2012年12月5日水曜日

ヱヴァンゲリヲン12巻v林田力wiki

『ヱヴァンゲリヲン』は人気アニメのコミックスである。文字通りアニメをコミックス化した感じで、アニメを観るようにスピーディーに読み進められる。同じアニメ先行のコミックスでも活字で読ませる感のある『機動戦士ガンダム・オリジン』とは対照的である。
第12巻ではネルフが戦略自衛隊に攻撃される。葛木ミサトの壮絶な最後と碇シンジの不甲斐なさが見所である。シンジの内向的性格が強調されるシーンであるが、過去に観た時ほどのインパクトではなかった。シンジの言動は目の前の問題の解決にはならないものであるが、シンジでなくても同じ状況に置かれたならばシンジのような言動をしても、それほど異常とは思えなくなった。ヱヴァンゲリヲンはシンジという少年の普通の少年とは違う性格が大きな特徴とされているが、あまり特別に感じなくなっている。シンジの言動に違和感がなくなってきたことは、日本社会が焼け野原から経済大国にしてしまうような前に進むだけのガンバリズムでなくなってきた好ましい傾向の現れである。
第13巻では人類補完計画が発動される。碇ゲンドウは個人的な動機で人類補完計画を進め、理知的な赤木リツコも感情的に振る舞う。いくら偉ぶっていても人を突き動かすものはエゴである。林田力wiki

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