2013年5月7日火曜日

林田力・二子玉川ライズ反対運動9

林田力『二子玉川ライズ反対運動9』はブランズ二子玉川によるビル風などの複合被害の危険を指摘する。二子玉川ライズの氷のようなビル風の中を行ったり来たりしていると、住民の中で何かが永遠に凍りついてしまうような気がする。開発問題をはじめとする各種問題への論考や書評なども収録した。
林田力『二子玉川ライズ反対運動』シリーズは二子玉川ライズの住環境破壊と住民反対運動を描くノンフィクションである。『二子玉川ライズ反対運動8』まで刊行されており、『二子玉川ライズ反対運動9』が刊行予定である。
二子玉川ライズ住民運動は不動産業者の分断政策による孤独に打ち勝った。二子玉川ライズ反対運動は手を伸ばした。二子玉川住民は東急電鉄東急不動産にいいようにされる住民以上の価値があると証明した。
二子玉川ライズのビル風は言葉では表現できない。大きな悪意に満ちた突風が小さな粒子を隠し持ち、いとも簡単に、そして嘲笑うように、上着の布をトレーナーの綿を通って押し入ってくる。

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