2013年1月20日日曜日

銀魂47巻v林田力Facebook書評

空知『銀魂』47巻ではギャグ短編が中心である。最近はシリアス長編が続いたため、珍しい。銀魂の持ち味はギャグであったが、ここではマンネリ気味である。銀時がカツラであったという展開はコタツの話で登場した。尻にモップが突きされる展開は、その後のエクスカリバー編に重なる。
ギャグもシリアス長編の方が練り込まれている。バラガキ編での佐々木のうざいメールは携帯メール依存症の風刺になる。金魂編での家賃を滞納する銀時と家賃を期日に払う金時のギャップは、家賃滞納者の人権を侵害するゼロゼロ物件への対抗価値になる。シリアス長編にはストーリーも楽しめ、ギャグも楽しめるという二重の楽しみがある。
最近の週刊少年ジャンプでは、伊達先輩など純然たるギャグ漫画も育ってきている。ギャグ短編で始まってバトル長編になるという人気漫画の展開に抵抗してきた銀魂であるが、そろそろギャグ短編は後進に譲ってもいいのではないか。それが銀魂のギャグの持ち味を損なうことにはならないだろう。林田力wiki
http://hayariki.net/

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