2013年7月13日土曜日

外環道の土壌汚染調査実施を要請

世田谷区長 保坂展人 様
2013年6月
東京外かく環状道路(東名ジャンクション)立坑掘削用地全域の土壌汚染調査の緊急実施を国等に要請することを求める陳情

要旨
国土交通省と中日本高速道路株式会社が立坑掘削を予定している用地及びそのヤード全体につき、以下の実施を、世田谷区として国土交通省、中日本高速道路株式会社に強く要請するよう、陳情します。
� 工事実施前に工事用地全体の詳細な土壌汚染調査を緊急に行うこと
� 上記調査結果と、これまでに実施した土壌汚染調査結果に関し、住民対象の説明会を開催し、全貌を遺漏なく説明すること
� 土壌汚染に関する住民の不安を取り除いたのち、工事に掛ること

理由
� 立坑を掘削する当該地域は、過去に様々な産業廃棄物の投棄によって六郷用水やその分水及び関連施設が広範囲に埋め立てられたうえ、不法な焼却場と化し、土壌汚染が存在する危険性が極めて高いことが、江戸時代から代々居住する住民たちから指摘されていたが、国土交通省及び中日本高速道路(株)は十分な地歴調査を実施していなかった。
� しかし、住民の指摘通りに、世田谷区道部分周辺の土壌汚染調査の結果これまでの4回30本の試掘・ボーリング調査の結果41カ所から基準を超える特定有害物質が検出されている。それらは、ヒ素、フッ素、鉛、セレンなどである。
� 特に、「毒物および劇物取締法」に指定された「ヒ素」に関しては昨年10月以降の24本のボーリング中、26点(箇所)の異なる深度で広範囲に検出されており、住民にとって、大きな不安要素となっている。しかもこれらは世田谷区有地のみ、区所管から簡略な情報が担当委員(議員)にもたらされたに過ぎず、区内の汚染の全貌は、なお事業者からは公開されていない。
� 2013年5月17日、18日の中日本高速道路(株)の説明会では、それらが天然由来であるかのような説明があったが、東京都環境局はこのデータだけでは断定できないと、住民の問い合わせに答えている。
� 付近には住宅が立ち並び、小児病院、団地、公園もある文教地域で、住民、特に子供たちの健康被害が強く心配されている。
� 上記5月18日の説明会では、中日本高速道路(株)が立坑工事用地に関し、1本のボーリングを約束したものの、これは、心配した住民の「自費で良いから調査を行わせてほしい」という申し出にやむなく対応したという有様で、とても十分とは言えず、住民の不安は解消するばかりか、むしろ広がり続けている。
� 環境・土壌への土壌汚染対策法等に準拠した念入りな配慮は、『対応の方針』にも記され、その遵守は前区長から現区長に引き継がれている世田谷区の重要事項である。
http://www.hayariki.net/10/faqindex.htm
以上のことから、住民の健康、安全を守る役割を担う世田谷区として、国土交通省、中日本高速道路(株)に対し、肝心な立坑掘削の着手前に、土壌汚染対策法等に奨励されている用地全域の徹底した土壌汚染調査を緊急に実施し、過去に住民に約束したとおり、結果を説明し、住民の不安を取り除くよう、強力に働きかけることを陳情します。
(以上)

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