2013年4月19日金曜日

排外主義を克服する羊の中の山羊

■第50回草の実アカデミー「排外主義を克服する羊の中の山羊」森達也氏講演
講師 森達也氏(作家・ドキュメンタリー監督・明大特任教授)
日時 4月20日(土)6:05開場 6:20開始 8:50終了
場所 文京シビックセンター地下1階 アカデミー文京学習室
     東京都文京区春日1−16−21 
交通 東京メトロ後楽園駅 丸の内線(4a・5番出口) 南北線(5番出口)1分 
   都営地下鉄春日駅 徒歩1分
   JR総武線 水道橋駅(東口)徒歩9分
資料代 500円(会員無料)

主催・問い合わせ先 草の実アカデミー 
http://kusanomi.cocolog-nifty.com/blog/

 オウム真理教の信者を描いた記録映画「A」「A2」の監督・森達也さんは、「王様は裸だ!」と言ってしまうアンデルセン童話に出てくる少年のような人である。しかし最近、森さんの講演を聞いていて、少年というより山羊(ヤギ)だと思うようになった。その意味するところは、ぜひ講演を聞いていただきたい。
 日本を震撼させたオウム真理教事件と人を追い続けるなかで、人びとが集団化し、安全・安心をもとめて監視社会を産み、異分子を排除し、刑罰の厳罰化をもとめる・・そんな社会を森さんは見てきた。ある集会で森さんは次のよう意味のことを話した。
 もしあなたが夜自宅へ帰る途中に暴漢に襲われたものの一命をとりとめ、犯人も逮捕されたとしよう。でも動機がわかならい。物取りなのか、恨みなのか、通り魔的な犯行だったのか、どうやってあなたの帰宅ルートを知り得たのか・・・すべてがわからないまま捜査は打ち切り判決がくだり、犯人は刑に服した。でも、犯行の理由が全くわからないから、また同じことをされるかもしれないし、もう深夜ひとりで歩けなくなる。
 不安が募ると、武器をもつかそれを持った強い人や組織に守られたいと思う。もしくは集団で歩けばこわくない。こうして集団主義化と異分子排除、異分子がいなければ捜し無理やりつくり排外主義に陥る。オウム真理教事件も「なぜ」を解明せず処罰して終わらせようとしている。その結果がいまの状況がある。
 モンゴルを旅行した森さんは、羊の群れのなかに山羊(やぎ)がいる不思議な光景を見かけた。ここに負のスパイラルを克服するヒントがある。一緒に考え、何かをつかみましょう。4月20日夜6時5分(受付開始)、文京シビックセンター地下1階でお待ちしています。(草の実アカデミー代表 林克明)

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