2012年10月8日月曜日

絶園のテンペスト七巻v林田力wiki書評

『絶園のテンペスト』はファンタジー漫画である。タイトルに『テンペスト』とあるようにシェイクスピアにインスパイアされている。
巻き込まれ型の主人公、高飛車なヒロイン、暴走気味の友人と一見すると典型的なパターンに沿っている。しかし、主人公は巻き込まれるだけの存在ではなかった。友人に言えない秘密を持っている。それが物語に新しさを与えている。
主人公達の個人的な関心と、世界的な危機の物語が併存し、バランスが取れている。一巻のラストではは主人公側の前提の誤りを示唆する内容になっており、続きが気になる終わり方である。
第七巻では主人公の秘密が公式に露見する。意外とあっけなく解決した。はじまりの樹と絶園の樹の仮説も説明される。あまりに進んだ科学は魔法に見えるとの定理に納得した。現代の科学で分かっていることを全てとするような偏狭な科学信奉者は科学からも離れている。林田力
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