2012年9月22日土曜日

木星通信が東急大井町線強制立ち退き問題を報道

ブログ木星通信は東急大井町線高架下強制立ち退き問題を報道した。東急電鉄が東急大井町線高架下住民に一方的な立ち退きを要求している問題である(林田力『二子玉川ライズ反対運動3』)。
木星通信は住民の一人にインタビューし、「追い出されたらホームレスになってしまう」との悲痛な叫びを伝えている。木星通信は脱原発運動や警察の不当逮捕などを市民の立場で伝えているメディアである。今回は都市学と貧困という観点から東急大井町線の問題を報道した。
都市学と貧困というアプローチは興味深い。現代の都市学は様々な関心対象を持つ学際的な学問であるが、その出発点は貧困問題であった。大都市ロンドンの貧困問題の調査が源流である。木星通信は奇しくも王道的なアプローチを採ったことになる。
格差社会の現代日本において住まいの貧困は大きな問題である。ゼロゼロ物件、追い出し屋、ネットカフェ難民、ホームレス排除などの問題である。これらの問題は深刻であり、格差社会の犠牲者の苦しみを浮き彫りにする。一方で格差社会の元凶である大資本の姿は見えない。
渋谷区桜丘町で暴力団員などの暴力的な地上げが行われ、暴力団員らが逮捕されたが、地上げ屋から雑居ビルを取得した東急不動産がクローズアップされることはなかった。東急不動産だまし売り裁判でも消費者への嫌がらせの実行部隊は地上げブローカーであった(林田力『東急不動産だまし売り裁判こうして勝った』)。住まいの貧困問題において大資本は隠れている。
その意味で東急大井町線高架下立ち退き問題は東急電鉄という大資本が直接登場する貴重な事例である。住まいの貧困問題を扱い、東急電鉄という大資本の横暴を直接追及する木星通信の報道に敬意を表する。林田力
http://hayariki.net/

0 件のコメント:

コメントを投稿