2012年12月2日日曜日

青海波蒔絵

「青海波蒔絵」は半円形を三重に重ね、波のように反復させた柄の炉縁である。ペルシャ・ササン朝様式の文様が中国を経由して伝播した文様である。道具屋・青松堂は蒔絵の炉縁に25万円の価格を付けている。
「唐松蒔絵」の作者・漆園は、京都の塗師漆専堂である。家元より「漆園」の号を頂くほどの有名な塗師である。道具屋・青松堂は蒔絵の炉縁に25万円の価格を付けている。
「菊蒔絵 溜塗」は木地に下地塗りを施したあと朱に染め、その上に透明な漆を厚く塗る技法によるものである。濃いワインカラーの深みのある色である。道具屋「古美術ささき」では菊蒔絵で溜塗の炉縁に13万8000円の価格が付けられている。
「桑」と同種の炉縁は道具屋「御池」で33600円の価格が付されている。
松花堂は、近衛信尹や本阿弥光悦と並ぶ寛永の三筆の一人の松花堂昭乗のことである。現物や茶会記をみれば分かるが、書付に元東京国立博物館資料課長の堀江知彦の鑑識がある。
堀江知彦は『三筆三蹟』(淡交社)、『日本の名筆』(木耳社)、『日本の書』(創元社)、『書道の歴史(至文堂)』、『原色日本の美術22書』(小学館)、『良寛』(筑摩書房)等の著書のある高名な古筆鑑定家である。
又、堀江は、短歌を会津八一に師事し歌を詠み達筆であり、堀江の書は、茶人間でも人気が高い。
後籐家コレクションSHOPでは松花堂昭乗の掛け物に50万円の価格が付けられている。
膳所焼きは元和7年(1621)膳所城主の菅沼織部定芳が御用窯として始めたものと言われている。遠州七窯の一つに数えられる。遠州七窯とは、江戸時代中期の茶人、小堀政一(遠州)が全国津々浦々の窯場から自分好みの茶器を焼いていたことで賞賛した七つの産地の総称である。
共に陽炎園(岩崎新定)の作である。陽炎園は大正2年生まれで、膳所焼の窯を復興した父・健三に師事した。道具屋「青松園」は陽炎園の膳所焼きの茶入れの市場価格を15万円、展示会特価を5万8千円とする。
http://www.hayariki.net/4/39.htm

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