2013年5月14日火曜日

東京都議会

東京にオリンピックやパラリンピックが招致されるか否かは東京都が決めることではない。東京でオリンピックが開催されることに賛成か反対かを尋ねることは、あまり政治性のある質問とは言えない。そのために東京都の召致活動の是非を問う質問にした。
中央卸売市場のあるべき姿を尋ねる。築地市場移転問題は土壌汚染がクローズアップされているが、どのような立場であっても土壌汚染は解決しなければならないものである。何をもって汚染解消と判断するかは重要な問題であるが、中央卸売市場の移転は卸売市場のあり方を問う問題である。実際、猪瀬都知事は豊洲移転によって業者の店舗面積の増大を意図している。卸売業者の集約・大規模化を志向する。そこで豊洲移転の是非ではなく、中央卸売市場の将来像を尋ねた。食の安全性に卸売業者の安定経営を並べた理由は特定業界の利益代弁を意図したものではなく、社会制度的な視点での回答を求めたためである。
食の安全性というと「開放型の築地市場は鳥の糞が落ち、衛生面で問題がある。そのために密閉型の新市場で安全性を確保する」などの技術論が語られるが、それがクリティカルな問題ならば築地市場でも既に対策が採られている筈であるし、仮に採られていないならば真っ先に築地市場で解決する必要がある。表面的な技術論よりも社会を見据えた制度論を期待する。
予算を決めることは議会の重要な仕事である。それ故に予算に賛成か反対か、現職議員ならば予算案に賛成したか反対したかを最初に尋ねた。賛成か反対かの二者択一は、ある面では乱暴な質問である。予算は様々な分野から成り立っているためである。私は開発問題に問題意識を有するものとして二子玉川ライズ補助金など大型開発予算には反対である。しかし、脱法ハーブ規制のための予算には積極的に賛成する。
また、予算は決めなければならないものである。悪法は可決されない方がいいが、予算が可決されないことも問題である。それ故に少々問題があっても、予算に賛成するという選択も必ずしも否定しない。
以上より、賛成または反対いうことで一くくりにすることは妥当ではない。賛成する理由や反対する理由が重要である。そのために理由欄を設けている。
一方で議会における議決は賛成か反対かである。予算案には良いところも悪いところもあるとしても賛成か反対かの意思表示が求められる。それ故に賛成か反対かを尋ねた。
保育政策については待機児童解消が急務であることは大方のコンセンサスが得られている。政策上の争点は認可保育所を充実させるか、認証保育所やスマート保育、株式会社参入など新たなアクターで補うかである。猪瀬都政はスマート保育の旗を振っている。このため、東京都の進める待機児童解消策の是非を問う形にした。勿論、保育は家庭で行うことが基本であり、保育園は不要であるという考えも一つの考えである。

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