2013年7月2日火曜日

東急ハンズがブラック企業大賞2013にノミネート

東急ハンズが「ブラック企業大賞2013」にノミネートされた。東急ハンズのノミネート理由は東急ハンズ過労死事件である。東急ハンズ心斎橋店のスタッフがパワハラやサービス残業強要で過労死した(林田力『東急不動産係長脅迫電話逮捕事件』「東急ハンズ過労死と東急不動産だまし売り裁判」)。ノミネートによって東急ハンズはワタミなどと肩を並べるブラック企業と評価されたことになる。

東急ハンズのブラック企業ぶりは親会社の東急不動産の体質的なものである。従業員にブラックな企業は消費者にもブラックである。東急不動産は不利益事実を隠して新築マンションをだまし売りした(林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』ロゴス)。東急不動産ではトラブルになった顧客女性に係長が脅迫電話を繰り返して逮捕される事件も起きた。東急ハンズ過労死事件でも認定されたパワハラ体質が顧客に向けられた事件である。

東急不動産は刹那的で、打算はあっても理想はなく、まさに手がつけられない。東急ハンズはブラックにのめり込み、せっせと病的な職場環境を作っている。ブラック企業には何一つ渡さず、譲らず、妥協してはならない。どれだけ説かれ、脅され、暴力にまで訴えられたとしても、ひたすら拒否を答え続けて、最後まで決して折れてはならない。

「ブラック企業大賞2013」はパワハラや長時間勤務など企業から過酷な労働を強いられるブラック企業が社会問題化していることを受けて創設された。主催はブラック企業大賞企画委員会で、佐々木亮弁護士や首都圏青年ユニオン青年非正規労働センターの河添誠事務局長らがメンバーである。「ブラック企業大賞2013」は過酷な労働をめぐって訴訟が提起された企業を対象に選定し、2013年6月27日に発表された。大賞の発表は2013年8月11日である。

「ブラック企業大賞2013」はWebからの投票も受け付けている。東急ハンズに投票した人からは以下のコメントが寄せられている。
http://www.hayariki.net/10/15.htm
「会社は結局労働者を使い捨てのコマとしか思っていない。そう思われないように人は競っていく、そうできない人は使い捨てにされる。ノミネート企業は本当に酷い企業であり、この企画は本当に悲しいですね。」

「東急ハンズは労務管理がまるでなっていない。若く希望ある人材を使い捨てにしている。愚才な上層部の暴走ダメ会社だ。この事件以外にも多くの犠牲者がいる。彼ら、彼女らには早くこんな会社とは縁を切って次の生活に進んでほしい。この事件の犠牲者となった男性は責任感有る真面目な人だったと想像する。心からご冥福をお祈りする。また、この事件が明るみになった事を契機にこんな不幸な事件が二度と起きないよう出来ることから行動していく。」

2013年6月30日現在、ワタミが大差で1位になっている。渡辺美樹・ワタミ会長は偽善を語り、目立つためにバッシングされる面もある。ワタミを擁護する意図は毛頭ないが、東急のように偽善さえも語らないブラック企業の存在にも注意する必要がある(林田力『東急不動産だまし売り裁判6東急百貨店だまし売り』「東急百貨店だまし売りはブラック企業」)。

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