2013年6月30日日曜日

東急ハンズがブラック企業大賞に

東急ハンズがブラック企業大賞にノミネートされた。ブラック企業は刹那的で、打算はあっても理想はなく、まさに手がつけられない。ブラック企業には何一つ渡さず、譲らず、妥協しない。どれだけ説かれ、脅され、暴力にまで訴えられたとしても、ひたすら拒否を答え続けて、最後まで決して折れない。よくよく考え、状況を丁寧に咀嚼しておかなければ、何がどのように動くのか、これから先の展開を予測することなどできない。
ブラック企業にはクラクラする。ふらふらする。それでも負けてなるものか。決して動じてなるものか。ブラック企業は相手が怖れ、うろたえれば、かさにかかって攻めてくる。ところが落ち着き払われてしまうと、途端に自分の方が狼狽してしまう。東急ハンズはブラックにのめり込み、せっせと病的な職場環境を作っていた。
不名誉な賞にノミネートされた理由は東急ハンズ過労死事件である(林田力『東急不動産係長脅迫電話逮捕事件』Amazonキンドル)。東急ハンズ心斎橋店の店員がパワハラやサービス残業強要で過労死した。経営者が偽善を語るワタミと比べると目立たないが、偽善さえも語らない東急ハンズの方が悪質との見方も成り立つ。
ブラック企業は従業員に対してブラックという意味で使われることが多い。一方で顧客に対するブラックという意味でも使われる。この意味でも東急ハンズの親会社の東急不動産が満たしている。東急不動産は不利益事実を隠して新築マンションをだまし売りした(林田力『東急不動産だまし売り裁判こうして勝った』ロゴス)。

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