2013年9月23日月曜日

タウンカンファレンス

板橋区議会議員・中妻じょうたタウンカンファレンス。高島区民館。
8月に民主党板橋区議団で福島を視察した。二泊三日の強行軍であった。
福島県は広い。東京、埼玉、神奈川、千葉の南関東に匹敵する。地域地域で原発事故に抱えている問題が異なる。浜通り、中通り、会津に分かれる。福島第一原発の北側の南相馬市や相馬市は浜通り経由で行くことになる。
警戒区域であった場所でも除染によって放射線量が下がっている。将来的にどうなるかは別問題であり、継続的に測定する必要がある。
福島市や郡山市は比較的高い。低線量被曝の影響は分からないとしか言いようがない。会津の放射線量は問題ない。
いわき市は津波被災地でもある。福島県は瓦礫を県外に持ち出せないために復興の速度は遅れている。いわき市の特殊事情は二万四千人もの避難住民がいることである。住民間の軋轢も起きている。
南相馬市、浪江町。中間貯蔵施設の見通しが立たない。見渡す限りの田んぼが雑草が生い茂るにまかせている状態である。心が痛む。これを見て原発を続けようという気にならない。南相馬市の産業や生活の将来が懸念される。
旧警戒地域とそれ以外の地域との分断。
除せん作業は、お金はあるが、使えない状況である。東京オリンピック開催に使う予算があるならば、除せんに使えという指摘は正しくない。除せん作業に、暴力団が入っている。
浪江町。高線量地域には人っこ一人いない。死の町という以外の表現はない。時間の経過によって復興への意欲が萎えている。
復興庁官僚がTwitterで「左翼のクソども」と暴言を吐いた。国会で全会一致で決めた法律に予算をつけるべきである。
喜多方市。放射線量は問題ないが、風評被害を受けている。グリーンツーリズムが一時期ほぼゼロに落ち込んだ。福島ということでいっしょくたにされている。
Jヴィレッジを訪問した。汚染水の問題について話を聞いた。5月に明らかになった汚染水流出を参院選後まで公表しなかったのは何故か。答えは「特に意図はない、と公式に申し上げている。私共の立場では、それ以上の答えはできない。」であった。東京電力は普通の民間企業ではなく、国策会社である。情報公開・情報共有が大前提である。
チェルノブイリは事故直後にコンクリートで固めた。放射線を出さないようにすることを最優先にした。廃炉には気の遠くなる時間が必要である。
鈴木かん。東京オリンピック招致のサポートをしていた。皇族の活動が招致決定の大きな要因であった。
この世界は優秀な順に落選するという法則がある。
パネルディスカッション「幼児教育と保育の調停」
大都市圏と地方では状況が異なる。地方でも異なる。どこの地方の幼稚園の話であるか明確にしなければ、話が噛み合わない。板橋でも高島平と他地域では異なる。固有名詞の入った話をしようと言ってきた。チルドレンファーストは正しいと思っている。子どもの実態に応じた対応。現場の先生は現場のニーズに対応しようとする。
認可や認証とすると、認可や認証されない施設が出てくる。救われない子どもが出てくる。そこで子ども手当てを考えた。
福祉や医療や教育が政治の話題にならないことが問題と思っている。私の時に文部科学省の予算が国土交通省の予算を上回った。「コンクリートから人へ」である。
和田。民主党が支持されなかったことは、子どもを丸ごと受け入れるという思想が日本社会になかったのではないか。
鈴木。国民に新自由主義が浸透しているのではなく、メディアが新自由主義の軍門に下っていることが問題である。国民は適正な情報さえ与えられていれば、真っ当な判断ができる。
質問。民主党の魅力や存在意義はどこにあるか。
強いものが栄えればいいというグループと、全ての人々が幸せな人生を送ることが大事というグループがある。後者のグループを目指している。
自由、平等、博愛は両立しない。政党は優先順位を付ける。民主党は博愛を重視する。コミュニティや絆を重視する。
世の中に説明することが不十分であった。

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