2013年7月6日土曜日

運動は変化の波を作れるか

ミサオ・レッドウルフ。六ヶ所の試験運転の頃から、反原発運動に取り組む。一般の市民若者にアピールできるようなプレゼンテーションを工夫したが、試行錯誤を繰り返した。それまで社会運動に関与していなかった人々が立ち上がった。大きいうねりを作る。可視化する。紙媒体による拡散を始めた。
小田川義和。全労連。「希望に輝く未来のために」が綱領の名称。年越し派遣村に取り組む。貧困が進行している状況に目を向けなくて良いのか。
福島原発事故。労働者は原発の受益者であるが、その自覚がなかった。核兵器廃絶には取り組んでいたが、それと同じように原発をなくせとは言ってこなかった。強く反省する。
宇都宮健児。多重債務問題が活動の原点であった。愛媛県の漁村で育つ。高利で金を貸して暴力的な取り立てをするサラ金が社会問題になっていたが、取り組む弁護士がいなかった。お金に変えられないやりがいを感じた。目の前に来る人を助けるだけでなく、法律を変える必要がある。高金利と過剰融資と過酷な取り立てがサラ金三悪。有識者の組織を作る。当事者組織を作る。金利引き下げ運動を行う。労働組合や消費者団体にもウイングを広げて、自民公明政権の中で法改正を実現した。
背後には貧困がある。貧困問題は取り上げられていなかった。貧困問題を社会的にアピールする。日本社会の貧困が顕在化した。
目の前にどのような課題があるのか。
ミサオ・レッドウルフ。参院選。民主党政権は原発ゼロを閣議決定寸前まで行った。ここには市民の運動がある。衆院選は残念な結果になった。
反原連は特定の政党候補を応援しない。原発を投票の争点にすることを訴える。死票が出ることを懸念する。自民に議席を取らせないという声が出ている。消去法で、ここに入れようかという人もいる。
官邸デモは人数が減ったということばかりが報道されるが、毎週やっていることが、経済産業省にとってはうっとうしい。忍耐強くやっている。コアメンバーが20数人いるが、ボランティアの域を越えている。身を粉にしてやっている。セクトを入れない主義でやっている。顔つながりでやっている。乗っ取り乗っ取られるということも知っている。
小田川義和。参院選が重要。オーストラリアでも選挙があるが、労働党の敗北が予想される。TPP参加になる。
参院選の結果如何に関わらず、衆議院の優越によって安倍政権の政策が進む可能性がある。限定社員の問題。労働者派遣法の改悪。常用代替の禁止をなくすと、ピンはね労働当たり前の社会になる。
バングラデシュでビル崩壊。劣悪な労働環境を産み出すような低価格競争をしないという協定を締結することを国際労働運動が求めている。それが日本の労働者の賃金引き下げの対抗にもなる。
反貧困ネットにも主要なメンバーが参加している。社会運動の関係をどうしていくか。労働運動が孤立せずに社会の中でやっていく。
http://hayariki.net/
宇都宮。基本は多重債務問題である。経験交流集会が続いている。全国キャラバンをやっている。最大の課題はサラ金問題がなくなってしまった。これは法律事務所の財政にも影響を及ぼしている。弁護士は人権のためには自分の首を締めることもする。これは誇りに思っていい。ゼロゼロ物件、追い出し屋、脱法ハウスなど運動を広げている。貧困の要因は不十分な社会保障と非正規などのワーキングプアである。弁護士会のトップが貧困問題に取り組むことは珍しい。世界の弁護士会の集まりでも、反貧困ネットワークのバッチを付けて出席した。アンチポバティーだと説明したら、敬意を払われた。

都知事選挙では五十を越える勝手連ができて、緩やかなつながりを維持していくべきとなっている。最近は憲法改悪が課題になっているので、講演依頼が多い。イデオロギーや政治的立場を乗り越える。公明党は改正に慎重な態度を示している。運動に取り込む広さが必要。創価学会の婦人部と共催する九条の会がある。ウイングを広げることが課題。

0 件のコメント:

コメントを投稿