法で泥湿地には使えないのではないか」
回答「ナトム工法は固い岩盤の場所だけで使われるものではない」
ここで予定終了時刻の20時半を経過したとして説明会を打ち切った。会場からは「質問に答えろ」などの怒声が飛んだ。

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