2013年4月6日土曜日

機動戦士ガンダムUC黒いユニコーン

『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) [Mobile Suit Gundam UC] 』episode 5「黒いユニコーン」では主人公バナージ・リンクスが地球連邦軍に身柄を拘束されてしまう。宇宙世紀ガンダムシリーズの奥深さは連邦が主人公サイドでジオンが敵役となっていながらも、連邦を正義と描いていないことである。むしろ連邦を腐敗の大元と描き、紛争の元凶と位置付ける。『機動戦士ガンダムUC』は、その地球連邦の成立当初の欺瞞に迫る意欲作である。

連邦の腐敗や強権体質はシリーズで一貫しているが、初期の主人公は連邦に欺瞞を抱きつつも、結果的に歯車に終始した。これに対してバナージはネオジオンと行動を共にする。現代的な自立した個人である。episode 5で再び連邦に戻るとの予想も成り立ったが、安直な展開にはならなかった。バナージはユニコーンガンダムが開示した「ラプラスの箱」への新たな座標を秘匿し続けた。
http://www.hayariki.net/eco/24.htm
ここでバナージに接するブライト・ノアは物分かりのいい大人である。ファースト・ガンダムの頃と比べて成熟している。世の中には物分かりのいい風を装って裏切る卑劣漢も多いが、ブライトは連邦の歯車ではないことを行動で示した。連邦軍側には明らかにダークサイドに墜ちたパイロットも登場する。

これまでのガンダムは連邦に嫌悪感を抱きつつも連邦が勝利する結末にフラストレーションがあった。これに対して『機動戦士ガンダムUC』は連邦に嫌悪感を抱く自然な感情を楽しませてくれそうな展開になった。
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